岩谷の十三仏公園 その1
わが家より更に1kmほど山の方に入った所に、その公園はあります。公園と言っても山の中なので
そう広くはありません。以前は岩と仏様だけの場所だったようですが、平成9年に整地され、今日のような
公園になったようです。
公園全体の様子です。(上段の左は、11月23日に撮影、あとは11月4日に撮影)
岩谷十三仏の由来解説板には、次のように記されています。
(伝承による)
後奈良天皇の天文二十年8月、陶隆房(のちの晴賢)に居城山口を追われた大内家三十一代義隆公主従が
隠れ家として岩谷が浴八丈岩に隠棲されていましたが、追手が迫り、脱出に当り世話をしてくれたお礼にと
巻物一巻 (大内家秘法 ばんばら楽)を残された。
弘治元年ごろ、大早魃の時熊野神社にばんばら楽を奉納した所、忽ち大雨となり、早魃を免れ、民は
義隆公の供養として十三仏を作ったと言われています。
十三仏とは、亡くなった方の初七日から三十三回忌まで十三回の追善供養を司る慈悲あふれる仏菩薩で
極楽浄土へ往生することを願います。 ( 平成9年3月 岩谷十三仏 保存会 )
と、以上書かれていました。
また、ここには狗留孫山八十八箇所の四十五番札所がありました。
四十五番札所は、四国八十八箇所で言うと、愛媛県にある岩屋寺で、不動明王が置かれてありました。
場内では今、山茶花が花盛りでした。また行く途中で、桜みたいな花を見つけたので写真に撮りました。
一番右端の写真は、公園から見える反対側の風景です。撮影したのは11月28日です。紅葉が綺麗です。
次回、十三仏さんすべて紹介したいと思います。
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十三仏公園、ちょっと素敵な感じ!
一人で、ぶらぶらと歩いてみたいですねぇ~
三枚目の写真には、八体ほどの石仏が見えるようですが、
この場所に、全部で十三体の『十三仏さん』がいらっしゃるのですね。
どのようなお姿で、どんなお顔をしてらっしゃるのでしょう・・・
次回のブログ更新が楽しみです[E:happy01]
山茶花が満開できれいですねぇ~
おやっ、今頃桜の花???
返り咲きでしょうか、それとも四季咲きの桜?
いずれにしても、この時期に咲いている桜は、
ちょっともの悲しげで淋しい感じがします。
頑張れ~って、声をかけてあげたくなっちゃう。
桜はやっぱり、春爛漫[E:cherryblossom]がいいよね[E:wink]
コメント有難うございます
十三仏さん、3枚目の写真の所に十一体、全体の写真では見えない所に二体あり、全部で十三仏あります。
さくらは、私も狂い咲きかなと思っていましたが、寒桜が今咲いていると、
ニュースで聞き、この花もそうではないかと、勝手に思っています。
ほんと、咲いていても、吉野桜のように、沢山お花を付けていないので、少し寂し気ですね。
家から行きは上り坂で、約1kmくらいのところなので、健康のために歩いていけばいいとは思いながら、
いつも車で行く情けない私です。
私は、由来解説などを、読むのが好きで、書き写すのは面倒で、
忘れなすように、良く写真に撮って来るのですが、家で読もうと思うと、
字が小さ過ぎて、読めない事が良く有ります。
拡大すると呆けてしまったり(泣)
白い花は桜のようですが、花弁の数が多いですね。
コメント有難うございます
「癒しのスポット」まさにそうですね。人もあまり来ないし、
空は近くに感じるし、自然のままの川はあるしで、癒されます。
何年か前、家の周りの川は、圃場整備の時整備され、
今は自然の川を見ることが少なくなりました。
だんだん自然が壊され寂しい気がします。