岡大ボート部まねblog

岡山大学漕艇部マネージャーのブログですヽ(^o^)丿
主に栄養学について定期的に更新しようと思います♪

試合当日の食事

2014-07-12 13:43:50 | 日記

いよいよ明日は新人レガッタ!
いま新人レガッタ組の乗る電車は吉永駅なうです。

さてさて。
今日の夜はみんなですき焼き‼︎
ですがレース当日である、明日朝、昼のごはんは各自用意になります。
コンビニやスーパーで買うことになると思いますが、試合に向けての食事を選ぶ参考にして欲しい、気をつけて欲しいことを何点かあげたいとおもいます。

*なるべく普段と同じものを
試合前だからといつもと全く違う食事をする必要はありません。自分の慣れたものを食べましょう。
かつ、高糖質、低脂質、高タンパクなものが良いです。

*消化の良いものを
試合前の緊張や興奮は消化、吸収に影響します。普段通りに消化できず下痢になったり、胃もたれ、気持ち悪くなることも。
油もの、生もの、ゴボウ・サツマイモなどの食物繊維などの消化の悪いものは避けましょう。

*糖質多めなものを
エネルギー源となる糖質(炭水化物)をしっかり摂りましょう。
また、同時に果物などからビタミンB群、ビタミンCもしっかり摂るようにすることで、糖質を効率良くエネルギーに変えてくれます。

*直前はだめ
糖質がエネルギーとして利用されるまでに2~3時間かかります。試合の3~4時間前には食事を済ませましょう。

*食べ過ぎ、全く食べないのはだめ
食べ過ぎては消化が追いつきません。お腹いっぱいで動けない状態ではいいパフォーマンスはできません。
全く食べないのも良くないです。緊張などでどうしても食べられないという人は、高エネルギーのゼリーだけでも食べましょう。レース前にエネルギーを切らしてしまわないように!

自分がいいパフォーマンスができるような食事をしましょう!


それでは電車の中から3回生野上がお送りしました~★










脂質も重要な栄養素

2014-07-05 09:47:03 | 日記
こんにちは
投稿が遅れてしまい申し訳ないです(>_<)
森です。

さて、今日は「脂質」についてのお話です。
夏場はいつもと比べてあんまり脂っこいものは食べたくなりますよね。
それに、栄養学などで、「脂質は摂りすぎるとよくない!」ということはたくさん聞いてきたと思います。
でも、脂質摂取の「下限」について考えたことはあるでしょうか?

スポーツ選手において、糖質が大事!ということはよく耳にすると思いますが、脂質について、
特に脂質摂取の下限については無視されがちです。

実は最低でも1日の総エネルギーの20%~30%は脂質から摂取することが目標とされています。
試合前に脂質を抑えた食事にすることは、パフォーマンス向上のために有効ですが、
日々の食事を低脂肪食にすることは問題です。

また、みなさん毎日きつい練習をがんばっていますよね!
そんなスポーツ選手は、1日のエネルギー消費量が、最大限食べて得られるエネルギー量を超えてしまうことがあります。
最大限食べて得られるエネルギー量というのは、食事をおいしく食べることができる最大量、
あるいは、食べた後に気分が悪くなったり、下痢をしたりすることなく食べられるエネルギー量のことです。

そこで、「脂質」というのは、1gで9kcalもあり、効率よくエネルギーを摂取できるものなのです!
いくらボート部で胃袋を鍛えてきたといっても、1日に食べることができる量には限界があるので、
軽くて高いエネルギー源である脂質をうまく利用しましょう!

といっても、脂質であれば何でもいいという訳ではありません!
オススメはサケやサバなどの魚に含まれる脂肪です。
この脂肪には、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸が含まれているのですが、
これらは体内で合成されないので、食品から摂取しないといけません。

現代の食生活において、動物性の脂肪は、特に意識しなくても摂取出来ていると思います。
なので、魚などを意識的に食べるようにしたらいいですね!

では今日はこのへんで…

インカレまであと46日!
がんばっていきましょー!!