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大阪芸大ジャーナリズム研究会

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今日からキャラ造グループ展始まる 9月中旬まで7会場で

2025-08-01 09:36:15 | 告知記事

毎年恒例のキャラクター造形学科「グループ展」。3年生と4年生の7つのグループの展覧会が、今日から9月中旬にかけて大阪府内のギャラリーでそれぞれ開催されます。<木下由翔>


(画像:キャラクター造形学科「グループ展」の合同サイトから)

キャラクター造形学科「グループ展」の合同のサイトのURLは、http://groupten.web.fc2.com/index.html。休館日などは各自で確認してください。

《大阪芸術大学キャラクター造形学科グループ展2025》

▽「恋するメイド殺人事件からの脱出」
●日時=2025年8月1日(金)〜8月9日(土)10:00~18:00まで。
●場所=31031(大阪府藤井寺市藤井寺3丁目10-3、 電話番号080-6060-5988)

 

▽「PARALLEL FESTVAL」

●日時=2025年8月5日(火)~8月10日(日)12:00~18:00まで。※初日は12:30から。最終日は17:00まで。
●場所=Mole Gallery(大阪府大阪市中央区伏見町 3 丁目 3-3 芝川ビル B1、 電話番号06-6232-3616)

▽「ゆるきゃわいい展」

●日時=2025年8月6日(水)〜8月11日(月)13:00~19:00まで。※最終日は18:00まで。
●場所=イロリムラ(プチホール)(大阪府大阪市北区中崎1丁目4-15、 電話番号06-6376-0593

▽「「海の詩」展」

●日時=2025年8月8日(金)〜8月14日(木)11:00~18:00まで。※最終日は16:00まで。
●場所= Satellite Gallery Sumiyoshibashi (サテライトギャラリー住吉橋)(大阪府堺市堺区宿院町西4丁目1− 15、 電話番号072-221-3535)

▽「「素直になれよ」展」

●日時=2025年8月18日(月)〜8月23日(土)10:00~22:00まで。※最終日は18:00まで。
●場所= コンセントカフェ(大阪市中央区久太郎町4丁目2-14 2階 、 電話番号06-6210-1161)

▽「SiKi」

●日時=2025年9月1日(月)〜9月8日(月)11:00~17:00まで。※最終日は15:30まで。入場にはドリンクの購入が必要。
●場所= Café et Galerie 風の家( 大阪市阿倍野区王子町3-6-8、 電話番号06-7709-2810)

▽「盃唐伝奇譚(ハイカラロマンス)展」

●日時=2025年9月16日(火)〜9月20日(土)10:00~22:00まで。※最終日は17:00まで。
●場所= コンセントカフェ 本町店( 大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目2-14 2階、 電話番号06-6210-1161)

 

 


夏の体験入学 8月3日(日)に大阪芸大ャンパスで

2025-07-30 17:53:25 | 告知記事

 8月3日(日)に高校生を対象とした体験入学が実施されます。体験入学の参加申し込みには公式サイトのアカウントの作成と事前申し込みが必要です。申込期限は、7月31日(木)10時まで。<吉岡 心> 


(写真:公式サイトから)

 体験入学では、15学科の体験授業・実習が行われます。体験入学を受講し、授業感想を提出すると、9月に実施される総合型選抜入学試験の入学検定料が減額されます。内容は状況により変更、または中止になる場合があります。 

 遠方からの参加者のために、JR新大阪、なんば、近鉄上本町、JR三ノ宮から無料送迎バスも運行されます。

 体験入学の参加と、バスの予約にはそれぞれ、アカウントの作成と事前申し込みが必要です。

《大阪芸術大学体験入学2025》 
開催日時=8月3日(日)10:30~16:30。 
●場所=大阪芸術大学(大阪府南河内郡河南町東山469)。[地図] 
●アクセス=近鉄長野線「喜志」駅下車後、無料スクールバスで約15分。予約不要。  
●公式サイト=https://taiken.osaka-geidai.ac.jp/。 
●問い合わせ=大阪芸術大学 入試課。 
 電話:0721-93-6583。 
 
