おうえんの森スタッフブログ

故郷グルメガイドを企画運営する「おうえんの森」のスタッフブログです。
海外・国内旅行とグルメ等がテーマです。

驚きました!卵の黄身は白身?

2024年03月14日 | グルメ

・写真①朝食のオムレツ作り。

 

・写真②:黄身は白色。

 あなたは、卵の黄身の色は「黄色」と思い込んでいませんか。2024年2月にケニアのナイロビを旅行したのですが、宿泊したホテルの朝食でシェフが作るオムレツの卵の黄身は「白色」でした(写真①②参照)。

 初めての経験で驚いたのですが、調べてみると、黄身の色はえさの種類や配合割合によって変わるのだということです。栄養価や味には直接関係なく、要は、カロテノイドという自然界に存在する黄色や赤色の色素が影響し、とうもろこしやパプリカの配合が多いと濃いオレンジ色になり、飼料米の配合が多いとクリーム色になるのです。鶏の体内ではこのカロテノイドを合成することができないので、カロテノイドを含む飼料で色や色の濃淡を調整しているのだそうです。

 料理は見た目でも味わうといわれますが、美味しいと感じる卵の色は国や地域等によって異なるようです。例えばですが、生卵を食べる日本人は、卵かけご飯の卵の黄身が白米と同じ白色では美味しいと感じないのではないでしょうか。白色のだし巻き卵も美味しそうとイメージできますでしょうか。

 そもそも「黄身」という名前からして、日本では昔から黄身は黄色なのでしょう。

 ちなみに、卵の殻の色も栄養価に関係はなく、鶏の品種によって赤玉や白玉かが決まるそうです。

以上

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木更津キャッツアイの聖地でランチ

2023年08月29日 | グルメ

 2002年(平成14年)1月~3月にTBS系列金曜22時台に放送された「木更津キャッツアイ」を覚えていますか。千葉県木更津市の草野球チーム「キャッツ」を舞台に、宮藤官九郎の脚本で展開されたコメディタッチの青春ドラマです。人気の勢いで映画化もされています。主演は若き日の岡田准一 (当時「V6」) 、加えて櫻井翔 (当時「嵐」)や佐藤隆太、薬師丸ひろ子、中村獅童ら今では皆トップクラスの俳優陣が共演し、ドラマのほぼ全編が木更津で撮影されていましたから、21年後の現在、聖地となった木更津を訪問しても街のいたるところでそのシーンを思い出すことが出来ます。

 今、「木更津」と言えば連想するものは、東京湾アクアライン(1997年開通。ドラマにもたびたび登場)と潮干狩りの海岸でしょうか。最近は三井アウトレットパーク木更津(2012年オープン)や映画館を併設しているイオンモール木更津(2014年オープン)、コストコ木更津店(2020年開店。コストコの本社ビルが隣接)等、数千台規模の駐車場を持つ大型商業施設が人気です。あるいは1997年結成され、まだまだ元気なヤンクロックバンドの氣志團(木更津キャッツアイにも出演)でしょうか。

 アクアラインの開通以降東京・横浜・川崎とのアクセスが格段に良くなり、木更津は上記の大型商業施設の集客力も加わり発展し、人口も増加してきました。しかしながら、木更津キャッツアイが撮影された聖地、昔ながらのJR木更津駅周辺にある商店街や港湾沿いは、消費者・生活者の流れが変わり、逆に衰退しているのが残念です。

 筆者は所用で毎年数回、アクアラインを利用して木更津を訪問し、その変遷を目の当たりにしています。

①宝家(たからや)

 今年2023年も8月に訪れ、木更津駅から港に向けてまっすぐの冨士見通りを徒歩3分にある創業明治30年(1897年)という老舗「宝家」(写真①)でランチをしました。名物のあさり御前(税込2,200円。写真②)をいただきました。あさりご飯はお代わり自由で、木更津の自然を活かした新鮮な魚介類や山の幸(写真③)が今も昔と変わらず美味しいです。「山海の宝を旬で食す家」だから宝家というそうです。しかし、その昔は予約を取るのが難しかったのに、今はいつでも楽に入れます。(但し、定休日や営業時間の短縮もあり電話で確認した方が無難です)。

②あさり御前

③山海の「宝」

 これからも木更津訪問の際には、時間が許せば時折訪れようと思います。以上

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海外旅行のお楽しみ!朝食バイキング

2023年07月09日 | グルメ

 海外旅行でのホテル選びでロケーション(立地や交通の便)と価格を最も重視する方が多いと思います。人それぞれとは思いますが、バックパッカーとは縁遠いシニア世代の筆者は、加えて3つのチェックポイントがあります。①無料Wi-Fi、②日本語and/or英語TV放送、そして③朝食です。

 このブログは朝食の話です。昨今は世界中どこのホテルでも朝食バイキングが一般的ですが、朝食に関するクチコミ評価を筆者は必ずチェックします。

 朝食バイキングの歴史は、20世紀初頭に遡ることができます。それまで欧米のホテルの朝食は、メニューの選択肢から指定されたものを客室へ提供するルームサービス形式が普通でした。しかし、1920年代、スウェーデンのホテルでビュッフェスタイルの朝食が提供され好評を博すと、その後他のホテルや諸外国に広まっていきました。
 朝食バイキングには、老若男女が自分の好みや食欲に合わせて、さまざまな食品を選べる柔軟性と多様性があります。ホテル側も地域の特性を活かして食材を効率的に調達し調理し、準備することができるためコストを抑えることができます。また、団体客や家族連れ等一度に多くのお客をセルフサービス形式で受け入れることができるため、スタッフの労力や時間も節約することができます。コスパとタイパも良いわけですから、世界中で採用されています。

