BCリーグの上信越地区優勝を決めた新潟アルビレックスBCで、かつてひのき舞台で名をはせた選手が再起をかけている。甲子園の優勝投手で、プロ入り3年目で新人王を獲得した正田樹(いつき)投手(29)。今季はシーズン終盤になって本来の実力を見せ、2日の地区チャンピオンシップ第2戦でもチームの初優勝を決める好投を見せた。
4~6月の前期日程こそ勝ち星に恵まれなかったが、だんだん力を発揮した。9月25日の富山サンダーバーズ戦では「調子は良くなかった」と言いながらも、7回被安打2、無死四球で無失点。3勝目を挙げ、チームの後期優勝に王手をかけた。
後期優勝を決めた後、前期優勝の群馬ダイヤモンドペガサスと戦った2日も先発。6回被安打3で無四死球、失点ゼロで中継ぎ投手につないだ。プレッシャーのかかる試合で慌てず、緩急を使って打たせて取る投球術を橋上秀樹監督も「勝負強い」と評価する。
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