了 


EXPO'70と大阪芸大 当時の貴重な所蔵品が並ぶ

2025-07-21 14:40:59 | ニュース

 7月9日まで開催されていた所蔵品展「Around EXPO’70 ―当時の大阪芸術大学と日本万国博覧会―」。学生だけでなく、他県から一般の人も訪れました。<吉岡心、近藤夕日> 

 

(画像:大阪芸大HPより)

 7月9日まで大阪芸大芸術情報センターで所蔵品展「Around EXPO’70 ―当時の大阪芸術大学と日本万国博覧会―」が開催されました。この所蔵品展では、今年の「大阪・関西万博」を機に、1970年に大阪・千里丘陵で行われた「日本万国博覧会(大阪万博)」と当時の大阪芸大の動向およびその関係を、多岐にわたる分野からセレクトした所蔵品などから紹介されました。 

  1970年の大阪万博に関わった教員5人の作品や、彼らの万博との関わりを示す資料をはじめ、万博会場で展示・使用された後に大阪芸大で保管されている作品や資料、さらに当時の大阪芸大の教員14人が主に同時期に制作・発表した作品なども、あわせて公開されました。 


(写真:所蔵品を鑑賞する人達)

 工芸学科の4年生は「芸大の生い立ちや昔は1号館や0号館があったことに驚いた」と話しました。 

 奈良から訪れた夫婦は「こういう展示は資料で見ることが多いけどこうやって実際に目で見れることはとても良い」と微笑みました。 

 東大阪から訪れた夫婦は「芸大の作品展はよく見に来ていて、今回この展示されている先生と同じ高校で驚いた」と話しました。 


(写真:話をする山中さん)

 今回の所蔵品展を担当した学芸員の山中俊広さんは「当時の教員たちの自由度の高い活動や作品の表現に触れて、各々のこれからの活動にも生かして欲しい」と語りました。 


サマーミュージックフェス 出演者が意気込み語る

2025-07-17 18:06:08 | ニュース

 昨年まで「大阪芸術大学プロムナードコンサート」として開催されていた、毎年夏の音楽系学科による演奏会が、今年は塚本学院創立80周年記念で「大阪芸術大学サマーミュージックフェスティバル2025」として、大阪で開催されます。出演者が意気込み語りました。<近藤夕日>

 今回は、「大阪芸術大学サマーミュージックフェスティバル2025」に出演する演奏学科クラシックコース管弦打コース4年生でトランペットを担当する長尾和香さん、声楽コース2年生の西木くるみさん、そして指導にあたる永松圭子特任教授に聞きました。

 


(写真:管弦打コース4年生の長尾和香さん)

 


(写真:声楽コース2年生の西木くるみさん)

 


(写真:永松圭子特任教授)


記者 多くの高校生も来場する中、今回のコンサートの特に注目してほしい点はどこですか?

永松特任教授 今回のサマーミュージックフェスティバルでは「ONE PIECE」の楽曲や「宇宙戦艦ヤマト」など、若い方も楽しむことができる楽曲が組まれており、大阪・関西万博で演奏をさせていただいた合唱曲も再演します。このようなアニメソングを管弦打とオーケストラで演奏をさせていただく機会は珍しく、楽しみにしています。また、本校の演奏学科客員教授木下牧子先生の合唱曲「おんがく」をオーケストラと共演することも大きな楽しみのひとつです。

 

 

記者 演奏学科での学びの中で、やりがいを感じているところは?

長尾さん 大阪芸大は他の音大に比べて学生数が少ないんです。そのため、一人一人が教授に演奏を見てもらうことができ、活躍できる場が多いところが強みだと思います。そして、実は自分の担当ではない教授にも演奏を見ていただけることがあります。私も実際にチューバを担当されている教授に練習を見てもらっていました。

西木さん 大阪芸大は演奏を披露させていただける場がとても多いです。フェスティバルホールで演奏する機会は貴重だと感じています。一つの公演で奏者とお客様との関係も一期一会だと思っています。そのためこの貴重な機会を大切にしたいとおもいます。

 

 

記者 出演する学生に期待することは?

