今日は、つくばエクスプレスの東京延伸についてです。
以前の投稿から、何か目新しいことがあったわけではないのですが、だんなから面白い?ものを教えてもらいました。
だんないわく、国会で、つくばエクスプレスに関するやりとりがなされているとのことでした。
もりすけは、あまり詳しくはないのですが、衆議院のホームページから検索した、衆議院の166回国会の国土交通委員会の議事録の抜粋をご紹介しますね。
○葉梨委員
~省略~
もう一つ、今運政審答申の十八号という話がございましたけれども、つくばエクスプレス、これが一昨年開業をいたしまして、今順調にといいますか、沿線の開発も相当進んでおるわけでございます。つくばと秋葉原の間を四十五分で結ぶ、私の選挙区においても守谷という駅を持っているわけなんですけれども、そういう路線。鉄道関係では首都圏最後の大規模プロジェクトじゃないかというふうに言われております。
そして、沿線の開発についても、宅鉄法ですね、宅地と鉄道の一体的な開発、そういうことで、いろいろな形での張りつきといいますか、住宅の張りつきが行われているわけですが、やはり一つの、運政審答申の十八号という意味で、秋葉原から東京駅までつくばエクスプレスを延ばすということは非常に効果があるんじゃないかというような答申をいただきまして、これがまた、つくばエクスプレスの会社、さらには我が茨城県民にとっても悲願というようなことになっているわけです。
そして、先般、この春ですけれども、運政審答申十八号のフォローアップ調査というのを国土交通省でやられたというお話を伺っております。
それによりますと、無利子貸付制度では、東京駅での乗りかえ利便性を向上させた場合、東京延伸なしの場合よりもつくばエクスプレス会社の収支が好転した、あるいは利便増進制度、これはスキームが二つありますので、利便増進制度では、東京駅での乗りかえ利便性を向上させた場合に、累積資金収支黒字転換が三十年以内になったということで、我々にとってみたら、この東京駅延伸というのは比較的ペイをするというような形の調査をいただいて、非常にありがたいなというふうに思うわけです。
このようなつくばエクスプレスの東京駅延伸に向けて、国土交通省としても積極的に取り組んでいただきたいということをお願い申し上げたいと思うんですけれども、国土交通省の取り組みについてお伺いをいたしたいと思います。
○平田政府参考人 ただいま委員の御指摘のように、つくばエクスプレスの秋葉原からつくば間の現状をちょっと申し上げさせていただきますが、平成十七年八月の開業以降、その利用は順調に推移をしてきてございます。平成十八年度の一日当たりの輸送人員は十九・五万人と、十八年度の目標でありました十五・五万人を上回る結果となりまして、その後も輸送人員は順調に増加しておりまして、十九年四月の実績では一日当たりの輸送人員は約二十三万人となっているところでございます。
このように、輸送人員につきましては、まずは順調な滑り出しということではございますが、現在、開業後まだ一年九カ月が過ぎたばかりのところでございますので、さらに慎重にその動向を見きわめる必要があると考えているところでございます。
それで、ただいま委員の方から御指摘がありました、つくばエクスプレスの東京延伸に関する調査結果の概要でございますが、昨年度、本計画が位置づけられている運政審の十八号答申のフォローアップ調査の一環のケーススタディーといたしまして調査を実施したところでございます。
その調査結果のポイントにつきましては、具体的にちょっと申し上げますと、まず、東京延伸については、現在のTX、つくばエクスプレス会社が目標といたします一日二十七万人の輸送人員を確保して、その経営を安定させることが大前提となります。次に、その上で、延伸事業の採算性を高めるために有効となります東京駅における他の鉄道路線への乗りかえ利便性の向上方策、例えば、自由通路の整備を行っていくとか、ホーム位置の検討などによります乗りかえの利便性向上方策について検討する必要があります。
これらの検討を行った上で、延伸計画の事業スキームでありますとか、資金調達のあり方について、さらなる検討を行うことが必要であるという調査結果になってございます。
