鬼橋ブログ

鬼界浩巳事務所の構成員、鬼界(きかい)と橋本が書く日誌です。ブックマークからHPにも行ってみてね。

体操着

2006年10月07日 | 日誌
日直・橋本


 知人の娘(中1)が、
都内区立中学対抗の大きな陸上大会に参加したそうなのだが、 
その際のユニフォームが最悪だったらしい。
以下、知人談。
「ワキがガバッと開いたランニングに、
下は、白のペロペロの生地のパンツ。
もちろん、娘は準備万端チェックにチェックを重ね、
工夫に工夫をこらし臨んだが。
あのユニフォームを決めた教師は、絶対、変態だ。」
同感。
わざとだな。
すべて承知でやってるな、それは。
 私が通った小学校は、
体育の時間、
真冬でも「半袖シャツとブルマーのみ着用」という規則だった。
寒風が吹きすさぶ中、ジャージの上着をはおることはおろか、
靴下をはくことさえ許されず、
ブルブル震えながら体育の授業を受けた覚えがある。
「風邪をひかない身体作り」という名目。
「子供の頃の鍛錬が、その後の頑健な肉体を作る」だと。
けっ。
愚行だ、愚行。
なんの役にも立たん。
風邪引き放題じゃんか。
どっちかっつーと、ひ弱よ、今、私。
ばからしい。
寒い思いして損した。
んが、
思えば、当時、
寒さどころじゃない、もっともっとイヤな思いをしている子たちも居たのだ。
小5にして、早、胸のふくらみが目立ち始めた女子児童。
「児童」ったって、
ランドセルが全く不釣合いな、色っぺーマセガキって居るもんね。
薄っぺらな板切れのような上半身だった私なぞは、
その子らの早熟ぶりと自分とのあまりのチガイがフに落ちず、
何度か、
「あんた、ほんとに小学生?」と訊いてみたものだ。
今でこそデカいバストを切望しているものの、
小学生の時には、無くてよかったと思うよ、胸は。
白の半袖シャツ1枚で、男子生徒の前で飛んだり跳ねたりさせらちゃ、たまらんぜ。
見てるほうも、たまらんぜ。
担任はオッサンだったのだが、
ヤツは、それを見て、大いに楽しんでいたことだろう。
絶対だ。
なんせ、このオッサン、
私が卒業した数年後、
「児童の身体を触った(というウワサ)」でクビになっているほどのヤツだ。
結局、
早い時期に、複数の父兄から苦情が寄せられたことにより、
規則は緩和され「ブラはOK」となったのだが、
そうなる前に、
なぜ、
女教師連中が、規則に対して、その旨、進言しなかったのだろうか。
気付かぬはずはないのだが。
まったく頼りにならない。
冒頭のユニフォームの件も、そうだ。
女教師が、まず、自分らで着てみろってんだ。