鬼橋ブログ

鬼界浩巳事務所の構成員、鬼界(きかい)と橋本が書く日誌です。ブックマークからHPにも行ってみてね。

人生の汚点

2006年05月31日 | 日誌
日直・橋本


 なぜY美が日本酒嫌いだったかという理由を、
今回、初めて聞いて、ちょっとビックリした。

Y美が22歳の時。
仕事帰りの飲み会で、上司に勧められるまま、
日本酒をクイクイ。
初めての日本酒の味は、
口当たりも良く、とても美味しく感じられ、
お開きの頃には、かなりイイ気持ち。
タクシーで帰ればいいものを、
電車を選んだY美、
乗ったとたん、怖ろしいほどの睡魔に襲われた。
しかし、
そこそこ混んでいる車内に座席の空きは無く、
つり革にすがりつつ、ウトウト。
そして、
「あっ!」と覚醒した時は、すでに遅し。
Y美のオシッコは、
車内の床に流れ広がりつつあった・・・。

私も、立ち寝ヨダレは有るが、
立ち寝ションベンは、ないぞ。
自分でビックリしたY美は、
「バックレるしかないな。」と、
そのまま寝たふりして、次で降りたらしいが、
尿量は、かなり多かったんじゃないかな。
「普通にした。」っつーから。
しかも、酒飲んでるし。
若いキレイな子が、立ったままオシッコし出したら、
目の前に座ってたオッサンも、さぞやビックリしたろう。

思い出すと赤面しそうなハプニング、
いわゆる「人生の汚点」は、
誰にでも、一つや二つは有るもんなんだな。
以前、日誌に書いた『目撃~太陽堂事件~』なんて、
汚点中の汚点だもんな。
「彼氏と○○の最中に、オバアチャンに部屋に入ってこられ、
ビックリして、××なくなって、
近所中が見守る中、合体したまま救急車で運ばれた、
文房具屋・太陽堂の娘」なんて、
事件後、すぐに家を出、
帰省する時は、こっそりお忍びでするっちゅうウワサだから、
「本人の一生に関わる汚点」となってしまったってことだ。
こわい、こわい。

これから先、
なるたけ「汚点」を残さぬよう、
努力して生きていこう。
まね、酒をやめればね、少しは減るんだよね・・・。

迷い込んだら、そのスジだらけ・・・

2006年05月30日 | 日誌

日直・鬼界


ドンキホーテ新宿店から
ドンキホーテ大久保店に行こうとして
道に迷った。

と、書いても
八戸や鳥取のドン百姓には
イメージできないだろうから
わかりやす~く、ていね~に解説してやると

区役所から職安に行く道で迷ったのだ。

って、よけいわからんだっぺ!


と、お決まりのパターンをこなしたところで
話を続けると

近道をしようとして
路地を曲がったら
ぜーんぜん知らないところに出てしまったのだ。
歌舞伎町と大久保の間ですから
日本のヤクザとチャイニーズマフィアと
水商売や体商売のアジアのおねえさん
しかいないところです。
もちろん、看板はすべてハングル語。

ちょっとビビりながら歩いていると
駐車場で
ストライプのスーツを着た
パンチパーマの男が
ケータイで怒鳴っている。
たぶん、あれは、中国語。
やけに甲高い。
その男のそばには
2人ばかり若いのがいる。
あんまり似合ってないけど
ダークスーツを着て、
異常にほほがこけて
異常に鋭い眼光であたりを見てる。

こわいよぉー。
そのほほは、やっぱ、シャブのせいですか?
聞きたいけど、聞けないよぉー。

ケータイの男が振り返った。

毛沢東そっくりだった。

パンチパーマの毛沢東ですぜ。
しかも、
目つきのすっごく悪い、パンチパーマの毛沢東ですぜ。

笑いそうになった。
が、
ここで笑ったら殺される。

思いっきりわき腹をつねり
それでも足りないから
血が出るくらい舌をかんで
急ぎ足でその場を通り過ぎた。

いろんな意味で死ぬかと思った。


恋の季節 その5 200万

2006年05月29日 | 日誌
日直・橋本


(つづき) 
 
