お寺ふぁん・続々

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昭和がまた・・ 梅宮仕事人ほんま死亡 御用!御用!

2019-12-12 | 日記

 やくざだったり警察だったり料理人・・ 仕置きの後、首を矢で射られ絶命、流れて行く必殺仕事人でもあった。その新次梅宮辰夫氏がほんまに亡くなったとのこと。

 

 また一人昭和の灯が消えてしまったね。

 本来“いつ”というのは関係ないんだけど、押し詰まってというのはやはり淋しさが倍加する。

 

 さて、訃報に関連させて申し訳ないところだけど、やくざで警察って・・ 江戸の治安はどうしていたんだろう?

 ・・まんま梅宮役どころみたいな感じだったようね・・

 

 江戸の警察組織のトップは南北二人の町奉行、行政官でもあり警視総監、裁判所長官、検察官トップを兼ねる。

 その配下に与力各25人、同心各100人ほどがいた。南北は管轄区域分けではなく月番として交互に職務に就いた。公的組織としては以上。

 え~ すると、“だんな、こりゃ~廻船問屋のさしがねにちげーありやせんぜ・・” とか進言する者がいない。

 また狼藉者が出たときに“御用!御用!”と押しかける手勢もいない。

 実は“廻船問屋が~・・”と直接的に捜査を行う岡っ引きとか目明しとか言われる者を同心が個人的に雇っていた。

 どういう者を雇った? それは罪人を釈放して蛇の道はヘビ的に使っていたとか・・まさにやくざにして警察ね。

 同心にそんな財力あるの? 同心は薄給なので“ない”が公式みたいだけど、付け届けで賄われていた模様、結構羽振りいい。

 “御用!御用!”の方は無宿人などを束ねるかしらに“おい、頼むぞ!”と外注だったとか。

 

 現代風に当てはめると、奉行は都知事、与力が警察署長級、その下の同心が刑事、岡っ引きが民間探偵業者社長、社長にはチーフ級の手先とヒラの下っ引きという手下がいた。

 “御用!御用!”は民間ガードマン業者ということでまずまず当たりだろう。

 

 そして現代の顔つきで言うと大岡越前や遠山金四郎が町奉行、与力の顔は思い浮かばない。中村主水は同心、銭形平次は岡っ引きで十手の常時携行はないし十手には房もない。

 投げる銭も支給されないのできっとことが収まってから探すだろうし、ときになきべそになることもあったと思う。民間は御用では食べていけないので本業を持っていたという。

 長谷川平蔵は火付盗賊改方でいわば強行犯係の別組織人。

 

 時代劇顔も減る一方かな(;´・ω・)

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