U.F.O.ではありません。
単純に空飛ぶ円盤そのままです。
アメリカのmoller社が開発、販売し始めました。
moller社といえば過去ジェットカー(4億円)を作ったメーカーとしても一部でとても有名な会社ですね。
空飛べる車の「試作品」として作った物を何とそのまま競売へ。
それも「飛べる」って触れ込みだけで実際はクレーンで吊ったのを撮影しただけ(これはちゃんと公表してたはず)の車両。
ちゃんと飛べるかどうかは買ったあなたが試してみて下さい(って事は命がけ!)って事で。
勿論オークションで値段は上がらず未だ売れ残ってる状態との噂。
で、このM200X。
移動にはクレーンを使ったもののちゃんと飛んだ様子。
地上3メートルを時速80kmで飛行と言うから大したもの。
それ以上浮いちゃうと航空法に引っかかるって事でしょうか。
落ちた時のダメージを考えてもやはりそれぐらいが丁度良いとも思います。
この円盤。
はっきり言って初めて見たときは「やっぱりアメリカ人はアホなんだ」でした。(単にバカにしてるって意味じゃなくて)
が、こないだセントレアでトヨタのロボットを見た時にこれはこれでやっぱり凄いんじゃないか?と。
トヨタの二足歩行の下半身ロボット。
これは階段の上り下りまでできます。
一人乗りコミューターも素晴らしい。
都会の渋滞を緩和する事もかなり可能かとも思います。
でもインフラを整える事を考えたら現実できる可能性はかなりゼロに近いと言わざるを得ないとも思います。
下半身ロボットの技術なんて凄いと思います。
これがあれば本当の意味でバリアフリーが実現されます。
足の不自由な方の本当の意味での「足」足りえる可能性。
が、これの実現性はやはり未知数です。
実現されるとして何年先でしょうか。
10年や20年では絶対に無理じゃないでしょう。
そしてその金額。
1000万円ではとてもとても無理だとも思います。
この円盤は下半身ロボットや一人乗りコミューターと単純に比べる訳には行きません。
何故なら「おもちゃ」として開発されたからです。
「空飛ぶ円盤作ったら面白いだろうな」ってところから開発は始まっています。
1000万円を超えるとても高価なおもちゃです。
8基のエンジンはとても環境に良いとも思えないです。
が。
量産がすすめば(すすまないでしょうが)燃費(?)の問題も改善され、値段が下がるのも必定。
何よりもある意味これは究極のバリアフリー。
勿論狭いところや屋内には入れません。
それでもどこにだって行けます。
海上だって飛べちゃう訳です。
夢があるなぁ・・・と単純に思える様になってきました。
日本人みたいに理詰めで考えてる(のもとても良い事ですが)んじゃとても出ない発想かなと。
この柔軟性。
ああ、だからビューエルのXBシリーズなんてバイクの発想が出るんだな・・・とか妙に納得。
うーん・・・
色々あってS-1 手放したけどまた乗ってみよう(XB9R)かな?なんて思う今日このごろ。
因みに円盤の動画はこちら。