大阪芸大ジャーナリズム研究会

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ダ・ヴィンチ受賞作品展12月11日まで 高校生アートコンペ2021

2021-11-30 17:36:44 | ニュース

 大阪芸術大グループが主催する第15回「"世紀のダ・ヴィンチを探せ!" 高校生アートコンペティション」の大賞には、新潟県立上越総合技術高等学校の植木日菜さんの「思い出の一ページ」(建築部門)が選ばれました。大賞はじめ受賞作は、11月29日(月)から12月11日(土)まで、同大芸術情報センター1階に展示されています。

(写真:「"世紀のダ・ヴィンチを探せ!" 高校生アートコンペティション」の受賞作品展が展示されている、大阪芸大の芸術情報センター1階展示ホール 2021年11月30日午前)

 全国の高校518校から1753点の作品応募があった、「“世紀のダ・ヴィンチを探せ!”高校生アートコンペティション2021」。11月28日(日)に大阪芸術大学芸術劇場で授賞式が行われました。
 今回のダ・ヴィンチ大賞には、新潟県立上越総合技術高等学校の植木日菜さんの「思い出の一ページ」(建築部門)が選ばれました。高田城址公園にライブラリーやいこいの広場などの複合施設を儲けるというプランです。
 金賞は、奈良県立高円高等学校の神林廉太郎さんの「ブラームス ピアノソナタ第3番第1楽章」(音楽)、銀賞には大阪府立港南造形高等学校の中村仁南さんの「注視」(美術)、銅賞には賢明学院高等学校の山﨑世知留さんの「Ghanaia」(音楽)がそれぞれ選ばれました。

 芸術情報センター1階展示ホールには、植木さんの設計模型を始め、絵画や写真などの作品が一堂に展示され、映像・音声作品はモニターで公開され、大学生や高校生、市民らが訪れています。

≪“世紀のダ・ヴィンチを探せ!”高校生アートコンペティション2021 受賞作品展≫
●日時=11月29日(月)〜12月11日(土)10:00〜16:00。ただし、12月5日(日)は休館。
●会場=大阪芸術大学 芸術情報センター1階「展示ホール」(大阪府南河内郡河南町東山469)。
地図
●アクセス=近鉄長野線「喜志」駅下車、スクールバスで15分。金剛バス「近つ飛鳥博物館」行きに乗車15分、「東山(芸大前)」で下車、徒歩5分。
●入場料=無料。
●主催=学校法人塚本学院 大阪芸術大学グループ(大阪芸術大学、大阪芸術大学短期大学部、大阪美術専門学校ほか)。
●お問い合わせ=大阪アートエージェンシー:電話072-648-3852。
●ホームページ= htmlhttps://oua.osaka-geidai.ac.jp/geidai/davinci/leonardo2021/index.html


          


『声優学概論』 11月28日(日)兵庫県芸文化センターで

2021-11-26 13:20:24 | ニュース

 大阪芸術大が主催する「大阪芸術大学『声優学概論』声優進化論2~未来へ繋ぐもの~」が、兵庫県立芸術文化センターで11月28日(日)に開催されます。大阪芸術大の放送学科声優コースと同大短期大学部メディア・芸術学科の学生が学びの成果を発表するステージで、杉山佳寿子さん、真地勇志さんらのシンポジウムも行われます。

 学生たちの日々の学び・練習の成果を、自身の「声」にのせて発表するこのイベント。放送学科に声優コースが新設された2011年から行われています。

 第1部では、大阪芸術大の放送学科声優コースと同大短期大学部メディア・芸術学科の学生が学びの成果を発表します。群読『外郎(ういろう)売り』、朗読劇『えんとつ町のプペル』、『古事記』、『透明人間(日刊デイリー・ノール篇)』のステージに加えて、アテレコ実習が披露されます。
 第2部では、花形声優たちのシンポジウムと題して、声優学を指導する第一線で活躍する教授らを迎え、これからの「声たち」の可能性を論じます。

