「不振続く藍 さらに上目指すための試行錯誤か」：イザ！

【スポーツを斬る】
５月８日に終えた女子ゴルフ国内四大大会の今季第１戦、ワールド・サロンパス・カップ（茨城県茨城ＧＣ）は昨季の賞金女王アン・ソンジュ（韓国）の逆転優勝で幕を閉じた。
調子は完全ではない中での優勝に、今季も韓国旋風をうかがわせた。
その一方で、東日本大震災後として初めて国内ツアーに出場し、日本勢を先導して優勝争いに加わると期待された宮城・東北高出身の宮里藍は辛うじて予選を突破すると、その後も浮上する兆しもなく、３日目にはブービーと全く振るわず、４９位に終わった。
集中力が散漫でスコアメークできないという、米ツアーで６勝する宮里にしては珍しい体たらくぶりだった。
この状況に「もっと上を目指そうと試行錯誤しているのでは」と見る関係者もいた。
（松本恵司）

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