山のチカラ

山の保水能力が無くなったという新聞記事（7/16　C日新聞）

NPO法人自然丹沢ドン会理事　岡進氏の記事に驚いてしまった

山というのは自然にしとけば間違いない（人の手を入れずに）、と思っていた
山と言っても森林限界を超えてる高さの山ではなく
里山のことらしい


大した雨量でもないのに、土砂災害が多発している原因に山の保水能力の低下がある

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山に降った雨は木々の葉に受け止められ、葉を伝い、幹を流れ林地に着く
林の中の低木、下草の下の落ち葉が腐って分解した層の下に土ある

土は落ち葉が分解して混じり込み、小動物、微生物が多く棲み、それらが動き回ることで土にスポンジのような穴が無数に空く

この穴が落葉相を通過してきた雨水を受けとめ留まらせる

留まった水が時間をかけ染み出す

だからカンカン照りの真夏にも小川には水が流れ、緑は青々している


　　　　　　ところが

人の手が入らなくなった今
植林された杉、ヒノキが間伐されず込み合い、空が見えない
（国内の建築物は合板やら輸入材ばかりで需要が激減）
光が林床に届かず、草の生えない裸地は雨が降れば土砂を流し去る

アズマネ笹の低い根茎が縦横に絡み伸び、雨水が浸透せず、沢に流れこむ
　　　　　　　　　　　（大まか抜粋）
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まだこのシリーズは続くようです

一昨日からすごい雨で警報が出たり解除されたり
地震だったり（震度２）停電だったり
今朝も大降りでした、今週一杯雨予報です



いいかげん、我が子殺しのニュースにはうんざり