田植えが進む。
こんな時期だったんだね。
日本海軍が連戦連勝から壊滅的打撃を受けた。
ミッドウェー海戦である。
ミッドウェー海戦である。
これを境に日本軍の制空権、制海権は失われた。正確には制空権、制海権維持の困難性が露呈したと言うべきなのかもしれない。
末期には天草の牛深沖、いわば庭先で戦闘艦艇が潜水艦に撃沈された。
遠い戦地ではなく、すぐそこ…
旧日本軍で軽巡洋艦(軽巡)というジャンルは水雷戦隊旗艦、敵艦隊に肉薄する駆逐艦を指揮して雷撃を火力支援する一方、自らも雷撃を行う。
敵主力艦砲撃の直撃を食らえば瞬殺される危険性を伴う。
連装魚雷発射管。
勇ましい… 勇まし過ぎて痛い。
14サンチ砲。
駆逐艦の12.7サンチ砲より一回り大きい。
本来は15.5サンチ砲だろうけど日本人の体格に合わせ、一回り小さくしてある。
15.5サンチ砲というのは今ポピュラーな砲。
ウクライナ支援の榴弾砲はこのサイズ(155ミリ砲)。
ただ、艦載砲は加濃砲(カノン砲 直射砲)。
水偵を搭載する。
三本帯煙突の両側甲板に対空用の25ミリ単装機銃が覗く。
低速鈍重な水上機くらいだと対抗できるかもしれないけど、進化した高速機相手だと"ないよりまし"程度だと思う。
銃手もむき出しでとても怖かったと思う、というか思う前に落命したかも…
沿岸小型漁船が救助に出る近さ。
救助する側も怖かっただろう… 潜水艦が浮上して銃砲撃を加えてくるかもしれないし、将兵の血に鮫が狂喜乱舞するかも…
これは過去の話、ただこれを上回る惨劇が東ヨーロッパで繰り返されているんだよね。
平和を希求するし、今こそそのありがたみを感じる。