テレビで、新米教師が担任になった子供の保護者や、新米教師の話の話題をしていました。
それで思い出しました。
我が家の二番目の子供が小学二年生の時の担任がまさに新米教師でした。
初めての参観日に行ってびっくり、授業中なのか休み時間なのか見当もつかない状況だったのです。
教師は授業をしている様ですが、聞いている子と勝手な行動をしている子が半々くらいでした。
うるさくて教師の声が聞こえない、しかし教師は怒る事も出来ず・・・。
見かねた父兄が子供達を一喝。
その場は収まりましたが、その後どうなった事やら?
20年以上も昔の事で、どうする術もわからないまま、一年過ぎました。
その先生は転校されたか、辞められたか、
学年最後の父兄面談に何の資料も持たず対応された時は呆れ果てた事を思い出します。
一人ひとりの子供に対して何の評価も注意点すらも記録されていなかったのでしょうか?
小学低学年の教育はその子供の将来さえも左右するくらいとても重要な時期です。
その一番大切な時期にこんな最悪な教師に担任された子供達は悲劇です。
良い教師に恵まれるかどうかは子供達の運なのですが、運の良い子は本当に良い教師にあたります。
反対に、運の悪い子は、そんな教師に多くあたります。
教師は職業ですが、その前に一人ひとりの人間の将来をも左右してしまう事の自覚も持ってほしい。
教師がその自覚を持っていれば、いじめで自殺する生徒はいなくなるはずです。
教師という職業はそれ程重責なのです。
間違っても新米教師には小学校低学年の担任はさせないでほしい。
保護者の体験です。