goo blog サービス終了のお知らせ 

すべって転んで、今は幸せ

いつだって、今が一番でいたい! 気分はいつも二十代。みずみずしい感性を持ちたいね。

あけまして!

2009年01月03日 | 日々是好日
おめでとうございます
今年の三が日、関東地方は穏やかに晴上った良いお天気でした

毎年の事ながら年末30日まで出社して仕事、そして大晦日は家で決算の最終仕訳とせわしない年末を過ごしつつも、何とか人並みにメデタク元旦は自宅でお祝いできました。お正月くらいダイエットを忘れて、お雑煮もおいしく頂きました(後悔するのは分かっちゃいるけど止められない~♪)

二日は、日帰りで千葉の実家に年始の挨拶に。お正月なんだから首都高速はそれほど渋滞していないはずなのに、途中で事故渋滞に巻き込まれ40分のロス。それでも、首都環状を抜けてレインボーブリッジから東京湾のアクアラインに入る頃には、動きもスムーズになってきました。


自宅近くの八幡神社にはまだお参りしてません(3ガ日中は混雑しますから)が、実家の近くの氏神様にはお参りして来ました。

さすが千葉のチベット、周りには何~んにもありません。 神社も、実に素朴、お参りする人に出会うこともありませんでした。でも、ちゃんと地元の人達の神様に対する畏敬の心が表れているように、周りはキレイに清掃され、すでにお参りした人達の供え物がありました。

今日(3日)もまだ少し、自宅で仕事が残っていたので昨夜の内に戻ってきました。
これ、変な写真ですが、走る車の窓から写したアクアラインの「海ほたる」です。


先行き、厳しい状況のようですが、何とか良い年にしたいですね。
本年もどうぞ、よろしくお願い致します



やっぱり会っておきたかった........

2008年12月01日 | 日々是好日
手遅れになる前に、会っておきたかった。ずっと、ずっと気になっていたんだもの。喪中の葉書を受け取った今となっては、悔やんでも悔やみきれない。それは、あまりにも悲しい知らせだった。

人生で最も敬愛する恩師、小松良郎先生が今年の夏に既に逝去され、10月にご親族だけで納骨を済ませた、という小松先生のご親族からの葉書が週末に届いた。知らなかった、半年も前に先生が亡くなっていただなんて。考えるまでもなく、先生はもうご高齢だったのだ、何があってもおかしくないほどの。

小松先生は、日本現代史の第一人者だった。「歴史は民衆が作る」が信条だった。東京帝国大学在学中に学徒動員で近衛連隊に入り、終戦を告げる天皇の詔書、いわゆる玉音放送の録音原版をめぐる混乱の現場にいて、その時体験した事実を授業で語ってくれたこともある。「歴史上なかったことをあったということはできない。それは虚偽である。私たちはどこまでも真実を求め続け、歴史の闇に埋もれている事実を明らかにしなければならない」として、戦後三大謀略事件の1つ「三鷹事件」を検証し、三一書房から出版した「新版 三鷹事件」は今も尚、当時を語る数少ないノンフィクションである。 その他にも一貫して、冤罪事件の研究と支援を続けておられた。亡くなるまで数十年にわたり、「無実の元プロボクサー袴田巌さんを救う会」の副代表も務めておられた。

細身で長身、そしておしゃれ。白髪にベレー帽をかぶり、冬になるとハイネックのセーターに皮ジャンが良くお似合いだった。東大の同級生は皆、官庁のエライさんや企業のトップになっていたのに、ご自分は全くそうした生き方に興味なし。「大学の教授だって本当は向いてないんだよ」と照れながらおっしゃっていた。「もしできたなら、中国からタクラマカンの砂漠を越えて、シルクロードのその先の国まで行きたかったな」と遠い目で独り言のように呟いてもいた。「おたか、おまえは手のかかる学生だったよな」と私のことを言っていたけど、卒業して結婚した後も、先生のご自宅までおしかけて相変わらず相談事にのってもらっていたっけ。「迷中の是・非は、是・非ともに否なりという。とことん迷え。そして自分でどうすべきか決定しろ」といつも言われた、酸いも甘いも噛み分けた上で。

新聞記者だった奥様を脊椎カリエスが元で20年以上前に亡くし、以来一人暮らし。お子さんはいらっしゃらなかった。「葬儀、戒名は無用」との意志だったとは、小松先生らしいと思う。今年の年賀状が1か月も遅れてとんでもない頃に先生から届いた時、どこか具合が悪いと心配になったのだから、あの時、会いに行けば良かったよ先生。でも、先生は以前から言ってたね「もしも自分が病気になって変わり果てた姿になったら、誰も見舞には来て欲しくない」って。だから、これで良かったのかなぁ?でも、それでもやっぱり私は先生に会いたかったよ。

