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すべって転んで、今は幸せ

いつだって、今が一番でいたい! 気分はいつも二十代。みずみずしい感性を持ちたいね。

趣味の香道

2006年07月04日 | 日々是好日
ここしばらくご無沙汰していたのですが、久しぶりに趣味のお香をしてみようかなと、週末に香炉を出してみました。 写真の香炉は、25年前に巡り会い一目惚れをしてしまって、当時大枚3万円也をかき集めて買った思い出深いものです。当時はまだ若くビンボーで、お金が無くてピーピーしていたにもかかわらず、文字通り食べるものも食べないでようやく買った覚えがあります。 香道では、線香のように直接香木に火はつけません。このような香炉に灰と熱した炭団(たどん)を入れ、炭団の熱が通るように灰に縦の道筋を作って、その上に銀葉という雲母を薄く削った小さな板を置き、その上に小さくした香木を置きます。炭団の間接的な熱で香を発散させて、その香を「聞く」という、誠に持って優雅なものです。

香道は、茶道、華道などとほぼ同じ頃に大成された日本の芸道の一つで、香道では香を「嗅ぐ」とは呼ばず「聞く」といいます。現在では、「御家流」(おいえりゅう)と「志野流」(しのりゅう)の2つが主流となっています。正式なお茶席のように、お香でも、何人かで一定の作法に従って香を聞く、「聞香」というものがあります。そのときに使うのは、片手で持てるようなもっと小さくシンプルな香炉です。

(こちらは、その後に手に入れた有田焼の香炉、ちっちゃくてカワイイ)
 

他の芸道と同じように、香道もちゃんとやろうとすると色々な道具が必要となります。香炉の他に7つ道具と呼ばれるものが必要になってきます。香木を取り出す時、銀葉に乗せる時ではそれぞれ使う道具が異なりますし、香炉の中の灰をポンポンと押して形造るものとか、香呂についた灰を払う小さな箒みたいなもの、などなど….。揃えるまでに結構お金がかかります。消耗品としては、炭団、銀葉、そしてダントツにお高いのが香木です。キャラや白檀のいいものだと、1g数千円からします。


でも、最近思うのですが、香道にしろお茶やお花にしろ、一定の作法を学んだら、あとは自分で楽しむのが一番じゃないでしょうかね。お作法に沿って一つ一つ神経を集中する。忙しい日常をしばし忘れて静寂に遊ぶのもナカナカ良いものです

梅雨の中休み

2006年06月18日 | 日々是好日
梅雨に入り、うっとうしい日が続きますね。でも、この雨は自然の植物にとっては文字通りの「慈雨」。一雨ごとに、ぐんぐんと若葉が成長していきます。困ったことに、雑草はそれ以上に伸びが速い。 昨日は、梅雨の谷間というか、ようやく1日雨が上がってくれたので、今がチャンスと庭の草取りと、庭木の枝打ちをしました。

最初は、手で草取りをしていましたが、いつまでやっても終わらない。そのうちに情けないことに腰が痛くなってくる始末。とうとう面倒になって、電動の芝刈り機で一気に芝もろともかりこんでしまいました。その結果が写真のゴミ袋の数。3時間の格闘の末、雑草と刈り込んだ芝をあわせて6袋。Tシャツがしぼれるくらい汗をかきました。これで飲めたら、きっとビールがうまいんだろうなぁ こういうときほど、己の下戸が悔しいときはありません。仕方がないので、カルピス飲んで、シャワーを浴びて、お昼寝して終わった土曜日でした。

「モナ・リザ」

2006年05月31日 | 日々是好日
今日は月末、一ヶ月のうちで一番忙しい日。残業時間も長い日。そういうときに限って、ブログを更新したくなる、困ったモンです。 さて、ダビンチ・コード読み終わりました。文句無しに面白い 歴史的事実と伝説、科学と宗教の対立、そうしたものを見事に紡いで、スピーディなミステリー展開となっていて、読んでいて飽きません。上、中、下3三巻を読み終わってしまうと、なんだか淋しい感じさえします。もっと読んでいたかったなぁ