 そして、この朝食の評価がホテル選びで重要なのです。
 2023年2月~6月に筆者が海外旅行で滞在したホテルの朝食の中から4つを順不同で紹介します。内容・盛り付けは個々のホテルや筆者の食欲状態からも違いますから拡大解釈は避けてください。

① インド・ニューデリー近郊の「ダイアパークプレミア」:日本人ビジネスマンの利用が多く日本食が朝昼晩と食べられます。味噌汁と漬物とはしと醤油はありがたいです。

② ヨルダン・アンマンの「マリオットホテル」:シェフが目の前で「オムレツ」を作ってくれるのが一流ホテルの朝食です。この日は小食でしたが満足しました。

③ アルゼンチン・ブエノスアイレスの「クラリッジホテル」:この日は品数が少ないようですが、ちゃんとタンパク質やフルーツ類も一通りそろっているので心配無く。(※個人的感想だが、欧米のホテルに比べて、南米のホテルは生野菜が少ない。なお持参した即席みそ汁をコーヒーカップでいただきました。)

④ドイツ・ミュンヘン郊外の「グレフィスホテル」:パン・チーズ・野菜・タンパク質・フルーツとバランスよくそろった朝食です。ドイツのパンと言えばプレッツェルです。欧州のホテルはどこでもパンとチーズの種類がやたらに多い。

 最後に、世界各国のホテルの朝食バイキングで提供されるジュースはオレンジとアップルとその土地の特産品が圧倒的ですが、何故かトマトジュースはありません。日本では一般的なのですが、カゴメさんの頑張りの成果なのでしょうか・・・。以上

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ミートボールとハンバーガー

2023年06月30日 | グルメ

写真①:スウエーデンの家庭料理・ミートボール

写真②:世界中どこでも人気のハンバーガー料理

 スウエーデン料理の代表と言えば「ミートボール」ですが、ストックホルム旅行中に立ち寄った5つレストランやカフェではミートボールはメニューにはなく、どのお店にもハンバーガーがメインディッシュとしてありました。唯一味わえたミートボール料理は宿泊ホテルのレストランで、夏至祭(冬が厳しいストックホルムでは昼時間が一年で最も長い6月の夏至を祝ってクリスマスと並ぶ大イベントとして夏至祭を開催)を祝ってのスペシャルメニューとしてのミートボール料理でした(写真①参照。美味しかったです)。このホテルでは、朝食バイキングの一品としてミートボールがソーセージやベーコンと並ぶ肉料理としてサービスされています。
 ミートボールの歴史は古く、スウェーデンでは18世紀から貴族階級の料理として始まり、その後一般的な家庭に広まりました。スウェーデンの伝統的な家庭料理として、それぞれの家庭のお好みで挽肉(通常は豚肉と牛肉を組み合わせたもの)をベースにパンくず、タマネギ、牛乳、卵などが加えられ、調味料として塩、こしょう、ナツメグなどが使われ、これらの材料をよく混ぜ合わせ、手で丸めた後、焼くか煮るかして調理されます。ミートボールは通常、ジャガイモ、クランベリーソース、マッシュルーム、マリネされたキュウリなどのサイドディッシュと一緒に提供されるとのことです。
 2023年6月にミュンヘン・ベルリン・ヘルシンキ・ストックホルムを旅行しましたが、どこでも数多く目にしたのはマクドナルドとスターバックスでした。欧州の大都市では、日本と同様に米国の食文化が根付いているのでしょう。そのため、ストックホルムでも家庭で手作りすることが多いミートボールではなく、手軽な外食としてのハンバーガーが多くのレストランの人気メニューの地位を占めるに至ったのかと察します。もちろんお店によってハンバーガーも多彩でした(写真②は最もシンプルな形)。
翻って、歴史や食文化は違いますが、日本の肉団子もミートボールの部類に入るのではないでしょうか。どちらも美味しいです。以上

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きりたんぽ鍋をいただきました

2023年05月27日 | グルメ

 鍋料理が好きな我が家では、子供たちが独立して夫婦二人になりましたが、1年を通じて鍋を囲んで夕食を楽しんでいます。今は様々な鍋のスープがスーパー等で売っています。寄せ鍋、ちゃんこ鍋、キムチ鍋、トマト鍋・・・、すき焼きやしゃぶしゃぶ、おでん、うどんすき、カニ鍋も美味しい。
 「鍋」のルーツは、自然と共生し、山の幸や海の幸に恵まれて狩猟・採集・漁労を生業としていた縄文時代に、調理器具や保存・貯蔵用に用いた縄文式土器です。1万5千年以上前の古代から日本人は鍋とともに生活してきたのです。
 本日は「きりたんぽ鍋」を食べました(写真参照)。友人から秋田の産地直送できりたんぽ鍋セットをいただきました。
 きりたんぽは、すりつぶしたうるち米のご飯を杉の棒に包むように巻き付けて焼いたたんぽ餅を棒から外し、食べやすく切った食品です。秋田県の郷土料理として有名ですが、最近は全国的にどこのスーパーでも販売されているようです。
 我が家のきりたんぽ鍋は、比内地鶏を使った鶏がらスープに野菜(ネギ、マイタケ、セリ、ゴボウ)と比内地鶏のカット肉や肉ミンチ、糸こんにゃくを煮込みます。それぞれの食材を似たような代用品にすると本来の味覚が失われてしまいます。個人の好き嫌いもあるでしょうが、特に比内地鶏は煮込んでも固くなり過ぎないので是非ものです。野菜も他の青菜やキノコではだめですね。
 鍋というと寒い季節のイメージがありますが、食べたい時が美味しい時です。家族と、友人と、職場の同僚と鍋を囲んで楽しい時を過ごしましょう。

写真上部に白く見えるのが食べやすく切ったきりたんぽです。下にも沈んでいます。

以上

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