永松特任教授 大阪芸大はオーケストラと一緒に色々なイベントを行いますが、なかなかこのような機会は他の大学では経験できないと思います。オペラでもそうで、本格的なホールでの公演は貴重であり、経験豊かなことをしています。サマーミュージックフェスティバルではクラシックコースとポピュラー音楽コースの演奏があり、独特の気づきがあると思います。そして、演奏ではアンサンブルを通し、音と心も調和をしていく中で、今この時間の大切さに気がついてくれればうれしいです。そして、素晴らしいソリストの方々が参加されるのでリハーサルの時間も含め、いろいろと学びとってほしいと感じます。サマーミュージックフェスティバルの準備期間の間に学べることが山ほどあります。演奏するまでプロセスをしっかりと積み上げて、曲が1つになっていくように仕上げていくことを肌で感じることは大きな体験だと思います。

 私は学生達のサポートを行うので、みんなが輝き、充実している実感を持ってもらいたいです。演奏に対して喜びを持てるまで、高まっていってほしいと感じます。プロセスがあるからこその充実感が存在するので、この経験を今後に活かしてほしいです。

 

 

記者 今回のコンサートに向けての意気込みをお願いします。

長尾さん 私は4年生で、今回が最後になります。今まで(のプロムナードコンサートで)は、先輩に助けてもらっていましたが、今回は私が引っ張っていかないといけません。自分はパートリーダーなので、大学院生を入れたトランペット担当の13人を引っ張っていけるよう頑張っていきます。

 今回は大阪公演のみになるため一つの公演に集中し、大阪芸大80周年なので、例年よりも気合を入れて頑張ります。

 今回のソリストで舞台芸術学科教授の島田歌穂さんは「レ・ミゼラブル」の日本初演を担当された方であり、初めてご一緒するので楽しみにしています。そして、「レ・ミゼラブル」の曲が目玉になると思うので、力を入れたいです。

西木さん 今回、万博公演と同じ曲目がありますが、万博の時とはまた違うカラーで演奏ができたらと思います。そして、このような場をいただいていることに感謝し、大阪芸大の名に恥じぬような演奏ができるように頑張ります。

 

 

記者 来場者へのメッセージをお願いします。

長尾さん 大阪芸大のプロムナードコンサートは一年の中で大イベントであり、これまでもいろいろな方が来てくださいました。芸大の魅力や、クラシックコース、ポピュラー音楽コースをいいなと思ってもらい、ぜひ入学してもらいたいなと思います。大学主催のコンサートはもちろん、発案から本番まで全て学生だけでコンサートを開催し、アンサンブル形式で頑張っているので、これをきっかけに見に来てもらえたらなと思います。

西木さん 私は、音楽からでないと感じられないものがあると考えています。私は「音楽は国境を越える」という言葉が好きで、実際に合唱をしていると音楽によって観客と通じることが出来ていると感じることがあります。お客さんにとって音楽を感じる時間や座っている時間はゆっくりした時間であり、普段はなかなかこのような時間が取れないと思います。そのため、精神的な穏やかな音楽をお届けしたいです。

 

【関連記事】サマーミュージックフェスティバル2025 告知記事

https://blog.goo.ne.jp/oua_journal/e/f630420f3d5f95c824b6c436f809ac43

 

 


150人超で学外公演に挑戦 舞台芸術学科『夏町』【動画ニュース】

2025-07-14 13:10:32 | 告知記事



 7月13日、COOL JAPAN PARK OSAKA(大阪市中央区大阪城)で、学外公演『夏町』が上演されました。今年度からカリキュラムが変更となった中、150人超の舞台芸術学科3年生が、力を合わせて一つの作品を完成させました。<北垣内 隆一、狭間 翼、神農 雄、古川 知樹>


(写真:COOL JAPAN PARK OSAKAの入場口)

 7月12日と13日に、COOL JAPAN PARK OSAKAのTTホールで、「大阪芸術大学舞台芸術学科 2025年学外公演 『夏町』」が上演されました。この舞台は、とある海沿いの街を舞台に、今を生きる若者たちの葛藤を描く物語。

 前年度までの学外公演は有志で集まった学生たちによる制作でしたが、今回からは授業のカリキュラムとして実施。150人を超える3年生が、キャスト、技術、舞台美術などの役割を分担し、一つの舞台を作り上げました。