ところで、ダビンチといえば名画「モナ・リザ」。一ヶ月ほどまえに、テレビ東京オンエアの「美の巨人たち」 で取り上げられているのを見ました。美術・芸術にはあんまり詳しくないのですが、作者の人間像に迫るこの番組はナカナカ興味深く、結構見てます。
それによると、モナ・リザの絵には輪郭が無く、それゆえ贋作を作れないというのです
ダビンチは、人の眼が認識しているのは光と影であり、物体には輪郭線が無いと考えたそうです。顔料を多めの油で伸ばし、乾かしては塗るという行為を繰り返し、薄い色の絵の具を塗り重ねることで、微妙な陰影を作り上げていく「スフマート」(ぼかすという意)という技法を使っているそうです。この技法を使って絵画を仕上げるには気の遠くなる時間が必要とのこと。さらに、ダビンチの「モナ・リザ」への入れ込みようはハンパじゃなかったらしく、51歳から描き始め67歳で生涯を終えるまで「モナ・リザ」の制作を続けていたといいます。ふ~む、興味深い。ダビンチ・コードを読んだ時のダビンチのイメージと「モナ・リザ」を死ぬまで描き続けたダビンチの姿が重なってきます。

どうも芸術的センスはあまり無いので、絵画のお話はこれくらいにします。あとは、映画の「ダビンチ・コード」を近いうちに見たいものです。楽しみ

じいちゃんキラー

2006年05月23日 | 日々是好日
自慢じゃぁありませんが、未だかつて若い男性にモテたためしがありません(って、自慢にならんつうの…)が、ナゼか年配の男性には昔からごひいきにしていただくことが多く、口の悪い友人達からはマダムキラーならぬ「じじい殺しのオタカ」なんぞと呼ばれることもありました。ただまぁ、自分自身が不惑と呼ばれる年齢ともなると、そんなこともなくなり、タダ飯をごちそうになる機会もトンと無くなり、少~ぉしばかり淋しい気がしていました。

それがです、先日十年ぶり(?)にナンパ(研究してるなんば歩きのことじゃありません、NANPAですっ!)されてしまいました。それも70代後半とおぼしき老紳士にです。
先日、いつものようにスポーツジムで汗を流すべくエレベータを待っていた時のこと、中折れ帽子をかぶり、品の良いスーツに身を包んだ、人品卑しからぬ老紳士がこちらにやってきました。「何か尋ねたいことでもあるのかな」と思ったら、やおら「たいへん不躾ですが、お茶でもご一緒いただけませんか?」と言うのです。普段であれば、完全無視を決め込むところですが、その上品な物言いに、ただ無視するのもはばかられ「これから用事がありますので」とつい、こちらも上品ぶって応えました。そうしたら、「2時間くらいでしたら、お待ちしますので、是非いかがですか?」と、さらにたたみ込んできます。さすがにそこまで言われると「いえ、結構です!」と強気で拒絶。かの老紳士は「そうですかぁ、ダメですかぁ」と力なく肩を落し、去っていきました。

日本はこれから高齢化が進むにしろ、70代(いや80代だったかも)の紳士に声をかけられるなんて、そうそうあることではないでしょう。いやぁ、実に貴重な体験をしました。これは、決して作り話ではありません。声をかけられた自分自身が、ちょっとアッケに取られたくらいですから。でもま、私にとっても往年の「じじい殺し」の面目躍如ってとこですかね。

それにしても、新宿って何でもアリの街だなぁと改めて思ったのでした。

Pleasant Surpise!

2006年05月10日 | 日々是好日
嬉しいことがありました。転職する前の前の会社の上司から連絡があったのです。元上司と言っても、彼はバンクーバーに住むオーストラリア人、しかも私より10歳ほど若いイケメンです。私が転職する時には、リファレンスをお願いしたりして、たま~に連絡を取ることはあっても、ここ1年チョットは全くご無沙汰でした。それが、どうした風の吹き回しか、「元気してる~?」とメールをくれたのです。特別何かあったわけでもなさそう。

もともとオーストラリアの田舎育ちの彼は、初めて日本に来た折、休みの日に新宿にショッピングに連れて行ったところ、「今日はクリスマスでもないのに、なんでこんなに人が多いんだ」とマジで驚いていましたっけ

アジアパックの本部であるシドニーから、ファイナンスのHQがあるバンクーバーに移動した彼は、そこで、バンクーバー在住インド人の女性と恋に落ち、結婚しました。どうやら結婚式は、奥さんのルーツであるインドで行った模様。その時に送ってくれたのが添付の写真です。インド式結婚式は、まるで映画に出てくるマハラジャのようにハデにするのがカッコイイのだそうです。