 Y美の家で、
飲みながら、いろんなことを聞いてきた。

ま、それはいいのだが、
なんだ、アイツ(←Y美)。

私が、あれほど薦めても、
「日本酒は嫌い。」と、決して口にしなかったくせに、
いそいそと冷蔵庫から冷酒なんか出してきて、
「ソウちゃんが日本酒好きだから、付き合って飲んでたら、
すっかり日本酒好きになっちゃった。
なんか私に合う!」だとよ。

部屋の隅に、段ボールが積んであるので、
「これ、なに?」と訊くと、
「パソコン一式。
来週、つなぎに来てくれる。
これで、イギリスとテレビ電話で話せるんだって。」と言う。
ちなみにY美は、
まったく未使用のパソコンを持っている。
「メールしかやらないし、
メールだったら、携帯で充分だから。」と、
結局は、使わず仕舞い。
「なにかと便利だよ。」と勧めても、
「ん~、面倒。いいや。」と、つなぎもしないで、
押入れにぶっ込んであるくせに。
「いくらした?」と訊くと、
「わかんない。ソウちゃんが買ってくれたから。
自分用にも同じの買ってイギリスに持って行ったみたい。」だとさ。

「午前中、ソウちゃんに送るものを買いに行っていた。」らしいY美に、
「なにかと出費だね。」と言うと、
「うん。でも、200万くれたから。」
はぁ?
200万?
くれた?!
なんでも、
ソウちゃんのモッカの心配は、
「Y美が、若い男のほうへと心変わりをしてしまうこと」だそう。
200万円は、
「好きなものでも買って、気晴らしをしなさい。」ということらしく、
いうなれば、
「欲求不満は、浪費で解消してね。‘男で’はダメよ。」ということかしら。

日本酒嫌い→日本酒大好き
パソコン嫌い→ヤル気まんまん
恋愛期間たった3週間のくせに、
なに、この変わりよう。
すごいねぇ、男の影響力は。
男にポンと200万を出させた、
女の影響力もすごいが。

 「毎朝4時起きで電話」のY美は、
飲みながら、寝てしまった。
約1ヶ月ぶりの、私との楽しい飲み会だっつーのに。
友情より愛情か・・・。ちぇ。

恋の季節 その4 愛 

2006年05月28日 | 日誌
日直・橋本


(つづき)

 私と比べると、
確かにY美は、男に甘い。
尽くす。
母性が強いのか、
「セガレを想う母のようだ」と感じたことも、
過去に何度かある。
Y美と私が、まだ二十代前半の頃、
Y美には、10歳上の彼氏が居た。
「ちょっと彼のマンションの部屋に寄っていい?
彼は留守だから。」と言われ、
Y美と、その彼の部屋に同行したことがあった。
Y美は、部屋に入ると、
その辺のモノを手早く片付け、
冷蔵庫の中をのぞいたりしている。
男の人と付き合ったことのない私は、
「彼氏の留守宅で彼女が世話を焼く」という状況が、
なんだか、とっても、
「大人の世界」に感じられ、
と同時に、
私は、その時から、
Y美を「大人の女」に見始めたのだった。
彼のマンションから程近いコンビニに行き、
彼の好きな飲み物などを、
あれこれとカゴに入れているY美に、
「買っておいてあげるんだ・・・?」と、
訊くともなしに訊くと、
「大の男に、コンビニで飲み物1本買わせるの可哀想だからね~。」
と、Y美は言った。
その言葉で、またまた私は、
「今、Y美は、女として、私よりもずいぶん先を行ってるなぁ。」
と思ったものだった。

