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Orange Fields

南カリフォルニアのOrange Countyに住む30代。日々の生活で見つけた発見や幸せをお届けします。

村上春樹をまた読んでます

2012-09-14 | Book List
1週間ぶりにPCを開きました。
というのも、息子のRSウィルスが治ったと思いきや、今度は夏風邪にかかり、さすがにこれ以上は休めないと(またまたまたまた)母親に来てもらっていたのです・・。
こんなに迷惑ばかりかけて甘えて、離れていても老後は相当お返しさせてもらわないといけないです。

その上仕事も忙しく、毎日のように残業だし(といっても息子をお風呂に入れる時間には帰らなければいけないので長くても7時半までですが・・)、職種柄、肩こりと目の疲労、頭の疲労が激しく、毎日へとへとだった訳です。

しかしながら母に夕食を作ってもらったり、家事をしてもらったり、保育園のお迎えを頼んだおかげで、朝は毎日6時半まで寝させてもらって、睡眠時間はしっかりとれていました。頭があがりません。周りのサポートがあってこそ仕事を続けられているのだと痛感した次第であります。

そんな毎日の中で、寝る前のちょっとしたリフレッシュになっていたのが読書です。
この数カ月間で読んだものをざっとリストアップするとこんな感じです。
東野圭吾の『容疑者Xの献身』『手紙』『魔球』『白夜行』『浪花少年探偵団』、ガリレオシリーズ。原田マハの『キネマの神様』。

たまたま読んだ東野圭吾の『容疑者Xの献身』はプロットがあまりにも面白く、ほかの小説も気になって一気に読みました。気に入った作家に出会うと同じ作家の本ばかり読んでしまうのです。東野圭吾はもともと研究者だったそうで、理系っぽい話がたくさん出てきます。そしてまじめで暗い話が多いです。『浪花少年探偵団』は明るくて好きだけど『魔球』や『白夜行』はとにかく暗いです。

先週から読み始めているのが



久しぶりの村上春樹。
この作品は欧米での評価が高かったと記憶しています。
面白いなと思います。
何冊も彼の長編小説を読むとそこにある一貫した思想や哲学がなんとなく見えてきます。


今日は悲しいことにこの下巻を会社に忘れてきてしまったのです!
だから仕方なくPCを開き、のこのこと記事をアップしているというわけ。

この小説は英訳され、「ニューヨーク・タイムズ」紙で年間の「ベストブック10冊」にも選ばれたそうです。この内容が翻訳されるとどうなるんだろうと気になって仕方ない。日本語で読んでも難しい文章を社会的な背景や文化、思想を含めどのように訳出するのかなって。いずれにせよニューヨーク・タイムズで高評価を得るくらいですから、素晴らし英訳なのでしょう。落ち着いたら英訳版でも読んでみたいなと思うのです。