この写真は、初来日の彼を浅草に案内した時のもの。もう4-5年前になります。なつかしいなぁ。


Pleasant surprise,ご無沙汰の友人からの連絡って本当にうれしいですね。

雨の連休最終日

2006年05月07日 | 日々是好日
雨の日曜日。大型連休だナンだと言われてましたが、終わってみれば、アッという間。結局たいしたこともしないまま、いつの間にか時間が過ぎていました。いつもと違ったことといえば、帰りの時間を気にせず、ヘトヘトになるまでフィットネスクラブで連日汗をかけたことくらい。でも考えてみれば、この「時間を気にしなくていい」事こそが、時間に追われる日常の中で、贅沢そのものだったのかも知れません。

今日の雨も、明日からの仕事に備えて、最後に家でノンビリと休養するにふさわしいお天気だったのでしょうね
我家の周りの新緑も、これから緑したたる深いものとなっていきます。これから梅雨に入るまでの僅かな時間、爽やかな初夏の風を楽しめるのはあと何日くらいあるのでしょうか? なぁんてカッコいいこと言ってますが、実は庭の草取りが中途半端のまま終わってしまったお休みを、ちょいとばかり反省している連休最後の夜でした。

子供の日

2006年05月05日 | 日々是好日
5月5日、端午の節句。今日も朝からとってもいい天気。昨日、芝桜を見に歩いた途中のハイキングコースで、青い空に気持ち良さそうに泳ぐ鯉のぼりを発見。子供が生まれたお宅の嬉しい気持ちをそのまま体現して、風に乗って泳ぐ鯉のぼりを見ていると、こちらまでホノボノと嬉しくなります。



我家には、ひな祭りの時と違って、飾るべきミニチュアの兜もないので、よそのお宅のりっぱな飾り物の写真を撮らせていただきました。

こどもの日でもある5月5日、新聞報道によれば子供の数は25年連続で減少し、総人口に占める割合も過去最低の13.7%とのこと。これって、あと20年足らずで私も年金をもらう年齢に足を突っ込むのですが、その原資を供給してくれる若者が減っているってことですね。あぁ.....

あ~ぁ、車こすっちゃった

2006年04月30日 | 日々是好日
それは、自宅の車庫に車を入れようと、切替してバックした時に起こりました。ガリガリという鈍い音、「あれ、なんか変だな」と思った時にはすでに遅し。右側後部が門柱にこすってました。「あ~ぁ、やっちゃったよ」とガックリ。



ぶつけたのは、門柱についているリモコンで開閉するスイッチを覆っているプラスチックカバーでした。こちらも一部破損してしまいました。

4月の月次の〆もなんとか終わり、ふっと息がぬけたのか単におバカなのか、サイドミラーも良く見ないまま、カンでバックしちゃったのがいけませんでした。今日は、仕方がないのでホームセンターでコンパウンド入りの補修剤と色付ペンを買ってきて、補修しました。良くみたら、ベコッと凹んでもいますが、そこまで自分で直す気力もナシ。かといって、購入して10年近くなる車なので、板金塗装の修理に外注するまでもない、と。

それにしても、ここのところどうも、一週間に一度は何らかのヘマをやらかしている感じです。こういう時はバイオリズムが悪いっていうか、間が悪いのか...。注意力が散漫になっているのでしょうね。

明日、あさって、お休みを取って連休にする人も多いようですが、こちらはカレンダー通り仕事します。これ以上、ヘマしないように気をつけなくては....

現役女子大生?!

2006年04月19日 | 日々是好日
法政大学から平成18年度の学費納付書が送られてきました。うぅ、この出費は痛い。春は自動車税だの固定資産税だの、何かと出費の多い季節ですから…。ところで、この学費、実は私自身のもの。これでも私、女子大生なんですフフ。といっても、通信教育課程ではありますが テヘ (^_^ゞ…。でもここ数年、取得単位も増えないまま、ほぼ寄付金のように毎年春になると学費を払い続けています。

