追い出される？

「あんた　今日　何処かに行く予定　ある？」

「午後から太極拳だよ」

「少し早く（家を）出ない？」

「どうして・・・？」

「あの人がいらっしゃるの・・」

「あの人？」

「○○帳簿の件で来られるの・・・・」

「あの綺麗な人？」

「綺麗な人？」

「どうしてあんたは、そんなことばかり言うの？」

「男は何時まで経っても変わらないものだよ！」ヘッヘ・ヘ・・・

我輩は綺麗な美人に弱い・・・　直ぐにこうなる？

「どうしようもないの・・・！」

「なんで今頃　来るんだ？　確定申告はとっくに終わったのだろう～？」

「なにかあったのか？」

「確定申告は　終わっているよ、他（ホカ）の書類を取りに来られるの。もう出来上がっているから書類を渡すだけなのだがね」

「渡すだけなら直ぐに済むだろう？」

「折角　遠くからいらっしゃるのに、“はい、これです“と渡して直ぐに帰ってもらうわけには行かないよ！貴方ではあるまし！」どうして我輩がここに出るのだ！？

「ここでおしゃべりをして、その後（アト）　何処かに行ってお食事をするの・・・」

「へ～ェ　お食事をね～」

「それなら何も俺が（家を）出てゆくことは無いと思うがな～ァ？」

「女には女の話があるのよ～！」

「へ～ェ　女ね～ぇ？」

「邪魔だってことか～ァ？」

「そう言うこと・・・」

「仕方ないか～少し早めに出かけるよ」

ということで本日は家を午前中　早めに出ることになった。

然し　何処に行くか？水泳もいいが？その後に太極拳は少々辛いな～　

さしずめ図書館にでも久し振りにお邪魔するか？少し気になっている本もある。

図書館で借りた本は、最初の目的の本は忘れて、つい、手にした何時もの剣豪諸説になった。



我輩が借りる本はこんなもの・・・

午前中はそこで時間を潰してから　体育舘に向かう。　

お昼は追浜の市営の競技場に車を入れて有名な「豚カツ」のお店で豚カツと洒落込んだ。

このお店は、ほんとに豚カツが美味い！値段も高くない！

ただ、我輩には少々量が多いのが欠点だ。油も腹に残る？

然し、美味しいので何時も全部食べてから・・・

「食べ過ぎた！」

「食べ過ぎた！」とカミさん並に後で嘆かなければならない！

そして今日も家に帰っても未だお腹が空かない！そこで

「おい！晩飯（バンメシ）は要らんぞ！」と怒鳴ったものだ。

カミさんは

「そう・・・・」だけだった。

何を食べたかも聞かない！吾関せずか？

”三界に家なし”とは我輩のことか？

時代は逆転しているのだ！

”なんとか”と”ストッキング”はますます強くなった。

これって古い？でも現実だよ！今の若い方には分からない”ギャク？”かな？

お分かりの方は我輩と同じ世代？失礼　

*三界（サンガイ）

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