中国製餃子に混入していてた農薬の問題は、解決の糸口がつかめないどころがますます大きくなっているようです。私にとって、お弁当がピンチです
。JTフーズのお弁当用惣菜、結構今まで重宝に使っていたのです。今回、直接の被害は出ていないものの、同じ河北省の天洋食品の工場で作られていたので念のために回収対象になった「ミニロールキャベツ」と肉巻きも、しっかり冷凍庫の中に入ってました
。
JTフーズというのは日本のメーカー=日本の製造業者だと思っていたのですが、違ったのですね、単に日本の販売業者だったのでした。正直言って、日本の会社が売っている冷凍食品がどこで作られているかなんて、今まで考えてもいませんでした。
さすがに、野菜の原産国や、魚の干物の加工地はチェックしますけどねぇ……。冷凍食品に限らず、日本の会社のものとして売っている加工食品がどこで作られているか、というのは盲点でした。

でも、良く考えてみれば、食料自給率39%の国に住んでいるのですから、かなりの部分を輸入品に頼っているの当たり前なんですね。 この39%というのは、カロリーベースだそうです。これが金額ベースになると約70%国産品となり、日本の国内で生産されている諸品は高い事になります。更に、一つ一つの作物ごとなら、重量で図った自給率が公表されています。小麦の総重量のうち、国内で生産されている重量は僅か14%。牛肉や豚肉なんかは、肉が国産であってもその飼料の殆どが輸入されていますので、その部分を除外した国内自給率はナント、牛肉10%、豚肉5%、鶏肉7% という惨憺たる状況です。
輸入飼料がなければ、私達はスキヤキも、鳥のから揚げも食べられないって事です。
食の安全から考えたら、由々しき事体です。食品の原産地をチェックするだけでなく、私達消費者も、食の生産や安全保障まで考えなければならない時期にきているのですね。
今回のことは、そうした厳しい現実を気付かせてくれた事件でもありました。


JTフーズというのは日本のメーカー=日本の製造業者だと思っていたのですが、違ったのですね、単に日本の販売業者だったのでした。正直言って、日本の会社が売っている冷凍食品がどこで作られているかなんて、今まで考えてもいませんでした。
さすがに、野菜の原産国や、魚の干物の加工地はチェックしますけどねぇ……。冷凍食品に限らず、日本の会社のものとして売っている加工食品がどこで作られているか、というのは盲点でした。

でも、良く考えてみれば、食料自給率39%の国に住んでいるのですから、かなりの部分を輸入品に頼っているの当たり前なんですね。 この39%というのは、カロリーベースだそうです。これが金額ベースになると約70%国産品となり、日本の国内で生産されている諸品は高い事になります。更に、一つ一つの作物ごとなら、重量で図った自給率が公表されています。小麦の総重量のうち、国内で生産されている重量は僅か14%。牛肉や豚肉なんかは、肉が国産であってもその飼料の殆どが輸入されていますので、その部分を除外した国内自給率はナント、牛肉10%、豚肉5%、鶏肉7% という惨憺たる状況です。
輸入飼料がなければ、私達はスキヤキも、鳥のから揚げも食べられないって事です。

食の安全から考えたら、由々しき事体です。食品の原産地をチェックするだけでなく、私達消費者も、食の生産や安全保障まで考えなければならない時期にきているのですね。
今回のことは、そうした厳しい現実を気付かせてくれた事件でもありました。