スローライフ

自然豊かな暮らしの中でのあれこれ

お墓参りで見つけた植物たち

2011-03-25 18:10:54 | 植物

3月18日から24日はお彼岸。お墓参りに行き、そこで見つけた植物たちを紹介します。


 お墓参りに行ったのは22日。あいにく21日は雨だったので、あくる日に行ってきました。

 わが家では近年までは、お彼岸のさめの日(終わりの日)にお参りするのが通例でしたが、

 最近は、多くの人がお参りする日、中日(春分の日)にお参りする様になりました。

 お墓には何度かお参りしていますが、初めて見た花の他、お墓の近くで見つけた植物を紹介します。

 まずは初めて見た花です。名前はシキミと言います。


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 母はよく「花柴」と言いますが、ほんとの名前はシキミ(樒)と言い、他にはシキビ/ハナノキ/コウノキ等

 地方によって呼び名が違うそうです。

 シキミ科(旧モクレン科)シキミ属の常緑小高木、原産地は日本。花の色は薄い黄色。

 仏事には欠かせない樹木で、寺や墓地の庭木として植えられている。9月~10月に袋果(タイカ)がはじけ

 猛毒の種を出すので、悪しき実と言われている。この「あしきみ」の「あ」がとれて「シキミ」という。

 また、実だけでなく、全体に毒があり、昔はその毒性を利用し、墓から野生動物や猫・犬を遠ざけ

 墓を守るのに植えられたようです。

 枝葉は仏前や墓に供えられる他、揉むと抹香臭がするので、線香や抹香の材料にされたそうです。

 この木、お墓のすぐ側にあり、仏さん柴(後で紹介)が無い時、この枝を墓に供えていましたが、

 花を見たのは初めてでした。この時期に咲く花なのに、初めて見たのは不思議ですが、

 もしかすると、「この時期お墓参りするのは初めてなのか?」と思い、反省しています。


 次に紹介するのは、さっき出てきた仏さん柴(ツバキ科)です。


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 母はよく、「墓さん柴」と言いますが、「緋榊」(ひさかき)といい、「榊ではない」という所から名前が付いている。

 他にはシャシャキ/シャカキ/下草/ビシャコ/仏さん柴など地方によって違うそうです。

 お墓にお参りする時は、途中でこの柴を採って行き、お供えします。


 次に紹介するのは、アセビ(馬酔木)です。


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 中央のアセビの写真、すごく長いのでビックリして、写真に撮りました。(少しピンぼけになってしまった)

 ツツジ科アセビ属の低木、原産地は日本・中国。別名アシビ/アセボ/アセミという。

 アセビ(馬酔木)は、馬が食べると、酔って足がなえるという所から付いた名前。

 有毒植物で、葉を煎じて殺虫剤とする。草食動物は、この木を食べるのを避けるそうです。


 今、椿が花盛り。

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 最後に、帰る途中で出合ったモンシロチョウと、帰る途中で撮影した風景。(わが家も写っている)


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 「暑さ寒さも彼岸まで」とよく言いますが、お彼岸が過ぎたのに、今年はまだまだ寒い日が続いています。

 山口県でも北部の方では、マークが今日の天気予報で出ていて、ビックリです。


角島に行ってきました

2011-03-17 18:01:44 | まち歩き

角島までドライブして来ました。その日はあいにくお天気が悪かったです。


 角島は、下関市豊北町の北西、約1.5キロメートルの海上にある島です。

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      橋の手前にある、海士ヶ瀬公園より撮影             海士ヶ瀬公園手前の道から撮影

 本土との間は定期船で結ばれていたが、荒天の時は度々欠航し、島の産業・文化・教育・医療等で

 難渋する面が、多々あった。そこで住民が、地区の発展を図るには架橋しかないとの強い意思と

 熱意によって、架橋工事に至った。

 平成12年11月3日に角島大橋の開通式があり、通行料の要らない橋としては、日本屈指の長さ1780mを誇る。
 
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   瀬崎陽(せさきあかり)公園より撮影    向うには微かに本土とホテル西長門リゾートが見える(中央の写真)

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     同じ公園より3島が見える   左から鳩島、双子島、伊瀬です。 (海士ヶ瀬戸内にある)

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                        瀬崎陽公園内にあった、角島の地図看板。

 瀬崎陽(せさきあかり)公園・・・本州から角島に渡ってすぐ左手にある公園。かつて島の岬にあった

 燈明台のあかり(陽)が、付近を航行する船の安全を守ったと言う伝説から、この名前が付いた。

 角島大橋のたもとにあり、橋と海士ヶ瀬を一望できる。

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         礼拝堂                  つのしま自然館

 角島は、2005年放映の『4日間の奇蹟』の舞台になった島。礼拝堂は映画のロケセットとして建てられたもので、

 もともと海水浴場に設置してあったトイレを利用し、それを覆うようにして作られている。

 つのしま自然館・・・角島の豊かでかけがえのない自然の財産、角島を含む北長門海岸国定公園について

 分かりやすく紹介した施設。行った日はあいにく休館日だった。

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          つのしま自然館の近くで見かけた花達。初めて見た白い水仙と黄色い小さな花
 
