天窓風景

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10歳のころ

2004-12-23 18:56:00 | 日記
「ちびまる子ちゃん」は永遠の小学3年生(9歳)                   

私の小学3年の担任は新任の女性教諭、彼女は美人で着ていたセーターは緑色のグラデーションで、胸の部分で一番濃くなっていた。              

4年生の担任は生涯でもっともサイアクな女教諭で顔も名前も覚えている。
大昔、初めて付き合った男の名前も不確かな私にとってこれは異例でオドロキだ。

毎日、訳のわからないヒステリーで生徒を叱りつけ、ヒイキがひどく(もちろんワタシはすごく嫌われていた)でもヒイキされてる子どもたち4人は(の親は公務員とお金持ち)なんだか居心地が悪そうで、うらやましくなかった。

この女教諭は30年以上たってもまだ私たちの共通の悪口のネタだ。
共通って そんなに悪いことじゃないかもしれない。なにしろあの時のクラスメートは全員、忘れられない個性に出遭ったのだ。


ダコタ・ファニング(1994年 2月生まれ) 今現在10歳 「アイ・アム・サム」で父親よりしっかり者の娘役(7歳)。
「テイクン」って宇宙人の話のTVシリーズは彼女のためのドラマだったと言って差し支えない。

今封切りの「マイ・ボディガード」の記者会見をTVで見ていた
「私はその役をできる限り理解して、忠実な演技を心がけています・・・」

正確ではないけれど、こんな内容だった。同じセリフを35歳のアカデミー賞女優が言ってもおかしくない。

子役は子どもの役者ではなく 子役という職業人だ。この会見でのコメントもセリフとして教え込まれたのかもしれないけれど
「彼女の10歳」はどこにあるのだろう。

「9歳や10歳」がなくても人生困ることも悲しむことでもないかもしれない。良いか悪いかは、人生が終ってみなけりゃわからないし、彼女自身が考えることで
大きなお世話だ。 
ちょっと言って・・書いてみただけ