2013年度診断士試験合格に向けて 

2012年度二次試験BBBC 今年受からないと期限切れなのでもう後はない…。努力あるのみ!

工場のしくみが面白いほど分かる本 まとめ② ☆

2011-09-05 22:32:15 | 診断士
運営管理の前半ってやっぱり工場のことやってたんだ!と今さらながらつくづく思い知らされます。
しかし、どの勉強範囲も今の仕事と絡んでないとか、ほんま不利すぎる。
一年目の付け焼刃勉強法もそりゃ意味なさんわな。


需要予測と販売計画
見込生産⇒需要予測⇒販売計画
販売計画は、営業や販社などの販売側の組織が立案する
工場がこの販売計画を見て、いつような生産量を決める
☆このとき販売側の組織との窓口となるのが生産管理部
仮に工場が需要予測をするにしても、販売組織と連携することが必要!

販売計画は、1年といった長期の計画を立案する
大日程計画…販売計画をもとに年間の生産計画が立案すること
☆大日程計画から生産能力計画を立案、設備投資計画と日つよな人員採用計画を立案

中日程計画…月次での販売計画・生産計画(計画を見直すことを計画ローリングという)
☆この段階で、調達にかかる原材料や部品の発注・予約・内示をして事前に確保する
⇒計画以上の生産が必要な場合には外注や生産の優先順位が検討される。

小日程計画…日々何をいくつ、いつまでに作る必要があるかという生産順序計画を立案すること
計画は毎週見直されるものもあれば(旬が短いもの)、毎日見直されるものもある(日配品)
☆小日程計画では品目ごとの生産順序も決める⇒機械の段取り時間と作業者の都合から


資材所要量計画…製品を作るにあたって、必要になる部品や原料の数量を算出する計画
①独立需要品目…製品の需要に紐づいた必要品目⇒出荷可能な品目
②従属需要品目…製品を作るために必要な部品や原材料⇒独立需要品目を構成している部品
必要な部品の原材料の必要数量はMRPによって計算され、その必要数量を所要量と呼ぶ
☆所要量をもとに必要な部品の生産数が決まり、部品の小日程計画のインプットとなる

実績管理…計画・指示どおりのQCDでもの作りを把握すること
☆実績管理を行うことで、異常値をすばやく改善することができ、迅速にアクションをとれる
異常値管理をグラフなどを用いて行うことを「現場の見える化」という

在庫管理
基礎となるのが現品管理
仕掛品は仕掛品を置くべき場所に、台帳に記載された通りの数量と状態で置かれていることが重要

品質管理…ある一定の品質基準を満たすかどうかを「抜き取り検査」や「全数検査」で測定し不良品を出さないようにする
しかし、単に測定しているだけでは不良品を減らすことはできないので
☆工程で品質を作りこむ(品質改善活動/QC活動)…①不良の原因である装置や作業方法の改善②サプライヤーに原因を改善してもらうこと

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