先生をハラハラさせ続けていたおたかは、今は落ち着いて幸せに暮らしています。先生が以前私に言ってくださいましたよね「お前の人生は、すべって、転んで、今は幸せ、ってやつだな」と。私、その言葉をそのまんま、自分のブログのタイトルにしてるんですよ、先生。 どうぞ、安らかにお眠り下さい。

言葉の力

2008年11月07日 | 日々是好日
ついにアメリカでは史上初の黒人の大統領が選出されました。 奴隷解放から公民権運動を経てもなお差別が根強いアメリカで、これはもう奇跡に近いエキサイティングな出来事ではないでしょうか。 制度的には、ある程度マイノリティへの差別を撤廃するような法律ができているとはいえ、それだけに心理的な「意識の壁」の方が乗り越えるに難しかったでありましょうに

オバマ氏の勝利は、アメリカ国民でも選挙民でもない私でさえ、気持ちが高揚したくらいです。世界中の経済が危機に瀕し、どこを向いてもこれから「悪くなる」予測ばかりで、息苦しくなるような閉塞感の中にあって、オバマ氏の勝利演説でTonight is your answer, This is your victoryと聞いた時、英語のネイティブスピーカーでない私でさえ胸が熱くなりました。
これが、英語を母国語とし、選挙に参加したアメリカの人々にはどれだけ感動的であったことでしょう。最前列で彼の勝利宣言を聞き涙を流していたジャクソン牧師の姿が印象的でした。

今までの選挙戦をずっと見てきたわけではないですが、時々テレビで見るオバマ氏の演説は、時間の経過とともに確実に、説得力を増していたと思います。まだクリントン女史と党内での指名争いをしていた頃のYes, we canのフレーズはまだまだ半信半疑にしか聞こえませんでした。それが、マケイン氏との戦いを重ねるにつれ、重みを増してきました。これには、オバマ氏のスピーチライターが非常にうまいこともあるでしょう。彼の演説は、とてもリズムが良い。まるで、力強い詩の朗読を聞いているような気になる時がありました。最後の勝利演説は、浮ついたところのない、地に足がついた名演説だと思います。 It's the answerで始まるフレーズが3回繰り返され、聞いているもののハートにダイレクトに響いてきます。確かにスピーチライターがうまい。でもそれだけでしょうか?もちろん、オバマ氏には聞いている者の心に訴えかけるカリスマ性もあります。しかし何をおいても、その言葉に説得力があるのは、やはり彼自身がゆるぎない信念をもって語っているからに他ならないからではないでしょうか

評論の中には、オバマ氏の生い立ちから、外側は黒人だけれど中身は白人、だからああした演説ができるというものもあります。確かに彼は、希望の全く見出せないスラム街の差別の中で育ったわけではありません。しかし、だからと言ってそれだけで、あれだけの説得力のある演説ができるとは思えません。アメリカ社会で生きてきた以上、程度の差こそあれ、有形・無形の差別は経験しているはずなのです。黒人がどのような扱いを受けているのか、見てきてもいる筈なのです。 彼の言葉の一つ一つが、今まで「何をしたってダメさ」と選挙に興味すら抱かなかった人々、絶望的だった人々を投票所まで向かわせたのではないでしょうか。
言葉が持つ力、その背後にある信念が、人々の気持ちを変えさせたのです。

日本でも、「言霊」という表現が古くから使われてきました。確かに言葉には力があると思います。その一方で、ため息をつけばそれだけ幸せが逃げていくとも。また、いい例ではありませんが、詐欺師は自分自身でそう思い込むことから始めるといわれてもいます。それだけ、言葉の持つ力が大きいということです。

結局のところ、言葉に命を、そして魂を吹き込むのは、私達自身なのですね。
なんだか久しぶりに感動が続いている、ここ数日間であります。

早や神無月

2008年10月08日 | 日々是好日
んもぉ、時間の過ぎるのが早いこと。もう10月・神無月に入り一週間を過ぎてしまいました。 恐慌の足音が聞こえてくるくらいの金融危機、日経平均は今日も年初来安値を更新して、1万円割れどころか9千円台維持も危うい状況。暗いニュースばかりの中で、ノーベル物理学賞を日本人の3人が独占受賞というのは一筋の灯りのような久しぶりの明るく嬉しいニュースでしたね。知り合いでもなんでもないけど、日本人というだけで嬉しく感じてしまうのは、自分でも不思議デス。 ま、とにかく、こうして世の中は目まぐるしく変わっていきます。