したがいまして、本計画を実現させるためには、まずは、沿線の開発などによりまして目標とする輸送人員を確保していく、会社の経営を安定させるということが大前提でありますが、その上で、この私どもが行いました調査結果を踏まえつつ、地元の関係者などにおいて議論を深めていただいて、合意形成をしていただくことが肝要ではないかと考えております。
国土交通省といたしましても、こういった状況を踏まえつつ、必要な助言、検討を行ってまいりたいと考えております。
○葉梨委員 そこら辺を、ぜひ積極的な助言と検討と御相談に乗っていただくように強く要望を申し上げたいと思います。
時間の関係もありますので、ちょっと二点、つくばエクスプレスの関係と、それから速達性の向上について、御要望を申し上げておきたいと思います。
一つは、TXも順調に伸びているといっても、お金がなかったものですから、あそこはプラットホームが六両編成のものでしかないんですね、八両の計画を六両に削っちゃったものですから。ところが、ラッシュ時は相当込んでしまいますので、喫緊の課題として、東京駅への乗り入れももちろん悲願なんですけれども、六両を八両のホームにするような、そういうような形での対策というのもまた御相談に乗っていただきたいというのが一つ。
それから、TXの関係だけではなくて、JR、それからほかの民鉄の関係もあるんですけれども、実は乗り継ぎのダイヤですね。速達性の向上というのはずっと国交省がいろいろとやられているのはわかるんですけれども、今非常に高齢者がふえておりまして、いろいろな話を聞きますと、ダイヤなんかで、非常に短くて乗り継ぎがうまくいかないと。ですから、やはり高齢者の利便性というのも考えた形でのダイヤの組み方、そういったことについても、速達性の向上とあわせて御配慮をいただけたらありがたいなということを御要望申し上げておきます。
~省略~
○葉梨委員 以上で私の質問を終わりますが、一生懸命お願いをいたします。ありがとうございました。
この自由民主党の葉梨康弘委員というのは、取手とか守谷出身のようですね。
この国会議員のホームページなどを見ると、葉梨委員のお父さんが国会議員で相当頑張られたようです。
先日、流山市長をたたえる記念碑を紹介しましたが、あらためて、いろいろな方が尽力されたんだなぁと思います。
以前の投稿から、何か目新しいことがあったわけではないのですが、だんなから面白い?ものを教えてもらいました。
だんないわく、国会で、つくばエクスプレスに関するやりとりがなされているとのことでした。
もりすけは、あまり詳しくはないのですが、衆議院のホームページから検索した、衆議院の166回国会の国土交通委員会の議事録の抜粋をご紹介しますね。
○葉梨委員
~省略~
もう一つ、今運政審答申の十八号という話がございましたけれども、つくばエクスプレス、これが一昨年開業をいたしまして、今順調にといいますか、沿線の開発も相当進んでおるわけでございます。つくばと秋葉原の間を四十五分で結ぶ、私の選挙区においても守谷という駅を持っているわけなんですけれども、そういう路線。鉄道関係では首都圏最後の大規模プロジェクトじゃないかというふうに言われております。
そして、沿線の開発についても、宅鉄法ですね、宅地と鉄道の一体的な開発、そういうことで、いろいろな形での張りつきといいますか、住宅の張りつきが行われているわけですが、やはり一つの、運政審答申の十八号という意味で、秋葉原から東京駅までつくばエクスプレスを延ばすということは非常に効果があるんじゃないかというような答申をいただきまして、これがまた、つくばエクスプレスの会社、さらには我が茨城県民にとっても悲願というようなことになっているわけです。
そして、先般、この春ですけれども、運政審答申十八号のフォローアップ調査というのを国土交通省でやられたというお話を伺っております。
それによりますと、無利子貸付制度では、東京駅での乗りかえ利便性を向上させた場合、東京延伸なしの場合よりもつくばエクスプレス会社の収支が好転した、あるいは利便増進制度、これはスキームが二つありますので、利便増進制度では、東京駅での乗りかえ利便性を向上させた場合に、累積資金収支黒字転換が三十年以内になったということで、我々にとってみたら、この東京駅延伸というのは比較的ペイをするというような形の調査をいただいて、非常にありがたいなというふうに思うわけです。
