おうえんの森スタッフブログ

故郷グルメガイドを企画運営する「おうえんの森」のスタッフブログです。
海外・国内旅行とグルメ等がテーマです。

ストックホルムで白夜を体験

2023年06月28日 | 旅行

 白夜を体験したくて6月22日から24日の3日間、スウエーデンのストックホルムに滞在しました。一年で一番昼時間が長い夏至は、今年2023年は6月21日でした。ストックホルムではその日の日の出は3:30で、日の入りは22:11でしたので昼時間の長さは18時間40分余りという計算になります。(参考までに東京の同日の日の出は4:25、日の入り19:00でした。) 

 しかし、実際に体験してみると昼感覚はそれ以上です。写真①は真夜中の深夜0時頃に、滞在したストックホルム中央駅近くのホテル10階から外を撮影したものです。まだ空は少し明るく星は見えません。写真②は午前4時に同ホテルから南東方向にある人気の観光スポットである市の中心部ガムラスタン(右側)を撮影したものです。もう曇り空でしたが十分明るいです。日本でもそうですが、日は沈んでもすぐに真っ暗にはなりません。ホテルの従業員や観光バスツアーの係員等に尋ねると、暗くなるのは真夜中頃で朝は3時過ぎには明るくなり始めるということです。ということは実際の感覚は昼時間が21時間で夜が3時間、しかも真っ暗にならないこれが白夜なのです。(ちなみに、ストックホルムの冬は雪と氷におおわれ、夜が最も長い12月22日の日の出は8時43分 、日の入りは14時48分で昼夜の時間数が反対になります。)

 スウェーデンでは、夏至を夏至祭(ミッドサマー)と称して華やかに祝うとのことで、百貨店やモール等では人手も多く、4割引も珍しくないバーゲンセールを行っていました。観光スポットの一つ市庁舎(写真②の右側の塔のあるビル)では結婚式が間断なく数多く行われていて驚きました。皆が短い夏を楽しんでいるのです。

 

写真①まだ明るい真夜中      写真②曇り空だが午前4時でもう明るい

 東京とは比較にならない厳しい気候条件のストックホルムですが、照明や冷暖房設備が充実している現在では、昼がどんなに長くても、夜がどんなに長くても都市で働く人々の仕事は個々の企業に多少の差異はあれ、ほぼ時間通りに始まり時間通りに終わります。お店もほぼ時間通りに始まり時間通りに閉店します。サマータイムの採用はその知恵の一つかもしれないが、北欧の人々は気候を克服して生活しているのだと感じました。以上


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サンパウロの日本人街とブラ... | トップ | バイキング博物館を訪問して »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事