私の勤務先でも、ようやく日本法人の社長が決まり、10月1日から出社しています。今まで数年にわたる業績不振の責任を取って、前社長が本社から解任されてから実に11か月ぶりです。外部へのお披露目はマーケティング部にお任せするにして、モロモロの入社手続きを指示したり、顧問弁護士とか顧問税理士へのご挨拶なんかには私が同行しています。

私の勤務している日本法人は、それほど大きな所帯ではないですから、あまりに赤字が続くと本社から閉鎖を言い渡される懸念もなきにしもあらず
この歳になって、今更私も転職活動をするのはシンドイですから、会社が存続してくれないと困ります

もちろん、私たち社員も今まで以上に頑張りますが、高給でヘッドハントされた新社長には、リーダーシップを発揮して、会社の進むべき正しい方向に舵取りをして、頑張って頂きたいと期待してマス。

初秋の一日

2008年09月24日 | 日々是好日
「秋来ぬと眼にはさやかに見えねども」という表現がぴったりする最近の気候。昨日の秋分の日も、昼の間こそ少し汗ばむような気温でしたが、朝晩の涼しさといい、天高く晴れ上がった青空澄んだ空気と言い、初秋を思わせる一日でした。

暑さ寒さも彼岸までの言葉通り。そして、お墓参りには絶好の良い天気。私も朝のうちに洗濯を済ませ、早めに中野の新井薬師まで出かけました。この前、春のお彼岸の中日には、車でお墓参りに出かけ渋滞に巻き込まれてえらい目にあったので、今回は電車で行きました。
西武線の沿線には小平霊園があるため、休日にも関わらず電車の中は通勤時のような混みよう。そして、車窓から垣間見る小平駅周辺では団子屋や焼きそばの屋台まで出て、その間を移動する人込みはまるで縁日のような賑やかさでした。

墓参の帰りには足を延ばして川越へ。昼食は久しぶりに「深井屋」さんでうな重を頂きました。ブログで以前書きましたが、深井屋さんのご主人は一年近く前に脳卒中で倒れ、入院・リハビリをしていらっしゃいました。手先の繊細さが要求される和食の料理人にとって、どんなにか絶望的だったことでしょう。でも、懸命なリハビリと忍耐力で、まだマヒが少しのこる体ながら今年の春先にはお店を再開するまでに回復しました。
初期の対処が的確だったこともありますが、何よりもご本人の復帰にかける意欲と並はずれた努力に頭が下がります。元気になって本当によかった!
久しぶりに伺ったのですが、以前よりさらに手が動くようになり、言葉も普通に喋れるようになっていました。そして、鰻重の味も以前の味にずいぶん近づいてきました

深井屋さんのように復帰した人もいれば、王監督のように勇退を決心した方もいます。昨日の王監督の記者会見を拝見して、誠実で責任感の強い人柄が伝わってきました。
思うに、王さんは野球界のみならず、日本の宝、いえ、世界の宝ではないか、と。
WBCの監督に再び王さんを、という声もありますが、お身体の事を考えるとあんまり無理して欲しくないと思います。確かに会見の中では、「私を必要としてくれるのであれば、微力ながらお役に立ちたい」とおっしゃっていましたが、それは監督という重責でなくても良いように思います。

23日は福田内閣が総辞職し、麻生自民総裁が誕生した日でもあります。
日本という一国の首相に望むことが、「途中で投げ出さないで欲しい」ということだなんて、あまりのもレベルが低くて、国民として恥ずかしいやら悲しいやら...。

青く高い空を見上げながら、いろいろな事を思った初秋の一日でした。
あ、夕飯に買って食べたサンマは脂が乗っていて、とてもおいしゅうございました。一日のシメとして、おいしいご飯は幸せでした。

あぁ、腹が立つ!