 入場無料。大阪芸大生だけでなく大阪芸大に興味がある高校生も観覧できます。

《大阪芸術大学 声優学概論 声優進化論~未来へ繋ぐもの~》
●日時=2021年11月28日(日)16:00開場、16:30開演。
●会場=兵庫県立芸術文化センター[阪急中ホール](西宮市高松町2−22、電話0798-68-0223)。
●アクセス=阪急電鉄「西宮北口」から南へ徒歩2分。
●入場料=無料、要整理券(当日座席指定)※席の指定はできません。
●出演者=
【第1部】杉山佳寿子(大阪芸術大学放送学科教授)、真地勇志(大阪芸術大学放送学科教授)、松野太紀(大阪芸術大学放送学科客員教授)、伊倉一恵(大阪芸術大学放送学科客員教授)、渡辺菜生子(大阪芸術大学短期大学部メディア・芸術学科教授、大阪芸術大学放送学科講師)、大場真人(ゲスト)、大阪芸術大学放送学科及び大阪芸術大学短期大学部メディア・芸術学科生。
【第2部】清水健祐(大阪芸術大学放送学科声優コース卒業生)、三野雄大(同)、篠塚理子(同)、杉山佳寿子、真地勇志、松野太紀、伊倉一恵、渡辺菜生子、大場真人。
●内容・演目=
【第1部】群読『外郎売り』、朗読劇 えんとつ町のプペル、古事記、透明人間(日刊デイリー・ノール篇)=H・G・ウェルズ作「透明人間」より、アフレコ実習。
【第2部】声優シンポジウム:杉山佳寿子、真地勇志、杉野太紀、伊倉一恵、渡辺菜生子、ゲスト:大場真人。
●主催=学校法人塚本学院 大阪芸術大学グループ
●お問い合わせ=大阪アートエージェンシー:電話072-648-3852。
●ホームページ= https://www.osaka-geidai.ac.jp/whatsnew/seiyugaku2021 。

※必ずマスクの着用での来場を。
※出演者へのご面会・贈り物は控えてください。
※入場口での検温を実施します。発熱がある場合は入場できません。
※発熱、席などの症状がある方、体調のすぐれない方はご来場を控えてください。
※都合により出演者、演目等が変更になる場合があります。


そびえる「古城」 キャラクター造形学科の新校舎竣工 

2021-11-20 17:04:33 | ニュース

 大阪芸大キャラクター造形学科の新校舎(33号館)の竣工式が11月18日午後行われました。キャンパスに姿を現したのはドイツの古城を模した学び舎。里中満智子学科長は、「群を抜いて個性的な校舎。この中で一人ひとりの学生が自分の個性を磨いてほしい」とあいさつしました。内見会も行われ、多くの学生や教職員が興味深そうに見学していました。

(写真:姿を現したキャラクター造形学科の新校舎。 2021年11月18日12時30分すぎ、河南町東山で)

 11月18日午後0時半、暖かい秋空のもと、キャンパス南側に姿を現したキャラクター造形学科の新校舎。西洋の古城のような独特の姿を、集まった学生や教職員が見上げる中、エントランス前で竣工式が行われました。

 塚本邦彦学長、里中満智子キャラクター造形学科長、塚本英邦副学長、亀谷眞一専務理事、工藤皇理事、森田昌吾・河南町長が、華やかなファンファーレの生演奏が鳴り響く中で、テープカットが行われました。

(写真:エントランス前でテープカットが行われた。)

 テープカットに先立って、エントランス前であいさつに立った塚本邦彦学長は、「学校の建物にはふさわしくないのじゃないかと、そういう声もあると思いますけど、キャラクター造形学科の建物ですから、漫画とかアニメーションとか、フィギュアとかね、そういうものを研究する建物です。ファンタジックなのもいいのではないか」と語りかけました。
 アメリカの初代のディズニーランドの「眠れる森の美女」のお城が、ドイツのライン川のほとりのノイシュヴァンシュタイン城を参考にしていると解説。「大阪芸大も、このドイツのノイシュヴァンシュタイン城を参考にしたんです」と話し、「設計者は、楽しい、けど施工が大変と言っていましたが、その中に入る学生や先生はもっともっと楽しいに違いない。学生諸君に大いに期待しています。漫画とかアニメは日本の文化ですから、有名な人がいっぱい出ることを、心から期待しています」と述べて、会場は大きな拍手に包まれました。

