鬼橋ブログ

鬼界浩巳事務所の構成員、鬼界(きかい)と橋本が書く日誌です。ブックマークからHPにも行ってみてね。

なんかヘン

2008年07月20日 | 日誌

日直・鬼界


新潟に行った。
高速ぞいにデカい看板。

ブレーキは心に まいたけは健康に 

これって、なんかヘンじゃない?
前半と後半が合ってないよね。
だから、

「不倫はやめて、まいたけを食べましょう」
とか
「キレるんだったら、まいたけを食べましょう
とか
「あっダメだよっ!!そこでまたアレに手を出したら身の破滅だ地獄だ最悪だ、まいたけを食べましょう」
とか
そんな状況でまいたけ食べましょうもねえだろっ!
っていうすごーく理不尽な広告に思えてしまうんだけど・・・

僕だけ?


いざ

2008年07月12日 | 日誌

日直・橋本


 いつものように授業が終わり、
帰り支度をしつつのイタリア語でのおしゃべり。
文法の勉強のあとの、こんな時にこそ、
イタリア人の先生の口からは、
実際に日常でよく使われる会話表現を聞くことが出来るのだ。
先生のレオナルド(仮名)が、
「留学準備は万端?」と訊いてきた。
訊くなよ。
まだ終わってないから、焦るんだよ。
「No,non ancora.」と答える。
話の矛先を変えるため、
これまた、あまり考えたくないことではあるが、
ネタ提供がてら、言ってみる。
「むこうではアパートで一人暮らしです。」
レオナルドが、
「えっ?! ホームステイじゃないの?」と驚く。
「はい。一人で住みます。
 ・・・実は、ちょっと怖いんです・・・。」と、
かなり不安げに、告白するような様子で言ってみる。
なんだ、この、言葉の意味どおりの口調は。
クサイ芝居みたい。
いいの、いいの、相手はイタリア人だから。
そのほうが解りやすいの。
レオナルドが、心配そうに、
「どうしたの?何が怖いの?」と尋ねる。
即座に答える私。
「泥棒と男です。」
「ブァッハッハッ!
だいじょぶ、だいじょぶ、
泥棒はまだしも、キミに限って男にナニされる心配はないから。
なに言うかと思ったら。
キミに限ってだいじょーび!」と返してくるような、
あるいは、一蹴するような、
日本国における私の知り合いの男連中の反応にドップリ浸りきっている私には、
まったく思いも寄らない反応が。
レオナルドは、
私を見つめ、真剣に、かつ優しく言った。
「心配しないで。
ローマやミラノよりもフィレンツェは安全だから。
大丈夫。
怖がらないで。
でも知らない人について行っちゃダメだよ。」
幼児か?私は。
いいね、いいね、イタリアの男も。
とりあえず、女にゃ優しいね。
いいよ、いいよ、わかったよ。
知らない人にはついて行かないよ。
心強い助言を有難う。


行ってまいります。
年内には帰国する予定です。