個別指導塾 ONE-S(ワンズ)のブログ

堺市上野芝にある個別指導塾です。進学から補習、不登校の子どもの学習サポートなど、さまざまな子どものニーズにこたえます

改善されるまで何度でも書くし何度でも抗議する!

2021-03-29 20:14:41 | 教室から
こんばんは。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。

この1年間はコロナウイルスの影響だと声もありますが、小中高生の自殺者が過去最多となりました。大人だから自殺してもいいなんてことは絶対にありませんが、これほど多くの若い子たちが自殺するほど苦しい状況に追い込まれていたのかと考えると心が痛みます。

小中高生の自殺の原因として「いじめ」から目をそらすことはできません。今月ニュースになっているだけでも数件ありました。その学校の校長や市や県の教育委員会の人たちが頭を下げていました。何度も見てきた光景です。ですが私には強烈な違和感があります。確かに「いじめ」を発見できなかった学校には責任はあるだろうし、ましてや子どもから相談を受けていたにもかかわらずそれを放置しているなんて言語道断です。ですが、すべてを学校や教育委員会の責任にしてしまっていいのでしょうか?「いじめていた」加害者の責任は?その子たちは罰を受けなくてもいいのでしょうか?

そろそろ「いじめ」という言葉を使うのはやめた方がいいと思います。法律のことはよくわからないので間違っているかもしれませんが、「いじめ」は犯罪ではないでしょうか。傷害・暴行・名誉棄損・自殺関与などに当たることもあるのではないでしょうか。おそらく学校以外の場所で同じようなことをすれば罪に問われるはずです。それがどうして学校内のことであれば「いじめていた」子は罪に問われないのでしょう。それどころか「いじめられて」学校に来れなくなった子のことをバカにしたりするケースもあります。どうして学校はそういう子に対して何もできないのでしょうか。「いじめは犯罪である。罪を犯したのなら、それを償わないといけない」それを明確に教えてあげることが学校の教育に必要なのではないでしょうか。証拠がないから「いじめ」と認定できない?じゃあ現状でいいんですか?形だけの「いじめアンケート」などしたところで減るはずなんてないですよね。本気で学校はこのままでいいと考えているのならこの国の未来は真っ暗です。マイナーチェンジを繰り返したところで何も変わらないんです。

こういった「いじめ」と同様に「学級崩壊」も深刻な問題です。

おそらく文科省や教育委員会の上層部の人たちは、どのような状態なのかまったくわかっていないと思います。一度「学級崩壊」を起こしている学校に抜き打ちで見に来てほしいですね。どれだけ酷いかを自分の目で見ていただき、そうすればもっと危機感を持った対策・政策を打ち出すことができると思うのです。

授業中にペチャクチャしゃべるのは当たり前。それも隣り同士で話しているのではなく、何人かを間に挟んで大声で話します。これって生徒が受動的ではなく能動的に学ぶことができるような授業であるアクティブラーニングでは決してありませんからね。授業中に先生をからかうような発言を繰り返したり、ボールや筆記用具を投げあったり、スマホで遊んだり。ここはいったいどこなんでしょうか?はたして学校と呼べるでしょうか?

「授業がつまらなくて勉強もやる気がなくて」そんなもん言い訳になりません。いいんだよ、やる気がなかったって。ただ言いたいのは周りの邪魔をするなってこと。そこまで授業を受けたくないんだったら出ていけばいい。ほんの数人のそういった子のせいで、きちんと授業を受けて勉強したい子ができなくなって、すっごく迷惑をかけているんだということがわからないんだよなあ。

私はこれまでのブログでも書いてある通り、真面目にしている子が損をする、被害を受けるということは間違っているという考えです。ですから、授業を邪魔し続ける生徒は教室から出ていかせるべきだと思います。ただ今のシステムではそれができないそうです。「授業を受ける気がない子どもの学ぶ権利を守るために、授業を真面目に受けて勉強したい子どもの学ぶ権利を犠牲にしている」
実際、そういったクラスにいる子どもの「もう学校に行きたくない。授業を受けても、ただうるさいだけで勉強にならないし」と声はあちこちで聞きます。この子たちが不登校になったとしても、現在の制度なら授業を受けていないという理由で成績を下げるんですよね?1人の子どもの人生を大きく狂わせておいて、それでも現状でしかたないと言えますか?

「いじめ」にしても「学級崩壊」にしてもとにかく後手後手で、しかも弱腰の対策ばかりで学校環境はますます悪化しています。教育というのは国の柱です。そこにメスを入れずに、学習する科目、たとえば英語教育を大幅に変更したりしたとしても、それはあくまで表面的な部分であり、根本的に学校は良くなりません。

先生と生徒たちだけで話し合ったとしても、その解決は難しいでしょうから、その保護者を交えて、じっくり話し合って改善しなければならない問題です。しかしこれ以上先生の負担を増やすことはできないでしょう。だからこそ制度の改革も必要なんです。現在の制度ではもう限界なんです「いじめ」=「犯罪」であるということを早い段階で教えていったり、どうしても授業を邪魔しかしない生徒は強制的に別室に行かせたり、もっと言えば、小学校や中学校でも停学あるいは退学があっても私はいいと思っています。

学力が高いとか低いとかはまったく関係なく、真面目に授業に取り組んでいる子やクラブ活動を楽しんでいる子が、落ち着いて通えることができる場所に学校はしなければいけません。一部のルールも何も守らない子たちが好き勝手できる場所であってはならないのです。

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