 それから月日は流れ・・・。
前回のラストに書いた
「オッツケ来た、Y美からのメール」とは。 

『きよみにお願い。
ソウちゃんの健康がとても心配です。
海外単身赴任向けに食べ物を送るインターネットのホームページなんてありますか?
保存食は買って送れるけど、
作った物は送る事出来るのかな?
初めての海外単身赴任で、慣れない洋食では、
病気になるために行くようなものです。
仕事に集中させてあげたい!
洗濯してる姿も、考えただけで、涙が出そうです。
ランドリーサービスは下着までたのむ人いるのかな?
わかる事あったら、どうか教えて。
せっかくカッコ良くなってきたのに、
痩せたり、太ったりも、はっきり言って嫌だし、
ソウちゃん自身、若い時の単身赴任より、肉体、精神ともにしんどいはずです。
何でもいいからアドバイスください!
どうか一緒に考えて!
私を冷静にして!応答ねがいます。』

「私を冷静にして!」と言うあたり、
自分が冷静じゃないことは、
よーく判っているらしい。
Y美ほど頭のイイ女が。

何年経とうが、
何度恋愛をしようが、
恋をした時のY美は、昔とちっとも変わっていない。
昔とちっとも変わらない熱い気持ちを起こさせる恋をし続けるY美は、
素敵だ。
で、私は、こんなトチ狂ったメールを友人に送るほどに、
熱く人を好きになったことが有るのか?
とか考えたりして・・・。

そ、そ、それでメガバンクかっ!

2006年05月27日 | 日誌

日直・鬼界


久しぶりに銀行の窓口に行った。
CDでお金をおろすばかりで
窓口に行ったのなんて
何年ぶりのことじゃないだろうか。

とにかく驚きました。

「なにが?」って?

窓口は7つあったのだが、
そこにお座りになってるおねえさんのお顔が
ヒデえのだ。

デブ、大デブ、超デブが左から並び、
一人おいて
オバハン、赤いベッコウめがねのオバハン、オバアサンが
座っておられるのだ。

1勝6敗だよ。
しかも、すべて完封負けですぜ、あれは。
しかもしかも、
1勝というのも、
審判の温情によるズル勝ちですよ。
だって、
安達祐美を3倍くらい発育不全にしたようなお顔だったんですから。

オバアサンなんて窓口において、いいのかね?
あんた、いくつよ?マジで。
なんで、あんなに太るかね?
っちゅうくらいのデブ見本市が開催されてるし。

これが、なんと、
三菱東京UFJ銀行なのだ。

なん兆円だかのすっげえ利益をあげたんじゃないの?
それなのに、窓口のおねえさんはあれかよ?
てゆうか、
おねえさんじゃないし。

バブルの頃は良かったなあ。
女子行員は顔で選んでたもんなあ。
銀行に行くのが楽しかったもんなあ。
といいますか、
時間つぶしによく利用したもんです。

世知辛い世の中になったもんだ。


恋の季節 その3 根性

2006年05月25日 | 日誌
日直・橋本


(つづき) 

 Y美からメールが来た。

『ソウちゃんは、イギリスに行きました。
3年は帰って来ないだろうねぇ~。
心配かけてゴメンね。
3週間におよぶ壮絶な恋愛劇のはなしは近いうちに家で。
私は大丈夫だよ。
ありがとね。』

私は、7割がた「行かない」に賭けていたが、
やはり行かなかったか。
Y美の場合、親がねぇ。
私だったら、
一も二もなく行くね。
何をおいても行くね。
つーか、おくもの無し。
ナッシング。
今すぐ行ける。
海外単身赴任のお供にモッテコイ。
欧米なら、どこにでも行きます。
カナダ・オーストラリア可。
今の私の気持ちは、
死ぬまで日本から出られない190cmのハンサムより、
海外に転勤する160cmのチビを選びます。
この先、本気で海外移住したい私としては、
ホント、
Y美と替りてぇ・・・。
もったいねぇ・・・。

さ、とにかく、こうしてY美の恋も終わったわ。
あとは、
短くも激しく燃えた恋の余韻が残っているうちに話を聞いて、
それをツマミに楽しく飲み会だ。

と思っていたら、
Y美から、こんなメール。

『明日の朝から、毎日4時起きだ。
イギリスとの時差は8時間だから、
向こうの夜8時から、毎日話そうと思って。
生活必需品もまだ届かないだろうから、
2か月のホテル住まいでノイローゼにならないように。』