2008年09月19日 | 日々是好日
あっという間に9月も半ばになってしまいました。 今年もあと3ヶ月ちょっとという時期になって、本当に色々な事が目まぐるしく起こりますね。別に、天下国家を論じるつもりはありませんが、政治家といい官僚といい、一国のリーダーや舵取りをする人達の無責任さやアホさ加減に腹が立って、腹が立って、普段低い血圧が上がってしまいます

それに輪をかけて、最低レベルなのが日本のマスコミ。政権政党とはいえ、「もぅ止~めた」と職務を放り投げてしまった党首の政党内の総裁選びにも関わらず、しかも一般国民には選ぶ権利もないのに、なんであんなアホ面下げた候補たちの、形だけのパフォーマンスを事細かに報道する必要があるのでしょうか? 阿倍さんの時も福田さんの時も、雪崩を打って「サンセ~イ」と選んだ自民党員の責任追及もしないですしね。 辞めるにしてもまだ任期中なのに、もう全て放り投げて何にもしてない福田さんに対する批判もしない。15日リーマンブラザースが破綻したことに伴う16日の株価暴落に際しても、なんであんなに危機感のないノホホンとした報道しかできないんでしょ?下手をしたら1929年の世界恐慌の二の舞になるかもしれないというところだったのに、何故自民党の宣伝以外の何物でもない総裁選びの方が、株価暴落と経済危機よりも先に報道されるのか不思議でなりません

営々と苦しい生活の中から老後のために納めてきた筈の年金が、厚生省の役人によってチョロマカされ、数字を改ざんされ、本来もらえるはずの金額がもらえない。この国では、一般人は人様の物に手を出したら刑務所に入れられますが、役人だけは何でもし放題、ドロボウしても罰せられないばかりか損害賠償をしなくてもいいんですねぇ

メンドウなところは全部知らんぷりの農水省は、これだけ汚染米の問題が拡大し、自殺者まで出たというのに「自分たちには責任なし」と、まぁ面の皮の厚いこと。今回の汚染米事件では、今までに4回も内部告発が寄せられながら、無視していた責任はないんでしょうか 今日になって白須次官は辞意を表明したそうですが、彼ら高級官僚にとっては辞任しても痛くも痒くもないでしょう。だって、何千万円も退職金を受取って辞めた後は、関係特殊法人に天下りってまた高額の退職金をせしめられるのですから。だいたい、場当たり的で小手先の対処しかしてこなかった農水省の「猫の目行政」のせいで、日本の農業は壊滅的被害を受けたと言っても過言ではありませんから、こんな農水省だったら、存在自体が百害あって一利なしです。

これだけの問題を起こした三笠フーズに対して、未だに強制捜査も行われていないのは遅きに失しています。問題が明るみに出た後の社長の会見、財務担当者の会見など、まるで他人事のようで反省のカケラも見られません。多額に上るであろう損害賠償を見越して、さっさと従業員を全員解雇してしまい、もう、やりたい放題。事件発覚後も、政府は何にも手を打ってないのですから、今までにはもう、彼らは自分たちの資産を隠し保全しちゃっていることでしょう。

あぁ、ダメだ、もう日々のニュースを見ているだけで腹が立つやら、絶望的になるやら……
どうも、9月に入ってから体調がイマイチな上に、更に気分が悪くなってきました。 私一人が怒り狂ってもどうなるものでもなし、自分の仕事と家事に専念した方が健康のためにも良さそうです…

30年前の中国ーその1

2008年08月12日 | 日々是好日
それほど興味があったわけではないのですが、見てみました、オリンピックの開会式。 アトラクションはド派手、圧巻、そこまでやるかと思うほど。あれだけの規模のマスゲームができるのは、やっぱり中国が社会主義国だからか。280万人といわれる人民解放軍の参加なくしてできない芸当ですな。チャン・イーモウの演出のすごさもさることながら、人民解放軍の面目躍如といった印象が強いです。

さて、そんな映像を見ながら、30年近く前に訪れた頃の中国を思い出していました。 私が一番最初に行った外国が、中国なのです、それも学生の時。歳がバレちゃうけれど(って、もう十分バレてますが….)、まだ毛沢東が息も絶え絶えに生きていた頃でした。 当時の田中総理と周恩来によって日中共同声明が出された数年後ですが、まだ正式な国交が樹立する前。今のように、個人で行くことなんかできなくて、「日中友好協会」の会員でなければ行けなかったのです。当時、中国に興味を持ち、第二外国語に中国語を専攻していた時の先生が、中国の要人との通訳もするような偉い方でした。その先生のご尽力で友好協会の「にわか会員」となり、中国訪問使節団にもぐりこんだのです。

