久々のGTロマン。
初めて西風氏の漫画と出会ったのは20歳を少し過ぎた頃でした。
ノスタルジックヒーローってクラッシックカーの専門誌に掲載されてたホンダS600とトヨタスポーツ800のエピソード。
2台でバトルしてる最中にMR-2が割って入ってきて・・・
って物語でこれは後にGTロマンにも入る事になるのですが。
ノスヒロは創刊号から暫く買ってましたがそのうち西風氏の例の病気が始まり。
掲載誌を変えては色んな物語を書き続けていましたっけ。
そのどれもが車好きならにやっとさせられるエピソードばかりで。
いまだに西風氏を超える(車の)漫画家は居ないんじゃないかって思ってます。
で。
初めて西風氏の漫画を読んで20年後の今年。
GT roman復活です。
モーターマガジン社から。
常連のお客さんもマスターも髪に白いものが混じったりしてるようですがみんなまだまだ元気そうです。
「いまもまだ乗っていますかぁ?」と銘打たれた表紙。
あの頃。
ミニに乗りつつSR311の復活を夢見てました。
やっと
レストアの完了したSR311を受領した時は「一生これに乗る」と思ったもんです。
それが年齢とともに(普通のおっさんとは逆に)より速い刺激的な車が欲しくなり。
FDやら
930やら乗った後じゃ何に乗ってもそう刺激は感じられなくて。
行き着いたのが7。
普段は「ドイツ車の剛性は~」とか偉そうに(?)語ってるくせに剛性って何よ?って巡航ミサイルみたいな車に乗ってる。
いい車(当時のいい車ったらスポーツカーオンリーでしたが)に乗ってたら女の子にもてるんじゃ?って勘違いしてた20代の頃には思いもしなかった車。
エアコンもオーディオも。
いやさ、屋根もドアも無い。
フロントスクリーンでさえ付いてんのかどうだか判らない様な代物で。
表紙の書かれた「乗ってますかぁ?」の問いに。
乗ってるっちゃー乗ってるわな。
でもな、家庭を持つとさ、そればっかりってな訳には・・・ともごもごと口篭る自分が居たりして。
何か勿体無くてまだ半分ぐらいしか読んでないんですけど。
でもしっかりと「あの頃」の西風テイストがプンプンしてますぜ、だんな。
GT roman
最高です。