続ける気か?この恋。
超遠距離恋愛の道を進もうとしているのか?Y美は。
そんな地道なことがデキルのか?Y美という女に。

毎日4時起き。
果たして何日モツか。
私は「5日」と、みました。
しかし、スゲェ。
恋に狂った女は、することが尋常じゃない。

さらに尋常じゃないのが、
オッツケ来た、このメール。

         (つづく)

TBSの陰謀

2006年05月24日 | 日誌

日直・鬼界


僕のDVDの番組表は
順番がヘンだ。
バラバラに並んでる。
なんで、NHK総合(1チャンネル)から
並べないんだろうと不思議に思ってた。
また
DVDでテレビを見てると、
毎日、午後6時30分になると
「番組表のデータを取得します。
チャンネルを切り替えてよろしいですか?」
という表示が出て、
有無を言わせず、他のチャンネルに変わる。
なんで、視聴者の多いこんな時間帯に
こんなことすんだろう?
夜中の4時に、こっそりやってといてくれればいいのでは?
と不思議に思ってた。


昨日、気づきました!


番組表はバラバラじゃなかったんです。
なぜか、TBSが一番最初に来てるだけで
そのあとは、1chから順番になってたんです。
さらに、
毎日、午後6時30分に
「他のチャンネル」に変わるのではなく、
TBSに変わるのです

TBSの陰謀だ!

すっごくイヤな感じ。
こんなことしたら、逆効果だな。
なにがなんでも、6チャン見ないもんね、僕は。



ちなみに、僕のDVDはSONYです。
SONYってTBSの手下なの?


恋の季節 その2 急展開

2006年05月22日 | 日誌
日直・橋本


(つづき)
 
 4月終わりのワインパーティの時、
そういえば、
Y美と、こんな話をした。

「‘来月イギリスに転勤するんだけど、
その前に、一緒に食事でもどうだろう?’と誘われたので、
行ってきたんだけど、
すっごい高いところでご馳走になっちゃった。」

どうやら、
政治家なども、お忍びで利用するような料亭らしい。

「仕事関係の人?」と訊くと、
「そうだけど、あまり話はしたことがない。
 誘われたので驚いちゃった。
 ‘また会ってくれる?’って言われたから、
 ‘いいよ’って答えた。」と言う。
「好きになりそう?」という私の問いには、
「ならないよぉーーー!
 ただのオッサンだもん!」とY美は言い、
「でもね、
 すごく大切に扱ってくれた。
 思いっきり大事にしてもらって、少し、命の洗濯がデキタよ。
 最近、スリキレてたから、私。」
と笑っていた。

そして、
その約3週間後、
『駆け落ちしようって言われてます』で始まるメールを、
Y美が送ってきた・・・というわけなのだが。

Y美のメールは、こう続く。

『結局20日間熱愛の彼と待ち合わせで、
今、はぐれてる途中なんだけど、メールしてます。
次からソウちゃんと書きます。
ソウちゃんは、来週木曜にはイギリスに行く。
この20日間、毎日、会いました。
ソウちゃんの離婚は、
相手の性格上、ほとんど無理に近く、
全財産を渡しても、承諾してくれない程。
駆け落ちしようって言われてます。
九州人で、まんざら嘘でもない感触です。
イギリスに行けば、そこの社長になるらしく、
責任が重く、女に血迷っている場合ではないのですが。
一緒にイギリスに行ってあげたいけど、
両親のことを考えると・・・。
ソウちゃんが、
ここにきて急に冷静でなくなってきているので、
この先、どうなるのか不安です。
この話を聞いて、きよみは、どう感じた?
何か有ったら、返事ちょうだい。
明日は、私の部屋で話し合うつもりです。』