中国政府のビザをもらうためには、思想・信条に関する口頭での質問があったし、行く前には4種類もの伝染病の注射も受けなくはならないしで、結構準備が大変でした。

いざ、出発してからは、北京への直行便なんてありませんから、香港から鉄道に乗り、陸続きの深圳から広州に入りました。当時の深圳なんて田舎もいいところ、背負い籠に生きた鶏や野菜を入れた農民が汽車の2等車両に乗り込んできたものです。深圳に入る時に、一旦汽車を降り中国側の入国管理を通るのですが、その建物たるや日本の田舎の駅舎のようにボロい。駅舎までの通路に赤い線が引いてあって、片方には「香港」もう片方には「深圳」とペンキで書かれていました。

当時の広州は、北京、上海などに次いで中国で3番目だか4番目だかの大きな都市でした。が、今の発展など想像できない、ただただムダに広い田舎の都市でした。広場や港のあちこちで、毛沢東の銅像が天を指しているのだけが目立ちました。10階以上高いビルはないし、広い道は自転車に乗る人々で覆い尽くされ、信号機なんてありません。車の数も少なくて、道路は車優先。ものすごいスピードで走っていて、反対側から対向車が来ると、すれ違う直前に阿吽の呼吸のようにお互いによける、よくあれでぶつからないものだと感心しました。人々はまだ一様に貧しく、皆、ランニングシャツに菜葉色の作業ズボン、足元はゴム草履。人民服を着ている人もチラホラいましたが、もしかしたら人民服は大切な時に着る晴れ着だったのかもしれません。

私たちの旅行団には、中国側から通訳が2名派遣されてきて、24時間ずっと行動を共にしました。今思うと、彼らは中国共産党から派遣された監視役でもあったのです。行動は、どこに行くにもバス。あまり街中を歩かせてもらえませんでした。

30年前の広州では、当然、彼らにとっては日本人も外国人の一種で、もの珍しい対象だったようです。機会は少なかったものの、たまに街中をあるいていると、周り中に人だかりが出来、こちらが動くと、一緒にその人だかりも追ってくるのです。これが、広州からさらに奥地の桂林、長沙と行くにつれ、ますます集まってくる人だかりは大きくなりました。

さて、この続きは、また後で.......

来ました「ねんきん特別便」

2008年08月04日 | 日々是好日
ついに私の手元にも届きました、「ねんきん特別便」。 途中で姓が変り、今までに転職も4回していますので、ちょっと心配していましたが、大きな漏れはありませんでした。ただ、若い頃、国民年金の加入期間中に納付遅れがあり、少し遅れて納付した分が抜けていました。今までの年金の納付書の控えを全て取っておいたので良かったですが、そうでなければ、いわゆる「証拠」と呼べるものがなくて困っていたことでしょう

しかし、今まで真面目にコツコツと年金保険料を支払ってきたというのに、なんでこんな事がおこるんでしょ
それもこれも、ぜ~んぶ、怠慢な役人のせいです。
普通の会社だったら、お客さんから預かったお金の計算がよくわからなくなっちゃって、返金できないなんてことになったら、まずクビ、良くても格下げなのに、この国の役人は、クビにもならず、減給もされず、のうのうとしています。

しかも、今回このテの確認書を発送する手間代も郵送料金も、またしてもすべて私たちの税金です。年金制度そのものをメチャメチャにしておいて、その上余分な税金まで遣って、それでもまだ年金記録が正しくなったとは聞いてません。
だいたい、今回の特別便の記載方法の説明にしても、いかにもお役所的で分かり難い。これじゃぁお年寄りが受け取って読んでみても、分からないのは当たり前です

最近では、一泊五万円以上もする高級ホテルに年間200日以上も泊まり、「それを払える財力がないので割引してくれ」などとノウノウと宣う外務官僚まで出てきてます。普通だったら、そういうのは「無銭宿泊」として警察に突き出されてしかるべきでしょう。そこまで放っておいたホテル側も、今後お役所がらみのビジネスに差し支えるからと考えたのでしょうが、そんなもん、だれがどう見たってお金を払わないのは犯罪でしょ! それなのに、その官僚の名前すら報道されない

事ほど左様に、この国の役人は何をやってもお咎めなしのやりたい放題
ワイロで腐敗されてるどこかの国の役人のことなんて、とても笑えません。
年金制度をメチャメチャにしてしまった責任、余分な費用として特別便にかかる税金の無駄遣い。同じお金をかけるなら、その当時いい加減な仕事をした役人やそれを分かっていて見逃した各社会保険庁のオエライさんなどを探し出して欲しい。そして、彼らに弁償させるべきでしょう。誰だって、他人様の権利を侵害したり、壊したりしたら、損害賠償責任があるんですから

