この半年間で一番聴いたのはベートーヴェンのピアノソナタ30~32番。
季節や自分の状態によって聴きたい音楽に変化はでるけれど、ラヴェル→ベートーヴェン、ドヴォルザーク→ベートーヴェン、シューマン→ベートーヴェン、ラフマニノフ→ベートーヴェン、というように結局いつもベートーヴェンに戻ってくる。
32曲あるピアノソナタの最後の3曲30~32番は、崇高、成熟、極み、何と表現したらよいのか。
チープな表現になってしまうけど、人間が作ったものとは思えないというか、ここまで成熟した作曲家の精神性に感嘆してしまうというか、始めて聴いたときは言葉を失ってしまった。
ピアニストはベートーヴェンの32曲をすべて演奏して、やっとベートーヴェンを理解することができたとするそうだ。
大家とされるピアニストが何度も全曲録音に取り組むことからも分かるように、歳を重ねるごとに解釈や表現の方法が生まれ、新たな境地が生まれる。
200年近くも受け継がれてきた音楽の重みと価値に聴いている方も押しつぶされそうになってしまう。
今年2月に30~32番を披露すべく来日したアンドラーシュ・シフの録画放送を見た。
前回来日したときよりもかなり曲に入り込んで外見も変わったように感じたのはわたしだけ・・・?
この曲を表現するには演奏者にもそれなりの覚悟が必要ということなのだろう。
素晴らしい演奏だと思った。
私自身も30代、40代、50代、歳を重ねるごとに人間的にも成長しつつ、音楽を感じる心と知性を磨いていきたいものです。
季節や自分の状態によって聴きたい音楽に変化はでるけれど、ラヴェル→ベートーヴェン、ドヴォルザーク→ベートーヴェン、シューマン→ベートーヴェン、ラフマニノフ→ベートーヴェン、というように結局いつもベートーヴェンに戻ってくる。
32曲あるピアノソナタの最後の3曲30~32番は、崇高、成熟、極み、何と表現したらよいのか。
チープな表現になってしまうけど、人間が作ったものとは思えないというか、ここまで成熟した作曲家の精神性に感嘆してしまうというか、始めて聴いたときは言葉を失ってしまった。
ピアニストはベートーヴェンの32曲をすべて演奏して、やっとベートーヴェンを理解することができたとするそうだ。
大家とされるピアニストが何度も全曲録音に取り組むことからも分かるように、歳を重ねるごとに解釈や表現の方法が生まれ、新たな境地が生まれる。
200年近くも受け継がれてきた音楽の重みと価値に聴いている方も押しつぶされそうになってしまう。
今年2月に30~32番を披露すべく来日したアンドラーシュ・シフの録画放送を見た。
前回来日したときよりもかなり曲に入り込んで外見も変わったように感じたのはわたしだけ・・・?
この曲を表現するには演奏者にもそれなりの覚悟が必要ということなのだろう。
素晴らしい演奏だと思った。
私自身も30代、40代、50代、歳を重ねるごとに人間的にも成長しつつ、音楽を感じる心と知性を磨いていきたいものです。