おうえんの森スタッフブログ

故郷グルメガイドを企画運営する「おうえんの森」のスタッフブログです。
海外・国内旅行とグルメ等がテーマです。

防災ジオラマ作りに感動しました

2024年08月13日 | 日記

 暑い日が続くお盆休みの中、2024年8月12日(月・振替休日)にNPO法人防災・災害ボランティアかわせみとkokohanaやさしい日本語でつながる八王子の会が共催で、東京都八王子市北野町に所在する「あったかホール」(八王子市北野環境学習センター)の中にあるクールセンター八王子(八王子地球温暖化防止活動推進センター)で、「やさしい日本語で防災教室・八王子のジオラマをつくろう」が開催されました。一般社団法人おうえんの森がこのイベントに協賛し、小中学生や保護者に交じって筆者も参加しました。

 イベントでは皆が4グループに分かれ、4分割された地理的エリアを担当します。標高10mごとに1枚1枚個別に印刷された大きな段ボールのジクソーパズル的なパーツを、協力して組み立てるような感じです。最後に4つのエリアを合体させて、八王子市やその周辺の多摩地域のジオラマを完成させました(下記写真参照)。

 2次元(縦×横)の平面では感じられない地図が、標高を加えた3次元(縦×横×高さ)のジオラマではとても視覚的で感動的です。立体的なジオラマは、河川の流れや道路の状況、山や丘、公園、災害時の避難場所としての学校や公民館等の所在地の全体像が、高低差が明確で目に見えてとても分かりやすいです。八王子市に住む筆者の自宅周辺の状況も一目瞭然です。

 博物館等の公共施設等で、縮尺何分の1と表記されたジオラマを見かけることがあります。そうした作られた模型のような、見るだけのジオラマではなく、子供たちが自分の手で作り上げるジオラマは素晴らしい体験です。地元愛が育まれる気がします。多くの小中学校で、防災ジオラマの作成を普段の学習の中に採用することを期待します。

以上

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YOSAKOI よさこい 夏祭り!

2024年07月15日 | 日記

 2024年(平成6年)7月14日(日)に筆者の地元、東京都多摩ニュータウンの多摩センターで開催された恒例の夏祭り「たまよさこい」を観覧してきました(写真①↑:ポスター参照)。

 本家本元の南国土佐の高知「よさこい祭り」は1954年(昭和29年)8月に第1回が開催され70年の歴史があります。そして1992年(平成4年)札幌で誕生した、毎年6月に開催される地元の民謡ソーラン節とよさこいを合体させた「YOSAKOIソーラン祭り」は、全国から踊り子約3万人、観客約20万人が集い今や本家本元を凌ぐほど大規模になっています。

 筆者は2006年(平成18年)6月に札幌を訪問した際に、初めてYOSAKOIを体感し、踊り子や市民、観客らの迫力・熱量・楽しさに感動した思い出があります。期間中は、踊り子たちが勇ましく会場周辺を闊歩していました。今や様々なよさこい祭りが、東京でも全国津々浦々でも夏の風物詩として開催されるようになっています。

・写真②↓:「調布よさこい組 舞夢」の踊り。

 「たまよさこい」は超ローカルな祭りですが今年は17チームが参加して、趣味で楽しんでいる老若男女の踊り子たちが鳴子(なるこ)を手に、創意工夫した衣装と化粧と踊りを披露し合いました。日本最高峰と言える札幌YOSAKOIとは全く比較になりませんが、あの札幌の感動が思い出されて、しばし観覧していました。

・写真③↓:出番を待つ踊り子たち。

・写真④↓:参加チームの個性的で大きなフラフ(旗)が集い迫力ある舞い踊りを披露し拍手喝采。

・写真⑤:会場には露店も立ち並びました。

 昭和の高度成長期に開発された「ニュータウン」に移り住んだ住民にとって、豪華絢爛な神輿や山車等に彩られ、何百年もの歴史と伝統を誇る祭りとは全く違う、地元の企業や商店街、住民たち等が手弁当で企画運営する「よさこい祭り」の魅力に愛着を感じるのは筆者だけではないと思う。町内会で楽しむ盆踊りと共に夏の風物詩として、来年も楽しみだ!!

以上

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あじさいの花咲く沿道

2024年06月11日 | 日記

写真①。 

梅雨の季節なると各地の「あじさい(紫陽花)」情報がテレビ等で話題となります。

筆者の最寄り駅である京王相模原線の京王堀之内駅のそばから八王子市長池公園を結んで多摩ニュータウン開発の際に人工で作られた小川があり、その小川に沿って全長約1.4kmのせせらぎ緑道(緑道は写真①↑の小川の左側で写っていません)があります。筆者が住む多摩ニュータウンの団地はそのせせらぎ緑道に面していて、小川と緑道の両側には四季折々を彩るたくさんの樹木・草花が植えられています。梅雨の季節はところどころでアジサイが咲いています(写真①↑参照)。

