ちょっとコーヒーブレイク ≪家づくり応援団!≫

住まいや、住まうひとの健康、お手入れ。整理、収納にお困りの方。
これからの家づくりについての情報をお伝えしていきます。

SWの家 気密測定 実施しました(^^)

2019年06月22日 | 住宅おとくな情報

皆さんこんにちは

先日の山形県沖地震は驚きましたね(-。-; 久しぶりの緊急地震速報に恐怖を覚えました。

私の住む新潟県上越市は震度3でした。スマホやテレビの緊急地震速報が鳴り響いて身構えておよそ20秒後でしょうか。軽く横揺れが数秒間ありました。

ホントに地震は忘れた頃にきますね。緊張します(・_・; 日頃から防災意識を持ち続けること、改めて肝に銘じたところです。

昨年新築工事させていただいた新潟市内のお客様もご無事とのことで安心しました。SW(スーパーウオール)は強くて良かったとおっしゃっていました(^_^)

 さて、前置き長くなりましたが(^_^;)、先週上越市上千原地内の現場にて気密測定を行いました。SW工法では必須の測定です。

  

速報値はC値0.31cm/㎡と基準の半分以下の数値でした。なんのこっちゃ、と思われる方もいらっしゃるでしょうが、要は”すきま”がすごく少ない=気密性が高いということなんです。

いくら断熱性を高めても気密性を確保しないとすきま風が入ってくる結果になり、特に冬の室内の温度差を生んでしまうのです。この室内の温度差が大きいと健康リスクを増大させる要因となる、と研究報告されています。またせっかくの計画換気の風の流れが設計書通りに行われずに空気がよどみ、湿気を生みカビや壁内の結露を生んでしまうことにもなってしまいます。検証報告では大手ハウスメーカーさんの家でも新築後5年で一部の壁や床が結露して残念な結果となってしまったケースがあるそうです。気密対策が弱いということでしょうか?マイホームを建てて5年、たったの5年ですよ(-_-;)

これからの住まいは、断熱性+気密性の性能をセットで向上させないといけません。大島工務店ではこの断熱性を最大限生かす気密性の確保に重きを置いています。

  

天井と床の温度差は1~2℃が望ましいとのことです。

ローコスト住宅ではそこまで手をかけていられません。大手ハウスメーカーさんでさえ施工実測はしていません。初期コストは少し増えてしまうかもしれませんが、大島工務店ではお客様のご予算をお聞きして最善のお住まいをご提案、ご提供させていただいております。

設計書と施工の差異を回避するべく、すきまを埋めること、気密測定をすることで、建てた家の実測値の結果をお知らせして安心してお引渡しさせていただきます。

断熱性の良さ、計画換気の採用、それらを生かすために気密性を上げる=すきまをなくす(埋める)ことが肝心です!

長くなりましたが今回は現場気密測定の実施結果および気密性の重要性、気密性の見える化についてお話しさせていただきました。最後までお読みくださり誠に有難うございました。


まだ梅雨も中盤です。大雨やゲリラ豪雨もあるかもしれません。とにかくお体に気をつけてお過ごしください。

ではまた(^^)/~~~