法政大学の経済学部に編入したのは、USCPAの受験に際し、不足していた監査論の単位を取るためでした。どうせなら、興味のある経済学を体系だててキチンと勉強したいという思いもありました。しかーし、通信教育はそんな甘いものではありませんでした。3年生からの編入でしたが、それまでに取得していた経済学関連の単位が全て認められたわけではありません。40単位近くが切り捨てられてしまいました。何よりも大変なのは、単位の取得です。それも、通信教育ならではの。ことによると、普通の通学過程より大変かもしれません。 1教科4単位を取得するためには、リポート4本を書き、それが全て合格となってから更に学校に出向いて筆記試験を受けて合格する必要があります。もちろん、卒業論文も書かなくては卒業できません。毎年、春が来るたびに、今年こそ勉強するぞっ!と燃えるのですが、結局次の春までに取得単位ゼロの年が、ここ数年続いています。これが、あと数年続くと、「ヤル気なし」とみなされて、退学処分となってしまいます

よし、今年こそ、がんばろぅっ

春本番

2006年04月17日 | 日々是好日
春、桜が咲き、その満開の花が散り始める頃から、いままで丸裸で寒々しかった落葉樹に新しい緑が芽吹き始めます。我が家の裏庭の道を隔てた向こう側には雑木林があるのですが、つい最近まで枯れ木も山の賑わいといった風情だったものが、ほんのここ一週間のあいだに新緑に変わってきました。うちの庭の木蓮の花も咲き始めました。自然界のこうした植物や草花達は、どうやって春の到来を知るんでしょうか?毎年の事ながら、春が来るたびに自然ってすごいなと思います。

そして、これが5月の連休の頃には、全ての木々の新緑が茂り、緑したたる初夏の装いへと変わっていきます。埼玉県の西のこの辺りは、恐らく東京より3-5度くらい温度が低いと思われ、一週間まで桜もかなり残っていました。都内への通勤は大変ですが、週末やお休みの日に、何も考えずボーと外の緑を眺めていられる幸せは、イナカに住む特権だな~と思います。

鍵が無い!家に入れない!

2006年04月13日 | 日々是好日
注意力が散漫な時は、魔がさすというかロクなことが起こりません。ちょっと体調が悪かったので、いつもより早めに仕事を切り上げ帰宅しようと、いつもの駅で降りました。駅の近くの駐車場に置いてある車の前まで来て、ハタと気が付きました「鍵がない!車のカギも家の鍵も無い!」 これでは、タクシーで家にたどりついたところで、家に入れない!ピンチです。それでなくても偏頭痛で痛い頭が、余計に痛くなってしまいました

こういう場合、頼れるのは連れ合いしかいません。早速電話してみると「今日は大事なお客さんとの食事会があるって言っただろう。今、始るところだから、どっかその辺りの店で食事でもして時間つぶしてて。」あぁそうでした、今朝そんなこと言ってましたっけ。
しか~し、この辺りの店っていったって、飲み屋ばっかりで、女一人で何時間も粘れるレストランなんかありません。はっきり言って、イナカの駅前なんです。

ますます頭が痛くなってくる中、思いついたのが、以前このブログでもご紹介した知り合いの「深井屋」さんを頼ること。で、もう一度電車に乗って行きました、川越まで。いつもの偏頭痛なら吐き気までして食欲どころではありません。でも、熱々の新潟こしひかりの白いご飯の上に乗った、特上のふんわりした蒲焼を目の前に出してもらったら、なぜか食べることが出来てしまったのでした。その後、お薬を頂いて、お店の畳の上でしばらく横になって休ませて頂きました。

結局、迎えに来てもらった連れ合いと帰宅できたのは、午前零時過ぎ。そして、車と家の鍵が付いているキーケースがどこにあったかといえば、車の中の座席の下、チャンチャン。でも、どこか訳の分らないところに落としたのではなくて、本当に良かった。

あぁ、それにしても、なんというオマヌケ。あまりの自分のアホさ加減に、止めどなき自己嫌悪に落ち込んだ、昨夜でした。

花吹雪

2006年04月04日 | 日々是好日
「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき」 昨日は本当に風が強かったですね。満開の桜の下は、文字通り花吹雪。それはそれは美しく、思わず息を呑むほどでした。でも、なぜ桜って特別なんでしょう。日本人は桜に対する特別の思い入れをDNAに持っている、だの、桜の古木の下には死体が埋まっている、だの、色々なことが言われます。 でもともかく、凛としていながら華やかなその姿、悲しくなるほどの美しさは、他に比類なきものです。


青梅街道沿いの常園寺のしだれ桜は、強い風の中でもがんばって咲いていてくれました。だいぶ風に飛ばされて散ってしまったものの、残った花の強さにもまた感動しました。
潔く散るのも桜なら、過酷な自然に耐るのも桜。これからが春本番。

桜だ!人だ!千鳥が淵!