アジサイの原種は日本に自生する「ガクアジサイ」です(写真②↓参照)。

写真②

私たちが普段見かける青や白、紫等のアジサイ(ホンアジサイ)や海外のアジサイも、実はガクアジサイから改良された園芸品種だそうです(写真③④↓参照)。そう知ると、普段見かけるアジサイに「桜」のような愛着を感じませんか。ちなみに、サクラはバラ科サクラ亜科サクラ属の落葉広葉樹でヒマラヤ原産と考えられていますが、最も人気のあるソメイヨシノは日本から世界各国に寄贈され広まったものです。

写真③。

写真④。


せせらぎ緑道の樹木・草花を手入れしているのが「椿の会」という八王子市の公園アドプト制度に参加しているボランティア活動団体です(写真⑤↓参照)。きれいに植栽・清掃されている沿道に、四季折々にチューリップやすみれ、ツツジ、花しょうぶ、コスモス、もみじ、寒椿、ヤナギ等々いろいろな樹木・草花が毎年毎年咲いているのを見ると頭が下がる思いです。

写真⑤。

緑豊かに自然に恵まれた多摩ニュータウンですが、その自然の多くは住宅地と共に人工的に計画され整備され、日常的にボランティアの人々によって守られ維持されていることを忘れてはいけないでしょう。いつもいつもありがとうございます。以上

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手塚治虫とマンガ文化

2024年05月16日 | 日記


 2024年5月11日に、筆者は東京都八王子市(人口約56万人)と大学コンソーシアム八王子加盟の25の大学・短期大学・高等専門学校等が一般市民を対象に展開している「八王子学園都市大学」(愛称:いちょう塾)の一講座(無料の公開講座)、「手塚治虫と戦後のマンガ文化」を聴講してきました(↑上記写真参照)。会場は、いちょう塾の事務局があるJR八王子駅前に建つオクトーレ(↓下記写真参照)です。


 講師は「ポピュラー・カルチャー研究」を専門としている創価大学文学部の森下達(ひろし)准教授です。それまでの研究成果として2021年に青土社から出版された『ストーリー・マンガとはなにか 手塚治虫と戦後マンガの「物語」』の内容をベースに、手塚治虫の2つの作品「吸血魔團」(1948年)と「38度線上の怪物」(1953年)の単行本等を実際に披露しながらの90分の講演でした。

 森下准教授は、手塚治虫が1950年代に「古典的ハリウッド映画的」な様式を展開し、マンガにおいて登場人物の内面的・心理的な面をコマ割りされた手書きの絵で表現し始めた。それが、その後のマンガの面白さである「物語」としての魅力を生み出し、印象付け、マンガの神様と称されるようになっていったと結論づけています。

 筆者を含めて多くの中高年世代に、手塚治虫は1960年代~70年代にテレビで放送された「鉄腕アトム」や「ブラックジャック」等の人気テレビアニメの巨匠として記憶されています。この講演を聴講して、改めて漫画家・手塚治虫が先駆となった映像的・映画的なマンガ手法が、その後のアニメ作品につながっていく原点なのだと感じました。

※備考:講座の教室内での写真撮影は禁止されていました。

以上

 

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ひの新選組まつり 地元色あふれるパレード観覧

2024年05月13日 | 日記

写真①。

 2024年5月12日(母の日)に、東京都日野市(人口18万7千人)で官民挙げて行われた第27回「ひの新選組まつり」に行ってきました(写真①↑参照)。日野市と新選組の関係は、新選組副長であった土方歳三が日野市の出身で、彼の命日(5月11日)に合わせて、没後130周年と日野市市制35周年を記念して1998年(平成10年)以来開催されています。

 新選組は、幕末の京都で幕府の治安維持や反幕府勢力の取り締まりを行う警察的な組織でした。最終的には明治維新の流れには勝てず、新政府軍との戊辰戦争で敗北し消滅しました。土方歳三も最後の戦場となった箱館五稜郭で1869年(明治2年)に戦死しています。享年34才でした。新選組も白虎隊も西郷隆盛も、明治維新の悲劇のヒーローは人気がありますね。

 まつりのメインイベントは、甲州街道を約500mに渡り通行止めにして行われる「新選組隊士パレード」です(写真①↑~④↓参照)。地元だけではなく、毎年全国から多くの新選組ファンが応募し、抽選により選ばれた人々が隊士に扮してパレードに参加します。地元の小中学校生も隊列に加わります(写真③↓参照)。隊士の列が往復する沿道は地元周辺から集まった観客で埋め尽くされます。(ご参考までにインバウンドの外国人客は、ほぼ皆無でした。)

写真②。

写真③。

 2日間にわたり開催される祭りの1日目には、日野市高幡にある高幡不動で隊士コンテストが行われ、優勝した人が土方歳三となり、2日目のパレードでは馬に乗り主役を演じます(写真④↓参照)。

写真④。

 伝統的なお祭りというと、きらびやかなお神輿や迫力ある山車のパレードが一般的ですが、こんな地元色あふれるパレードも親近感が増しますね。ちなみに市長も市議会議長もパレードの一員として隊列に参加していました。お疲れさまでした。

以上

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