大玉村社会福祉協議会が法人化して今年度で20年。
そして同じように、建設して20年の建物が二本松にあります。
それはJICA二本松(以下、敬称略)。
そんなJICA二本松に、11月4日のホットふれあいサロンの活動で見学に行ってきました。
そもそもJICAの活動は、
①技術協力
②有償資金協力
③無償資金協力
④国際緊急援助及び市民、参加協力
というものがあります。
皆さんがJICAの活動と言われてパッと思いつくのは、①の技術協力、つまり開発途上国へ行って人材育成のための様々な活動をしているJICAボランティアの活動ではないでしょうか。
今回JICA二本松を見学させていただいたのは、④の市民、参加協力の部分で開発途上国への理解を深める活動に該当します。アフリカや中東には開発途上国の国が多いですが、皆さんはそれらの国をいくつ言えますか。
例えばイケメン。男気溢れるイケメンと言えば高倉健さん。背中で悲哀を語る姿には同性でもうっとりすること間違いなし。もっと若い世代になって竹ノ内豊さんもイケメンですね。あの声と髭があんなにも似合う人は日本人ではなかなかいませんね。
と、イケメンは関係ありません。
イエメンです。タイプミスをしてイケメンになってしまったのでついつい調子に乗りすぎました。イエメンは中東の国の一つで、人口はおよそ3,000万人。世界最貧国の国の一つで、イエメン人は全員イスラム教徒。このイスラム教では女性は人前で髪を見せるのは恥ずべきことであり、日本人で行ったらその辺を水着でウロウロしているようなものとのこと。
ですから皆さんも中東の国やアフリカの国に行く機会があった場合には、女性は髪を見せないように、男性はそんな女性をジロジロ見ないように気をつけてください。
という事は、なかなか知る機会がありません。そういうことを海外で活動して、日本人に知識として伝えることも立派なJICAの活動なんですね。
まずはJICA二本松に到着すると国内協力員の渡邉さんからJICA全体の活動についての、例えば上記①から④のような話がありました。
説明終了後、施設内を案内していただきました。
JICA二本松には現在147名の訓練生がいて、青年海外協力隊は70日間、シニア海外ボランティアは35日間、合宿制の訓練を実地しています。訓練の内容は、任地で活動するために必要な知識や技能を身に着けるための講座や演習形式で学び、語学は、少人数クラスで集中研修を行っています。
外には国旗があり、訓練生の朝は国旗掲揚から始まるそうです。実際、派遣された現地では、国旗掲揚中、国家が流れている時には仁王立ちで、もしよそ見をしている人がいたらやり直しになるようで、幼少の頃から愛国心を養うような教育がなされているようです。日本では国旗に関する教育などはもしかしたらほとんど行われていないかもしれません。ですから海外に行った時にそのギャップに戸惑わないように、JICA二本松で行う毎朝の国旗掲揚も訓練の一つになるらしいです。
施設見学後は、展示してあった民族衣装をサロン参加者で試着させていただきました。
なかなか皆さんお似合いですよね。
私も両手に華で、ついつい笑顔にならずにはいられません。
そうこうしているうちに、座学第2弾として市民参加協力調整員の永井さんが体験話や、現地の洋服の説明をしてくれました。上記のイエメンのお話は永井さんより伺いました。
永井さんからはお話だけではなく、中東やアフリカの国々の民族衣装を実際にどのように着けるのか、それらは何のために着用するのかについて、実際にそれぞれの国のものを着させていただきました。
遊牧民風な感じからアリババと40人の盗賊に出てきそうな方まで様々です。
そしてJICA二本松見学のしめを飾るのが訓練所のスタッフの方が腕をふるった栄養満点の昼食です。
今日は、主食が蕎麦でしたが、現在JICA二本松では2ヶ月に1度世界中の国や地域の食文化を取り入れた世界の食事を味わいながら、その国で活動してきた隊員たちが文化や暮らしについて話してくれるというイベントを実施しています。民報新聞や民友新聞に時々掲載されていますので、もし見かけた場合には、そして興味がある場合には、お早めにJICA二本松へお申込みください。
私も一度ご馳走になったことがありますが、普段口に出来ないような食材や味付けで、更にはその国のお話まで聴くことが出来て、一挙両得と言いますか、身も心も大満足でした。
お腹もいっぱいになって最後に記念写真♪
今回も住民支え合い助成金を活用させていただきました。有難うございました。
中近東を旅したことがあるなんて、羨ましいですね。
私もいずれ機会があればトルコのカッパドギア遺跡とかに行ってみたいと思っております。
日本には未だに忍者がいると思われているんですね。やっぱり帯刀し、髪型は髷、語尾にはござる、とかの方がロマンを感じる、かどうかは定かではありません。
隠すことで魅力が増すのは不思議な感じがしますが、そういうことって日本での日常でもありますよね。
勿論、私もベールを被っての旅でした!!
しかし、一般の家庭の中で昼食を頂き…トルコ風呂(ハマム)での女性達の元気な事と言ったら→隠した方が魅力が増す感じは何とも不思議☆
ジャイカに参加して、実際に住んで活動したら…中東・アフリカのイメージとは別な面が見られるかもo(^-^)o
今だに日本には忍者が居ると思われているし♪(笑)