このようなつくばエクスプレスの東京駅延伸に向けて、国土交通省としても積極的に取り組んでいただきたいということをお願い申し上げたいと思うんですけれども、国土交通省の取り組みについてお伺いをいたしたいと思います。
○平田政府参考人 ただいま委員の御指摘のように、つくばエクスプレスの秋葉原からつくば間の現状をちょっと申し上げさせていただきますが、平成十七年八月の開業以降、その利用は順調に推移をしてきてございます。平成十八年度の一日当たりの輸送人員は十九・五万人と、十八年度の目標でありました十五・五万人を上回る結果となりまして、その後も輸送人員は順調に増加しておりまして、十九年四月の実績では一日当たりの輸送人員は約二十三万人となっているところでございます。
このように、輸送人員につきましては、まずは順調な滑り出しということではございますが、現在、開業後まだ一年九カ月が過ぎたばかりのところでございますので、さらに慎重にその動向を見きわめる必要があると考えているところでございます。
それで、ただいま委員の方から御指摘がありました、つくばエクスプレスの東京延伸に関する調査結果の概要でございますが、昨年度、本計画が位置づけられている運政審の十八号答申のフォローアップ調査の一環のケーススタディーといたしまして調査を実施したところでございます。
その調査結果のポイントにつきましては、具体的にちょっと申し上げますと、まず、東京延伸については、現在のTX、つくばエクスプレス会社が目標といたします一日二十七万人の輸送人員を確保して、その経営を安定させることが大前提となります。次に、その上で、延伸事業の採算性を高めるために有効となります東京駅における他の鉄道路線への乗りかえ利便性の向上方策、例えば、自由通路の整備を行っていくとか、ホーム位置の検討などによります乗りかえの利便性向上方策について検討する必要があります。
これらの検討を行った上で、延伸計画の事業スキームでありますとか、資金調達のあり方について、さらなる検討を行うことが必要であるという調査結果になってございます。
したがいまして、本計画を実現させるためには、まずは、沿線の開発などによりまして目標とする輸送人員を確保していく、会社の経営を安定させるということが大前提でありますが、その上で、この私どもが行いました調査結果を踏まえつつ、地元の関係者などにおいて議論を深めていただいて、合意形成をしていただくことが肝要ではないかと考えております。
国土交通省といたしましても、こういった状況を踏まえつつ、必要な助言、検討を行ってまいりたいと考えております。
○葉梨委員 そこら辺を、ぜひ積極的な助言と検討と御相談に乗っていただくように強く要望を申し上げたいと思います。
時間の関係もありますので、ちょっと二点、つくばエクスプレスの関係と、それから速達性の向上について、御要望を申し上げておきたいと思います。
一つは、TXも順調に伸びているといっても、お金がなかったものですから、あそこはプラットホームが六両編成のものでしかないんですね、八両の計画を六両に削っちゃったものですから。ところが、ラッシュ時は相当込んでしまいますので、喫緊の課題として、東京駅への乗り入れももちろん悲願なんですけれども、六両を八両のホームにするような、そういうような形での対策というのもまた御相談に乗っていただきたいというのが一つ。
それから、TXの関係だけではなくて、JR、それからほかの民鉄の関係もあるんですけれども、実は乗り継ぎのダイヤですね。速達性の向上というのはずっと国交省がいろいろとやられているのはわかるんですけれども、今非常に高齢者がふえておりまして、いろいろな話を聞きますと、ダイヤなんかで、非常に短くて乗り継ぎがうまくいかないと。ですから、やはり高齢者の利便性というのも考えた形でのダイヤの組み方、そういったことについても、速達性の向上とあわせて御配慮をいただけたらありがたいなということを御要望申し上げておきます。
~省略~
○葉梨委員 以上で私の質問を終わりますが、一生懸命お願いをいたします。ありがとうございました。
この自由民主党の葉梨康弘委員というのは、取手とか守谷出身のようですね。
この国会議員のホームページなどを見ると、葉梨委員のお父さんが国会議員で相当頑張られたようです。
先日、流山市長をたたえる記念碑を紹介しましたが、あらためて、いろいろな方が尽力されたんだなぁと思います。