なんとか月末も越して

2008年07月31日 | 日々是好日
今日は7月の最終日。なんとか月末の仕事も一段落して、ホッと一息ついてるところです。学校はすでに夏休みに突入、明日からもう8月です。なんだか、暑い日がずっと続いているので、すでに気分は8月中旬くらい、夏バテ気味

私の勤務先では、会社としてのお盆休みというのがないので、交替でスケジュールを調整してテキトーに夏休みを取ります。もうチラホラ、早めの夏休みを取る人も出てきてます。私はといえば、まだ何にも計画を立ててません、トホホ。お盆の頃に出勤するのは、電車がすいているので良いとして、1日か2日くらいは、どこか涼しいところに出かけてノンビリしたいな~と思ってますが、どうなることやら.....。

ところで、「体感温度を3度下げる不思議なジェルマット」とかいう暑さ対策グッズを買いに、ウチの周りのホームセンターを何軒かまわってみたのですが、どこも売り切れ!入荷は8月下旬になるそうです
皆さん、寝苦しい夜を少しでも解消すべくアレコレ試してるんですね~
しっかし、毎日あじ~

地デジー驚異の美しさ!

2008年07月15日 | 日々是好日
イナカの我が家の近くでも、ついに地元ケーブルテレビで地デジのサービスが始まりました! んまぁ、その衝撃的なあまりの美しさに驚いたのなんのって
特に、ハイビジョン放送なんて驚愕のきれいさ。日曜の夕方6時から、NHKハイビジョンで篤姫をやってるんですが、お姫様の着物はホントに良いものを着ているのが分かります。刺繍の盛り上がりやその一針一針も、絹の生地の光沢もとても美しく映し出されてます。お城の中に植わっている花も本物ってのが良くわかる。下級武士が着ている木綿の着物の生地の粗さも。あまりに何でもはっきり分かってしまうので、多分、大奥にはべる女優さん達の顔は、入念にお化粧しているか、デジタル処理してホンワカ肌をぼかして映しているようデス

そして、とっても細かいところまで映し出すテクノロジーの進歩。髪の一本一本、現代ドラマの女優さんのお肌の毛穴や頬のうぶ毛も、男優さんの髭剃り後の髭生え口のポツポツだって、バッチリ。
キムタクの眼の下には思ったよりも横皺があったし、友近さんの眉間には縦じわができかかってるし。「うたばん」のタカさんのドーランは結構濃ぉ~い。映画の宣伝でテレビに出まくっていた三谷監督の御髪には、チラホラ白いのが見え隠れしてました。

ちなみに、我が家では5年前にブラウン管テレビが壊れちゃった時に、どうせ買い換えるならと、地デジ対応の50インチプラズマテレビを大枚はたいて買ったのですが、今の今まで単なる無用の長物で、その素晴らしい性能を見ることができなかったという、オソマツ。今でこそ液晶の大型画面って珍しくありませんが、当時はプラズマしか大型画面がなかったし、液晶は早い動きに弱いって言われてたんですよねぇ~。購入後5年経過した今になって、ようやく本来の性能を発揮している我家のテレビ、トホホ。 こんなことなら、あの時、あんなに高いお金出してプラズマテレビなんて無理して買わなくても良かったよなぁ

海ほたるを通って

2008年06月16日 | 日々是好日
土曜日に起きた東北地方の大地震、罹災された方々には心からお見舞い申し上げます。直下型の大変な地震でした。

私はその地震のニュースを、千葉に向かう車の中で知りました。
6月16日に誕生日を迎える父は、今年喜寿を祝う年齢になりました。改まって喜寿のお祝いという訳でもありませんが、ちょうど父の日も近いし、ということで食事会をすることになりました。

早朝6時過ぎには家を出て、車で一時間ほどの距離にある妹の家に寄って妹と子供達をピックアップして、高速に乗りました。途中まではとても順調。ところが、首都高に入った途端にものすごい渋滞で、ノロノロどころか全く動かなくなってしまいました。「全然動かないとなると、事故じゃないのかな?」と思っていたのですが、救急車のサイレンも聞こえないし、渋滞を抜けてみれば、事故らしい形跡もナシ。久しぶりに晴れた週末に一斉に外出した人が多かったのか、それとも地震のニュースの影響なのか、良くわかりません。ともかく、都内を抜けてアクアラインの入口に到着するまでに2時間以上はかかりました。