2006年04月02日 | 日々是好日
もう一箇所、千鳥が淵にも行きました。が、想像を絶する混雑ぶり。まず、九段下の地下鉄駅の出口は階段の下まで人で埋まり、駅から外に出るまでが一仕事。地下鉄を降りてから地上に出るまでに30分以上は優にかかりました。お堀沿いの道は、ラッシュ時の電車の中のような状態がそのまま延々と続いている有様。


「立ち止まらないで、流れに沿ってゆっくり進んでくださ~い」と数メートルおきに警備に立っている警察官が声をからしていました。まるで、上野公園にパンダが初めてお目見えした時のようです(って、古っーい!) 

どうにかお堀のそばに近寄って桜を見る事が出来たのは、英国大使館近くの桜並木も終わりのあたりでした。


今週を逃したら見られない、と皆さん同じ事を考えたんでしょうね。

混雑はしていましたが、美しい桜たちに会えて、とても幸せでした

桜だ!花見だ!隅田川

2006年04月01日 | 日々是好日
桜は今が見ごろ。今年の桜は今年しか見られない、そして今週末がそのチャンス!ということで、先ずは土曜日、隅田川沿いの桜を見に行ってきました。桜も満開、そして人、人、人.....。隅田川を渡ってくる風はまだ冷たかったけれど、皆さん桜の下で上機嫌。これは浅草側の桜並木を入ってすぐの映像。

浅草側墨田公園の桜をもう一枚。大変な人出でしたが、ともかく桜は綺麗。
桜の下で上機嫌の人たちも、押すな押すなで歩いている人たちも、みんなニコニコと幸せそうな顔をしてました。

川くだりの船も、ご覧の通り満員の通勤ラッシュなみ


川を挟んで反対の両国側では、向島のきれいどころ(向島芸者)によるお茶とお団子のサービス(有料)もありました。

下戸のぼやき

2006年03月30日 | 日々是好日
春は、出会いと別れの季節。歓迎会、送別会、そしてお花見と、何かと一杯飲む機会が多い季節ですが、下戸の私はなんだかつまりません。いえ、宴会については、それはそれで楽しいし好きですよ。なんてったって、周りにアルコールがあるだけで、その匂いで酔っ払うことができる超安上がりの体質。ブランデーケーキやウイスキーボンボンを食べて酔っ払ってぶっ倒れたこともある特異体質なんですから。おまけに、私はよく人から「一升瓶を抱えそうな顔」とか「場末のバーのチーママみたいな雰囲気」とか、あんまり嬉しくない形容をされます。一升瓶をかかえる顔って、いったいどんな顔じゃ!(こんな顔らしいですトホホ)。ですから、「飲めない」といっても初対面の人にはまず信用してもらえません。そんなわけで、宴会要員として駆り出される機会も結構あります。

でも、何が悔しいって、未だかつてアルコールを飲んで「気持ちいい」状態になったことがない事です。ビールもワインも日本酒も、全て一口飲んだだけで気持ちが悪くなります。無理してチョコっと飲むと、ひどいときは酸素欠乏状態に陥りぶっ倒れます。更に悔しいのは、呑んべに言わせると、料理に合うお酒は、料理の味を2倍にも3倍にも引き立ててくれるそうです。そんなにおいしい料理を食べてみたいっ!! また、それぞれの料理や酒の肴にあったお酒を選ぶのも、きっと楽しいだろーな、とうらやましくなります。だいたい、すてきなフランス料理を食べながら、お水やペリエなんか飲んでいても、ちっとも色気がありません。

「お酒飲む人花ならつぼみ、今日もさけさけ、明日もさけ」、時まさに桜の最盛期。落語の長屋の花見では沢庵を玉子焼きに見立て、水を一升瓶に入れてお酒のつもりで、熊さん八っぁんたちは花見に出かけますが、私もお水のペットボトルを片手に、忙しいのが一段落したらお花見に行こうかな…
それまで、桜が待っていてくれるといいのですが
(それにしても、忙しいときに限って、こうしてロクデモないことばかり頭に浮かぶのは困ったものですハイ.....)