Y美は、
一人っ子だ。
適齢期をだいぶ過ぎていようがなんだろうが、
変わらず、両親は、
愛する娘の結婚を楽しみにしているらしい。
そんな両親に、
仕事が忙しい時でも、折々に顔を見せに帰省しているY美だ。
裏切るようなことは出来ないと思っているにチガイない。

しかし。
「ただのオッサン」を、
20日後には「ソウちゃん」呼ばわりだ。
なんだ、この急展開は。
まさしく恋の奇跡。
たった20日間で、人は、
こんなにも急激に、恋に落ちていくものなのかい?
「障害が多ければ多いほど燃えあがる」とはいえ、
たった20日間で?
しかも、
ガキではない、大人の恋で、だ。

彼の出発は明々後日。
Y美は、どう決断するのか?
私は静観するしかない。

         (つづく)

恋の季節

2006年05月20日 | 日誌
日直・橋本


 友人R子からの留守電メッセージ。

『今、電話をしている私の隣に居る人は誰でしょーか。
 次のうち、答はどーれだ。
 いーち、赤の他人。
 にー、仕事仲間。
 さーん、・・・フフフ。』

メッセージを残した時間は「午前4時12分」。

今年のお正月に会った時、
R子は、
「新しい彼氏らしきものがデキタ。」と言っていたが、
「ま、もっと好きな人が居るんだけどね。」とも言っていた。
その「もっと好きな人」は、
まったく見込みがないので、
言い寄ってきた人で手を打った様子ではあった。
なんせ、
その「もっと好きな人」は、25歳だっつーから。
で、かっこいいらしい。
R子の仕事場で新しくメンバーに加わった彼は、
なかなか仕事もデキルらしい。
「25歳。
夢のような話だ。
夢だ。
目を覚ませ。」
そう言って、私はR子の片思い話を一蹴したものだ。

ところが、
先日の、
普段まったく音信不通のR子からの、
明け方の意味深メッセージ。
R子とは8歳からの付き合いである親友の私のカンだと、
まちがいなく、
電話をしているR子の隣に居るのは、25歳の彼だ。
25歳。25歳25歳25歳25歳25歳。
私のカンだと、
メッセージを残した時点では、
おそらく、ヤってはおるまい。
留守電のメッセージは、
隣で聞いてる25歳への告白のようなものだ。
カマをかけたというか。
いうなれば、
私(への電話)をダシに使ったのだ。
私のカンだと、
そのあと、ヤったかもしんない。
私のカンだと、
ヤったな。
25歳と。

 R子のメッセージが有った翌日。
今度は、Y美からメール。
Y美とは、
4月の終わりの、
例の「ゲロまみれになったワインパーティ」以来の連絡。
メールは、こんな言葉で始まっていた。

『駆け落ちしようって言われてます。』

         (つづく)

今日は、鬼界が機械と。

2006年05月19日 | 日誌

日直・鬼界


鬼界が機械の追加なんだが、
昨日も書いたとおり、
僕は回数券愛用者だ。

ってことは、
精算機を使うことも多い。

今、主流の精算機は
省電力設計されていて、
人が前に立つと赤外線センサーが働いて
電源0Nになる。
んが、
やっぱり、ダメ男クンの精算機はいるもんで、
前に立っても
2秒くらい真っ暗なままだったりする。
で、
こっちがため息をつくと、
あわてて、ついたりする。
しかも、
液晶がすこしブレたりする。
まるで、寝込みを起こされた人間のダメ男クンみたいで
ちょっと微笑ましかったりする。

そんなほのかな好意を持ちつつ、
キップを挿入するにもかかわらず、
そういうダメ男精算機にかぎって、

反射的にキップを吐き出すのだ。
まずいもんでも食ったみたいに。
「ペッ」っていう擬音が聞こえてきそうな感じ。

ホントあったまくるぜ。
人間のダメ男とまったく一緒だ。
こっちの好意とか気持ちを汲み取ることができず、
人の神経を逆撫でするのだ。

そんなとき、僕は
精算のための小銭を
思いっきり叩き込んでやる。
目には目を、だ。
スッとする。


精算機とケンカすんなよ・・・
って感じですか・・?