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大阪芸大ジャーナリズム研究会

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梅田―大学直通バス ルート変更で大きな遅延解消

2022-06-10 12:21:02 | ニュース

6月1日から「阪神高速14号松原線」の橋梁架替えによる約3年間の通行止が始まりました。大阪芸大の「梅田-大学直通バス」は当初遅延があったものの、ルートを変更した結果、6月9日現在大きな遅延はほぼなくなっていると大学側は話しています。<宮原裕>


(写真:梅田-大学直通バス 大学HPより)

 阪神高速14号松原線の喜連瓜破ICから三宅JCTの間が6月1日から橋梁の架替えのため通行止めになっています。大阪芸大とMKバスでは梅田から大学まで直通バスを運行していて、当初、大幅な遅延が心配されていました。
学内連絡システムのUNIPAでは、「6月3日時点で渋滞の発生で大きな影響が出ている」と庶務課が情報を流しました。

 

 庶務課では高速道路の路線図に1日の平均渋滞時間を色別に表示した図面を用意するなど、遅延の出ないルートの検討を進めてきました。
 6号大和川線経由、近畿道経由、一般道経由などの案を探りましたが、近畿道は1日当たりの渋滞時間が多く、一般道は状況の変化が激しく時間が読めないことから、結局、大和川線経由が最良ということで落ち着いたということです。
 6月9日現在、工事箇所を迂回し、4号湾岸線から6号大和川線などを通るルートをとっています。

 

 庶務課は、「通行止め初日の6月1日は最初の便では、遅延で授業に間に合わない便がありました。それ以外では授業に間に合う時間で大学にバスが到着できています」と話しています。
 MKバスは「初日は20分ほど遅れました。(取材日の)9日は8時発の便で15分ほど遅れましたが、9時50分発の便に遅れはありませんでした」と取材に答えました。
 6月9日現在では、授業に遅れるような大きな遅延は出ていない、ということです。

 

 しかし、車の流れは流動的。「こっちが空いている」という情報があれば、トラックなどの貨物自動車が流れ込んでくる可能性があります。
 MKバスの担当者は、「日々状況は違いますので、絶対に遅れないということはないのでそこだけは注意してください」と話しています。

 

《阪神高速14号松原線 喜連瓜破―三宅JCT 終日通行止め》
●期間=2022年6月1日~2025年3月末(予定)。
●場所=喜連瓜破IC~三宅JCT。
●WEBサイト=https://www.hanshin-exp.co.jp/renewal/kireuriwari/
●問い合わせ=電話0120-84-1620。

 


近鉄長野線 富田林・喜志駅間で上りが高架に【動画ニュースあり】

2022-06-10 01:04:02 | ニュース

2022年6月4日の始発から近鉄長野線富田林駅と喜志駅の間の上り線が高架化されました。始発列車は速度を落として慎重に高架区間を走行し、車内ではスマートフォンで撮影する人や拍手をする人もいました。<宮原裕>


(写真:高架を下ってくる始発列車)

 当日朝は、始発前に試運転列車も運行され線路の確認が行われ、下り線の始発列車には作業員が10人ほど乗り込んで富田林駅に到着しました。

 午前5時42分、定刻で始発列車が富田林駅を発車。先頭には始発列車の走行を映像に収めようと多くの人がスマートフォンを構えていました。
列車が出発すると、「本日この電車は富田林、喜志間で線路切り替えのため列車の速度を落として運転します。喜志から先への各駅の到着も遅れる見込みです」とアナウンスが流れました。
高架への乗り入れ部分に近づくと時速30キロほどに速度を落とし、乗車している作業員がじっと線路を見つめていました。普段の倍ほどの時間をかけて高架を走行し終えると、車内では拍手する人も。約2分遅れて喜志駅に到着しました。

 喜志駅で降りた女性は、「家が高架の横にあるので乗りに来ました。まだ(上り線のみの)半分ですが、高架になって感激しました」と話していました。

 地元のタクシー運転手からは、「踏切がなくなればそれは助かる」と歓迎の声が聞かれました。高架化事業区間は0.9kmで、下り線の高架化も完了すれば市道と府道美原太子線「粟ヶ池バイパス」の踏切がなくなり、踏切渋滞の緩和や踏切事故防止の目的が達成できます。

近鉄関係者は下り線の高架への切り替え工事を進めていて、この先1年くらいで上下線の高架化完了を目指していると話しています。

【動画ニュース】近鉄長野線 富田林〜喜志駅間の一部

https://youtu.be/g0rdMjdY1qA