右翼団体の会長と妻が、生活保護費およそ1,300万円を不正に受給した疑いで、警視庁公安部に逮捕された。

「皇民愛国塾」会長の青木源吾容疑者(78)と、妻で韓国籍の鄭玉子(チョン・オクチャ)容疑者(63)は、およそ6年の間、多いときに月35万円あった土木関係の収入を隠して無職を装い、埼玉・三郷市から生活保護費およそ1,300万円をだまし取った疑いが持たれている。

青木容疑者は、「生活保護費がもらえれば、良い生活ができると思った」と容疑を認めているという。

青木容疑者は、2020年8月に行われた、ロシア大使館周辺での街宣にも参加していた。

2人は、不正に得た金を、ギャンブルにも使っていたという。