アクアラインに入ってからは順調そのもの。
その後のお食事会も無事に楽しく終わりました。銀行員一筋だった父は、サラリーマン生活からリタイアした後、月に1-2回のゴルフが楽しみな様子です。お陰様で母も元気で、昨年は「金婚式」のお祝いをしました。二人とも「後期高齢者」ですから、父は肺気腫ですし、母は白内障だの高血圧だったりと、それなりに健康上の問題も抱えています。でも、両親がこうして元気でいてくれるって、とっても有難い事です。

帰りも、アクアラインを通って帰ってきました。「海ほたる」にも寄りました。
午後は雨こそ降ってはいなかったものの、空は曇りがち。これが青空だったら、もっと海も青く美しかったことでしょうに残念です。
「海ほたる」には、いろいろな種類のレストランも多いし、土産物屋も充実、コンビニやゲームセンターまであるりっぱなアミューズメント施設です。アクアラインの通行料は赤字と聞いてますが、いっそのこと「海ほたる」への入場料を取ったらどうでしょう?トイレ休憩だけなら2Fのトイレをつかってもらい、3Fより上のアミューズメント施設に行くには入場料を取るというのは?

ゆるゆるから復活つぅ!

2008年05月13日 | 日々是好日
特別な理由があったわけではないのですが、どうもここ一ヶ月、何ぁ~んにもヤル気がおこらず、ブログの記事さえ書くのもカッタルくてサボってました
5月の連休中も、自宅の居間から外の新緑を眺めながら、お婆ちゃんのように背中を丸くして新茶をすすったり、気が向くと綿本さんのDVDなんか見ながらテレビの前でヨガの真似事してみたり、近所のシネコンまで映画を見に行ったりと、ゆるゆるというか、ノンビリを通り越してビヨ~ンと伸びきってストレスとは無縁の幸せなお休みを過ごしてました

そうそう、我が家から車で30-40分も行ったあたりに、最近注目を浴びている「入間アウトレットモール」なるものができたのですが、連休中はいつもにも増して大混雑。裏道やら近くの生活道路も渋滞して、それが延々周りの道にも影響を及ぼしたのです。国道16号につながる街中の市道だって渋滞。世の中不況だって言ってるのに、皆さんちゃんとショッピングするお金はあるんですね。

自慢じゃぁありませんが、東京ディズニーランドにさえまだ行った事がないくらい並ぶのが嫌いな私が、いくら近くだからってそんな混雑しているアウトレットモールになんぞ行くはずもありません。混雑は毎日の通勤電車で十分です

やる気が起きないなんぞと言っても、毎日通勤して仕事してましたし、肩が痛いの首が痛いのとブツブツ言いながらも日常生活はしてまして、ようやく遅ればせながら今になって元気が出て来ました。つうか、今週の金曜から毎年恒例のボストン本社でのファイナスミーティングに出席するため、出張するのです
そうなると、もうちょっと自分でもテンション高めなくては成田の通関さえ越せそうもないので、アドレナリンが出てきたみたいです

今までは、1月、2月の開催が多くてモーレツ寒かったです。チャールズ川という一級河川のような大きな川さえ氷っていたこともありました。去年は出席者のブーイングに応えて4月にしてくれたものの、冷たい雨続きでこれまた寒かった。年々開催時期が遅れて、ついに今年は5月です。いくらボストンでもちょっとは暖かいといいなぁ。

時差ぼけ解消を兼ねて、今週末はボストンで過ごす予定です。できたら写真なぞアップできればと考えてます。では~

桜満開

2008年04月03日 | 日々是好日
寒いの、暖かくなったの、忙しいの、と騒いでいるうちに、4月新年度が始まってしまいました。ブログの更新もサボッているうちに3週間以上経過。桜の花に元気を分けてもらうべく、3日ほど前に会社を早退して千鳥淵にお花見に行ってきました。平日の夕刻近くだというのに、まぁ、すごい人手です。たぶん、先週の週末なんて、身動きできないくらいの人手だったでしょうね。一昨年の週末に行った時には、あまりの人の多さに、地下鉄九段駅の構内から外に出るのに制限がかかっている有様。地上に出たら出たで、まるで出勤時のラッシュアワーのように人が押し合いへし合いして、歩くこともままならないほどでした。そんなこともあったので、今年は平日にお花を見に行ったのです。

そんな人間たちには関係なく、まぁ咲き誇る桜のきれいなこと!
毎年のことながら、本当に満開の桜というのは、独特のものがあります。見ているだけで泣きたくなってしまうほどの感動を与えてくれます。お濠では、たくさんのカップルがボードを漕いでいましたが、慣れないオール操作で他のボートにぶつかりそうになったりして、男性達は悪戦苦闘。でも、それも、舞い落ちる桜の花びらの下では微笑ましくみえたりするのも、いとをかし….