 千秋楽の7月13日、会場には、高校生やその保護者、一般の観客など600人ほどが集まりました。

 いよいよ幕が上がり、冒頭では、演技演出コース、ミュージカルコース、ポピュラーダンスコースなどの学生らが、全身を使ったダンスと歌を披露。コースの垣根を超えたパフォーマンスで、冒頭から会場を沸かせました。

 舞台上には、舞台美術コースの学生たちが連日手作りした、堤防や海の家のセット、神社や一軒家などのジオラマが並べられ、物語に華を添えます。和服など、キャストたちが身にまとう衣装も連日作り上げたもので、世界観を確立していきます。

 ある出来事がきっかけで悲惨な状況になってしまった終盤では、舞踊コースのメンバーがバレエを披露。絶望の中、どうにか希望を見出そうとする姿を踊りで表現。普段の舞踊ではない声を出すパフォーマンスにも挑戦し、演技の幅を拡げました。

 100人ほどの出演者がいる中、舞台音響効果コースと舞台照明コースのエンジニアたちが奮闘。本番まで動線確保やプログラム構築の試行錯誤を行ってストーリーを進行。キャストのパフォーマンスに時折リアクションを取りつつ、照明や音響卓を操作しました。

 カーテンコールでは、全コースの学生が登場。全員がステージ上に立つことができないため、ステージ下にも多くの舞台芸術学科生たちが大集合。今年4月から向き合い続けた舞台の集大成に、客席からは今日一番の手拍子と拍手が贈られ、無事終演を迎えました。


(写真:物語のワンシーン)

 後輩たちの活躍を鑑賞した4年生男女4人組。「神主役の後輩の表情が良かった」、「ツギハギ博士が登場したシーンが印象的だった」、「同窓会の場面が心に沁みた」など、各々感想を口にしました。その上で、ある一人の4年生が、「私たちは昨年度学外公演に参加したので、コースを超えた作品づくりの難しさを知っている。今回はその時の倍以上の人数だったので、さらに大変だったと思うが、稽古を重ねて頑張っていたことが伝わってきた」と話し、3年生たちを労いました。

 「先輩方の得意分野を活かした演技や演出が面白かった」と話したのは、演技演出コース2年生の女子学生。「私自身のスキルアップにつながるよう、今回の公演を参考にして、これからも頑張りたい」と意気込みました。

 放送学科2年の女子学生は、「私はアナウンス音声表現コースで学んでいる。音響や照明の迫力の出し方、大人数での規模感などは、普段体感できないことなので、非常に学びになった」とコメントしました。

 「キャストの皆さんがとにかく楽しそうだった」と答えたのは、ミュージカルに興味があるという高校3年生の女性。「私も演技に関するやったことないことでも、楽しんで挑戦できるようになりたい」と続けました。

 「台本が完成してないタイミングで配役が決まったため、はじめは私が演じることができるかどうか不安だった」と語ったのは、アクティブな言動が特徴のくるみを演じた、ミュージカルコースの久保杏さん。「稽古の中で、私との共通点に気づくことができ、他コースのみんなと楽しく演技ができた。いい刺激をもらったので、今後に活かしたい」と前を向きました。

 舞台照明コースで、照明のチーフを務めた田淵凜々花さん。「美術と音響と照明は、事前準備がほとんどだったので、当日は準備したことがうまくいくかのワクワク感があった。慣れない外部の劇場でプログラムを組み立てたことは、卒業後にも活かせる貴重な経験を積めたので非常に良かった」と満足そうに応じました。

 間近で3年生たちを見守った、同学科教授で作曲の中村康治さんは、本番の舞台を「壮観」という2文字で振り返りました。「プロの世界でも、100人近くがステージに立つことはほぼ経験したことがなかった。しかし、主体的にそれぞれの役割を全うし、裏方周りも含めスムーズに動いてくれたことで、とても上手くやってくれた」と舞台芸術学科生たちに感謝を伝えました。そして、「今回の経験を糧に、来年度以降参加する学生たちがよりやるべきことに注力できる仕掛けを作りたい」と授業のブラッシュアップに意欲を見せました。

【関連記事】今だからできる発想と身体で舞台づくり 学外公演『夏町』=
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【関連記事】シン・学外公演『夏町』 学生たちの思いは=
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