前からピアノの製造工程を見てみたいと思ってたところ
ツアーの募集をやっていて、早速申し込みをしました。
参加者が少なく良く中止になることが多いので、心配してたら催行決定でラッキー!
掛川工場に向かいました。 途中、間違えて一本手前の道に入り込んだり・・
ちょっとしたハプニングもありましたが、工場にたどり着きました。
玄関を入り エントランスにたくさんの楽器が所狭しと展示されていました。
ガイドをしてくれる女性の方に 「見学の時にカメラで撮ってもよいですか?」
と尋ねると 「工場の中は撮影禁止になっています。ここに展示されているのは
よいですが。・・」 と言われ展示されてるピアノやギター、管楽器をカメラで撮りました。
アップライトピアノ
グランドピアノ 空調の効いたガラス張りの部屋に置かれていました。
ギター類
明治初期に初めて作られたオルガン
ガイドのお姉さんがペタルを踏みながら チューリップ を弾いてくれましたが
聴いていると小さいころに戻る様な懐かしい響きでした。
1903年製(100年前) のグランドピアノで一度皇室に納められていたのが
2004年に戻ってきて ここに展示されています。
楽譜を置くブックスタンドには ヤマハ と透かしが入ってます。
ホールでDVDを見た後、これから工場見学です。
工場は作業の音でガイドさんの説明が聞き取りにくいから と耳に当てるレシーバーを
手渡されました。 耳に当て工場に方へ・・
入り口も出口も狭い場所ですが、みんながいったん揃ってから工場に入るようになっていました。
開け閉めで工場内の空気が汚れるのを防ぐために。
作業工程はピアノの80%が木材で出来ていてその木材を乾燥させてから次の行程へ・・
行程は20数行程もあり、ピアノが完成するまでに一年半ぐらいかかるそうです。
調律や調音は一台、一台部屋の中で一人の人が責任を持って作業にあたっていました。
私が長く見ていたかったのは 弦を張る行程。
整音の行程。 ハンマーを針先で穴をあけ、形や硬さを調整する行程です。
見学記念に帰り際にいただいたもので、これが ハンマー です。
羊の毛で作られたフェルトでとても固いです。
工場の見学は終わりました。
エントランスの隣の部屋に グランドピアノが三台置かれていて、ここは選定室となっていて
ピアノを買いたい人が自分でピアノを弾き、音色を聴き比べたりして好みに合わせて
契約をする部屋です。
同じモデルのピアノですが ガイドさんが弾いてるのを聞くと、少しですが
違いました。
工場を出て戻るとき、ドーム4個分ぐらいある敷地に工場はありますが、花壇の
植栽にはさすが ♪が彫られたガードが植えこまれていました。
何かの機会があれば又 見学したいです。
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