(写真:「群を抜いて個性的な校舎で自分の個性を磨いてほしい」と、里中満智子キャラクター造形学科長。)

 続いてあいさつにたったキャラクター造形学科の里中満智子学科長は、「今日はよく晴れて(新校舎が)青空に映えています」と切り出し、「キャラクター造形学科専用の新しい校舎を立てようという話が出た時に、『ディズニーのお城を建てましょう』と理事長(学長)がおっしゃって、私、正直言ってなんのことだかよくわからなかったんです」と明かした。 「だけど、こうしてでき上がってみると、あ、やっぱり、だから、大阪芸術大学の個性豊かなこれまでのいろいろな歴史、それに連なる新しい建物だなという感想を持ちました」と述べ、「群を抜いて個性的な校舎ができました。この中で一人ひとりの学生が自分の個性を磨いて、自分らしく巣立っていってくれることを願っていますし、そのお手伝いをわれわれ教員はしなければいけないと気持ちを引き締めております」と決意を述べました。「漫画、アニメーション、ゲーム、フィギュアアーツ。4つの部門それらをすべて学ぶ子たちが、豊かな感性で伸び伸びと育つように、この素晴らしい風景の中で育っていくように祈っております。皆さんも応援をよろしくお願いします」とあいさつしました。

(写真:入ってすぐの吹き抜けのホール。周囲を教室が取り囲む。)

 このあと、内見会に移り、学生や教職員は校舎内を自由に見学しました。
 はいってすぐ、4階まで吹き抜けのホールがあり、天井からは吊り照明がオレンジ色に輝いています。
 ホールを取り囲む回廊に沿って教室や実習室が並んでいて、西洋の古城のような造りになっています。真新しい教室には、運び込まれたばかりのデスクやロッカーが並び、新しい建材の匂いがしていました。
 3階のテラスからは、南河内が一望でき、学生たちがスマートフォンで写真を撮っていました。

(写真:3階テラスからは、南河内一帯が見渡せる。)

 学生たちは「ほんとうのお城みたい」と興奮気味。
 職員の一人は、「話に聞いていた以上に『お城』ですね」と驚いた様子でした。
 さっそくツイッターには、「『キャラ城』にいってみた」という投稿も見られ、学外にも異形の校舎の話題が“拡散”しそうです。

 「漫画」「アニメーション」「ゲーム」「フィギュアアーツ」の4コースがあるキャラクター造形学科は、2017年度に設置され、これまで専用の校舎がありませんでした。
 約500人の学科生の拠点として、来年度から本格的に利用されます。

(写真下:東山のキャンパス南側、9号館と10号館の間の通路を抜けると「古城」が出現する。いずれも、2021年11月18日12時30分すぎ写す)


「Audio Rocket Fes」 11月19日〜21日に開催

2021-11-17 17:57:08 | ニュース

 大阪芸術大音楽学科の「秋の電子音響音楽祭」が、今年度からクラシックや雅楽にもジャンルを広げて秋の芸術祭「Audio Rocket Fes」として、11月19日(金)20日(土)、21日(日)の3日間行われます。いずれもオンラインのライブ配信。また、16日(火)から22日(月)には、新調された舞楽の装束も芸術情報センターの1階「展示ホール」で実物展示されます。

(画像:「Audio Rocket Fes」のリーフレット<おもて>)

 1日目は、クラシック・電子音楽の作品をアートホールから配信。2日目は、展示ホールから雅楽の演奏や演舞を配信する。3日目は、電子音楽の作品を実験ドームから配信する。
 また、今回は新調された舞楽の左方重装束(さほうかさねしょうぞく)が、芸術情報センターの1階「展示ホール」で実物展示されます。11月16日(火)から22日(月)の期間、10時から18時まで。21日(日)は休館。入場は無料。

 実行委員長の高本美玖さんは、「今年度はオンライン開催ですが、学生一丸となって一生懸命準備してきました。時間がよろしければぜひ視聴してください」とコメントしています。

▼大阪芸大サイト「Audio Rocket Fes ~音楽学科による秋の芸術祭~」= https://www.osaka-geidai.ac.jp/whatsnew/exhibition_arf2021