春一番、花粉症

2008年02月25日 | 日々是好日
週末は、ものすごい風でしたね。木々の間を抜ける突風の音も尋常ではなくて、あまりの風の強さに恐れをなし、外に出られない状態でした。各地で電車が止まったり、事故があったりで、春一番と呼ぶには凶暴な風でした。キャンデーズの「春一番」は、かわいい歌なのに…。あれを聞くたびに、懐かしい想いがするんですが、でも、キャンディーズをテレビで見たことのある世代は、多分40代以降の人たちじゃないですかね。南海キャンディーズじゃないですよぉ、←若い皆さん。あの頃若かったキャンディーズのメンバーのランちゃんやスーちゃんは、今はもうお母さん役を立派にこなせる年齢ですもん。

そして春一番といえば、全国2千万人の花粉症の皆様、やってきました今年も花粉症の季節。私はもう、一週間くらい前から少しアヤしくなっていたのですが、もういけません。昨日、今日は、もうくしゃみと鼻水が止まらなくて、ティッシュペーパーの箱を横において仕事してます。既に鼻の下はガビガビ、真っ赤になってきました。鼻と口の周りのお化粧なんて、完全に取れちゃってます。電車に乗っている間はマスクをしていますが、マスクの下では 鼻にティシュを詰めて流れ続ける鼻水を塞き止め、口で呼吸をしてるなんて、とても他人様には見せられないミットモナイ状況であります
早めに、医者に行って薬をもらってこなければ…

ジュンク堂はやっぱりスゴい!

2008年02月15日 | 日々是好日
会計の専門書を探すために、昨日、新宿のジュンク堂に行きました。いやぁ~、やっぱりジュンク堂はすごいです。何がすごいって、その圧倒的な本の数、そして「専門書ならジュンク堂」と言われるだけあって、専門書の品揃えが多岐に渡ってます。配列の仕方も、関連するグループ毎にとてもわかりやすく、「ここを見た人は、こんなのも読みたいだろうなぁ」と、客の気持ちをそのまま分かってくれるようなニクい配列になっています。どの分野も、ある程度その分野の内容まで分かっている人が売場を担当しているに違いありません

池袋のジュンク堂には何度か行ったことはありましたが、新宿の三越アルコットの中に出来てから3年が経つのに、行ったのは初めてでした。昨年、新宿は売り場面積を拡大したらしく、私にとっては、池袋よりもこっちの方が本が見やすい、探しやすい感じでした。池袋は、1F~8Fまでビル全部がジュンク堂ですが、新宿は三越の6F~8Fまでの3フロアで、こちらの方が天井が高い気がします。

立ち読み、ならぬ座り読みをしてじっくり本が選べるように、売場のアチコチに椅子が置いてあるのも、変わらぬジュンク堂の姿勢。分からない事を聞くと、即座にその売場に案内してくれたり、時には本の内容まで説明してくれる店員さん達。そういえば、田口久美子さんという、文芸書ならなんでも来いのカリスマ書店員も池袋店にはいましたね。他にも、自分でイロイロ調べたい人の為に、データベースで在庫を調べられるようにパソコンも置いてあります。

最近、本を買うときは、手っ取り早くAmazonでネット購入してしまうことが多かったのですが、実際に本を手にとってみて、中身に目を通しながらそれぞれの本の比較ができるのは、実際店舗の強みです。何よりも、ジュンク堂は品揃えが圧倒的に多いので、一覧性が良いのです。今回、私がイメージしていた「こんなことが、こういう感じで分かりやすく書いてある本」というは、Amazonで事前検索してもヒットしてきませんでしたが、ジュンク堂では何冊かの本に出会うことができました

若い頃、ビンボーな頃、本屋にいるのが好きでした。2時間、3時間はアッというまに過ぎてしまいます。ただお目当ての本を買うだけではなくて、「アッこんな本もあるのか」「へぇ~、こういう切り口の考えもあるのね」とか、次々に別の面白そうな本と出合うことができる本屋って、独特の雰囲気があったことを今回は久しぶりに思い出しました
本好きには、ジュンク堂みたいな所は、とっても楽しいパラダイスです。これからは、もうちょっと本屋に出向く機会をふやそうかな、と思ったのでした。

ジュンク堂もNET通販やってます。こちらです↓
ジュンク堂