大声？

大声？

カミさんが行きつけの婦人科の病院に行ってきた。

この病院のお医者様から肺ガンの疑いの指摘を受けたのだ。

その病院のお医者さんにガン・センターでの手術の経過を話し、ついでに
手術のときに４．５c,m のガンを取り出したとか？話すとお医者さんも驚いて

「それは、とても幸運だったですね。若しも　悪性のガンですと、そんなに大きなガンでしたら大変なことになりますよ」と言われたとか？

カミさんはガンが良性でよかったと喜んでいる。

また

「今　それだけ大きな声がでるとはビックリしましたよ」とお医者さまから言われたとか？

そして、

「それだけ大きな声が出るのは肺活量があるということですよ」と褒められたとか？

コレではガンもそれ以上取り付くシマもないか？

そこで我輩が

「“家に耳の物凄く遠いのが一人居てつい大声になります“と言ってやったら・・・」と言うと

「勿論　そう言ったわよ～」だって・・・。

「俺の耳が遠いのも役立ったな～」

「別に役に立って貰いたくはないが・・。大声でも聞こえないのだから・・・」

ぶすぶす文句を言っている。

ガンだ！ガンだ！と言っていたら益々落ち込む？？？？

カミさんはいつも現実を素直に受け入れ前向きに対処している。

我輩にはないものを持っているようだ。

どうやらウジ・ウジしているのは威張り腐った我輩らしい？

「ところでな～もう７時すぎたぞ～・・晩飯（バンメシ）は未だか！」

「やい！」

「早くせい！」

これでは、カミさんも病気を悔やんでいるヒマはないようだ。