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             角島灯台                              大浜海水浴場

 角島灯台・・・明治9年初点灯後130年以上経った現在でも、現役で毎日点灯している、総御影石造りの洋式灯台。

 大浜海水浴場には、バンガロー、休憩所、シャワー施設、炊飯塔を完備。キャンプスポットとしても人気。

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 橋の途中、緊急避難用の駐車場があり、そこから橋を撮影。目の前にある鳩島の一部と向うには本土が見える。

 今回行って見たいと思ったのは、角島灯台公園と夢崎波の公園の間(今回詳しく紹介していない場所)に

 1万5千本のスイセンが咲くというのを、知ったので行って見ましたが、天候は悪く、また近くに駐車出来なかったし

 スイセンは終わりに近かったので、写真には撮って来れませんでした。残念だけど・・・。

 時期を変えて、お天気の良い日には、当地特有のコバルトブルーの海を堪能できます。


芽吹きの季節

2011-03-09 17:28:31 | 植物

落葉樹たちの芽吹きの様子を紹介します。


 遠くから見れば枝だけの木に見えますが、近寄ってみると、既に芽吹き始めていて、春の訪れを感じます。

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            ユキヤナギ                                 ク コ

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                グ ミ                                 マユミ

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             コデマリ                                  アジサイ

 まだまだ寒さが続いている中、家の周りを歩いていて、ふと枝先を見るとそこには確実に春の訪れがありました。

 もう既に開いている葉や、開き始めた葉が私を和ませてくれたので、皆さんにも御裾分けします。

 こちらは、道ばたなどで遭遇した、やはり春を感じさせてくれる植物です。

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               フ キ                                  ツクシ

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            ヒヤシンスに似た花                      ダイコンの花に似た花

 今年もフキのトウには会えなかったけどふきの葉が芽を出していました。

 昨年大量発生した場所に今年もツクシが出ていました。何日も前からツクシは未だでないのかなと思いながら

 その辺りを歩いていたのに、今日見つけたら、既に開ききっているツクシもありビックリです。

 ヒヤシンスに似た花は、お隣さんの塀伝いにひっそり咲いていました。葉が半分無いのは霜で痛んだ?

 大根に似た花は、道端の草むらの中でこれ1株咲いていました。大根の花とは色違いだけど・・・・・。

 気温は低く、外気はまだまだ冬の気配がする今日この頃、しかし植物達は次の季節へと、着実に進んでいます。


3月の玄関飾り

2011-03-02 18:06:42 | ハンドメイド

3月の玄関飾りを紹介します。テーマはお雛様です。


 友禅和紙で折った雌雛・雄雛を貼った色紙の壁掛けと、縮緬で作ったウサギのお手玉雛と、一輪挿しの梅です。


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 壁掛けから再度説明しますと、色紙に、友禅和紙で折った雌雛と雄雛を、薄いピンクと草色の折り紙を

 重ねた上に張り、色紙で切り桃の花を散らして作っています。

 置き物のうさぎのお手玉雛は、レディブティックの2005年3月号に、掲載されていたのを参考に作りました。

 何時も折り紙がほとんどの作品の中、今月は、少し得意分野である、布を使った作品を作ってみました。

 最後に本当は、桃の花を飾りたかったのですが、無かったので梅の花を、萩焼の一輪挿しに挿して飾っています。

 ここで一寸萩焼について紹介します。

 萩焼は、「一楽二萩三唐津」と謳われたほど、古くから親しまれてきた焼き物。

 古来から茶人の間では重宝された萩焼。茶器は「侘び・さび」の心情をよくあらわしており

 萩焼の装飾面は、素朴で上品。

 特徴は、原料である大道土に混ぜ込む釉薬の割合で生じる貫入にあり、貫入とは釉表面のヒビの事。

 また萩焼は萩の七変化が有名で、七変化とは、長い間使い込むと貫入のヒビにお茶が染み込み、

 萩焼の表面の色が変っていって、枯れた味わいが出てくることを言います。

 萩焼の歴史やもっと詳しい事に興味のある方は、私が参考に下ホームページをご覧下さい。(萩焼をクリック)


 話は変って、白と黄色の水仙が、大分花盛りになったので、紹介します。

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 植えっぱなしの水仙なので、葉がとても茂ってしまっています。これは2月のカレンダーに載っていた事ですが

 すがすがしい香りを漂わせて、すっきりとさわやかな気分を運んでくれるスイセン。

 リフレッシュしたいと感じたらぜひこの花を。また、気持ちの整理をしたいときや、頭を切り替えたい時にも

 お勧め。

 と書いてあり、透明のガラスのシンプルな花器に飾れば、スッと伸びた茎の美しさが楽しめますとのことです。