ニューヨークも漸く、冬らしい天気となってきました。毎年11月末の感謝祭を境に厳しい天気と変わっていくのが例年の常なのですが、今年は12月に入ってもゴルフが出来るくらいのあたたかな気候!地球温暖化はやっぱりほんとなんだとおかしな納得をしてしまいました。こん状況では、せっかくの冬物もなかなかはけないのが物販の世界では禁物です。どうするのでしょうね。11月にはユニクロもオープンし、ぎりぎりのクリスマス商戦に間に合った感じがあります。これで、とりあえずの一年の売り上げは確保出来るので一安心という所でしょうか?
ただし、11.12月に売り上げが良いのはどのお店でも一緒なので、本当の商戦の始まりは来年に入ってからの戦いでしょうね!相手は、長年、厳しい戦いの中でしのぎを競ってきた、大手量販、ギャップを旗艦にするグループ、ヨーロッパからはH&Mの様な旬な商品を大量に出してくるお店も、拡張方向に向かっているし。。定番基本のユニクロが根を張るにはそれなりの戦略が必要でしょうね。特番のTシャツ程度では太刀打ち出来ないでしょう。。
お店ですが、片山くんのシャープなデザインは斬新でなかなか存在感はありますが、現実問題としてのフェースストックの管理はなかなか大変になるように思います。高さを強調したディスプレーは確かにインパクトはありますが、お店としての現実面をあまりにも無視しているように思えてなりません。商品の約7割はデッドストックとなりそれの管理だけでも大変な労力が必要でしょうね。。それでなくても飽きの早いニューヨーカーを満足させ続けるためには何がいるのでしょうね?