先日の釣行時に見つけた雌ザリガニ。ちょっと見づらいかもしれないが、腹に褐色の卵を満載している。アメリカザリガニの繁殖期は夏場と言われているが、意外と長いということがわかる。
こいつは、水がしみ出しているようなジメっとした藪の中からでてきた。一般に谷津と呼ばれる地形の奥には湧水があり、雄蛇ヶ池でも谷津の奥は湿地のようになっているところが見られる。
今年はザリガニをあまり見かけない(アオコで濁っていて見えにくいのもあるだろうが)のでどうなっているのか気になっていた。この近くのシャローは、夏場にレベル6のアオコマットに覆われた場所だった。アオコから逃れるように池ではない湿地のようになった陸地に新たなすみかを求めたのかもしれない。
彼の勧めで、1927(昭和02)年にウシガエルの餌として移入されたのが、アメリカザリガニだからです。
それにしても、野生で81年、駆除困難の見本ですね。
そうでしたか。それにしても、ウシガエルってのは悪食というかいろんなものを喰うみたいですね。
当代一流の学者でも、たかだか百年後には評価が曇ることの身近な事例です。
ウシガエルも(ソウギョも)生きるために、喰えるものは何でも喰うという、(彼らにすれば)当然のことをしているだけ、と思います。