海外旅行でのホテル選びでロケーション(立地や交通の便)と価格を最も重視する方が多いと思います。人それぞれとは思いますが、バックパッカーとは縁遠いシニア世代の筆者は、加えて3つのチェックポイントがあります。①無料Wi-Fi、②日本語and/or英語TV放送、そして③朝食です。
このブログは朝食の話です。昨今は世界中どこのホテルでも朝食バイキングが一般的ですが、朝食に関するクチコミ評価を筆者は必ずチェックします。
朝食バイキングの歴史は、20世紀初頭に遡ることができます。それまで欧米のホテルの朝食は、メニューの選択肢から指定されたものを客室へ提供するルームサービス形式が普通でした。しかし、1920年代、スウェーデンのホテルでビュッフェスタイルの朝食が提供され好評を博すと、その後他のホテルや諸外国に広まっていきました。
朝食バイキングには、老若男女が自分の好みや食欲に合わせて、さまざまな食品を選べる柔軟性と多様性があります。ホテル側も地域の特性を活かして食材を効率的に調達し調理し、準備することができるためコストを抑えることができます。また、団体客や家族連れ等一度に多くのお客をセルフサービス形式で受け入れることができるため、スタッフの労力や時間も節約することができます。コスパとタイパも良いわけですから、世界中で採用されています。
そして、この朝食の評価がホテル選びで重要なのです。
2023年2月~6月に筆者が海外旅行で滞在したホテルの朝食の中から4つを順不同で紹介します。内容・盛り付けは個々のホテルや筆者の食欲状態からも違いますから拡大解釈は避けてください。
① インド・ニューデリー近郊の「ダイアパークプレミア」:日本人ビジネスマンの利用が多く日本食が朝昼晩と食べられます。味噌汁と漬物とはしと醤油はありがたいです。
② ヨルダン・アンマンの「マリオットホテル」:シェフが目の前で「オムレツ」を作ってくれるのが一流ホテルの朝食です。この日は小食でしたが満足しました。
③ アルゼンチン・ブエノスアイレスの「クラリッジホテル」:この日は品数が少ないようですが、ちゃんとタンパク質やフルーツ類も一通りそろっているので心配無く。(※個人的感想だが、欧米のホテルに比べて、南米のホテルは生野菜が少ない。なお持参した即席みそ汁をコーヒーカップでいただきました。)
④ドイツ・ミュンヘン郊外の「グレフィスホテル」:パン・チーズ・野菜・タンパク質・フルーツとバランスよくそろった朝食です。ドイツのパンと言えばプレッツェルです。欧州のホテルはどこでもパンとチーズの種類がやたらに多い。
最後に、世界各国のホテルの朝食バイキングで提供されるジュースはオレンジとアップルとその土地の特産品が圧倒的ですが、何故かトマトジュースはありません。日本では一般的なのですが、カゴメさんの頑張りの成果なのでしょうか・・・。以上
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