《大阪芸術大学Audio Rocket Fes2021~音楽学科による秋の芸術祭~》
●日時・内容=
▽クラシック・電子音楽(アートホールから配信)
 2021年11月19日(金)14:00~17:00
 授業内作品(クラシック/電子音楽)
 泉川先生、河合先生、志村先生、田中久美子先生(50音順)。
 学生有志作品(楽器演奏、既存クラシック作品演奏、自主制作作品披露など)。
▽特別編~雅楽~(展示ホールから配信)
 11月20日(土)11:30~12:30
 新しい衣装のお披露目、雅楽履修者の演奏・演舞。
 左舞「甘州」天王寺方楽家 岡昌但伝授譜による江戸時代の復原舞楽。
▽電子音楽(実験ドームから配信)
 11月21日(日)13:00~17:45
 石上先生、学生有志作品(電子音楽系)、海外公募作品、
 電子楽器・電子機器を用いたオリジナル作品やパフォーマンス、
 ミュージックコンクレートほか。
●形式=無観客生配信ライブ。
 クラシック・電子音楽 https://youtu.be/NL3avyGD0qg
 特別編~雅楽~ https://youtu.be/4nNhOAzfvso
 電子音楽 https://youtu.be/TmpyF9VXxZA
●主催=大阪芸術大学芸術学部音楽学科。
●協力=大阪芸術大学通信教育部音楽学科。

(画像下:「Audio Rocket Fes」のリーフレット<うら>)

(画像下:「雅楽の世界」のリーフレット<おもて>)

(画像下:「雅楽の世界」のリーフレット<うら>)


          


公共広告のアイデア募集 第18回ACジャパン広告学生賞

2021-11-16 13:40:45 | ニュース

 公益社団法人ACジャパンが開催している「第18回ACジャパン広告学生賞」では、10月15日からエントリーを開始しています。テレビCM部門、新聞広告部門の2つの部門の作品を、1月まで募集しています。<小畠>

(画像:「第18回ACジャパン広告学生賞」のフライヤーおもて面)

 ACジャパン広告学生賞とは、若い世代が公共広告への理解を深めて、「公」への意識をはぐくむことを目的に2005年に設立されました。
 テレビCM部門、新聞広告部門の2部門から応募することができます。
 各部門のグランプリ・準グランプリ作品は2022年7月1日から1年間、BS民放8局で放送、全国紙5紙に掲載される予定です。
 社会に向けた新しいメッセージを発信する機会です。学生ならではの視点で、アイデアあふれた新しい公共広告を募集しています。

《第18回ACジャパン広告学生賞》
●エントリー受付期間=
▽テレビCM部門:2021年10月15日(金)~2022年1月14日(金)。
▽新聞広告部門:2021年10月15日(金)~2022年1月7日(金)。
●オンライン応募締め切り=
▽テレビCM部門:2022年1月26日(水)17:00まで。
▽新聞広告部門:2022年1月13日(木 17:00まで。
●応募資格=ACジャパン会員校(大学・大学院・専門学校等)の学生が企画・制作した未発表のオリジナル作品。
●応募テーマ=公共問題(例:思いやり、助け合い、公共マナー、人と人とのコミュニケーション、命の重み、環境問題など)。
●応募作品内容=
▽テレビCM部門:30秒のテレビCM(実写、CG、アニメーションなど手法は問いません。
▽新聞広告部門:15段の新聞広告(モノクロ) ※カラーは不可。
●賞=
▽テレビCM部門:グランプリ、準グランプリBS民放賞、審査員特別賞、優秀賞、奨励賞。
▽新聞広告部門:グランプリ、準グランプリ、審査員特別賞、優秀賞、奨励賞。
●主催=公益社団 法人ACジャパン。
●後援=BS日本、BS朝日、BS- TBS、BSテレビ東京、BSフジ、WOWWOW、BS11、BS12トゥエルビ、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞社、日本経済新聞社、産経新聞社。
●お問い合わせ先=ACジャパン 東京事務局 電話:03-3571-5195 。
●公式サイト= https://ad-c.or.jp/campaign/cm/recruit_oubo.html 。 

 

(画像下:「第18回ACジャパン広告学生賞」のフライヤー裏面)