個別指導塾 ONE-S(ワンズ)のブログ

堺市上野芝にある個別指導塾です。進学から補習、不登校の子どもの学習サポートなど、さまざまな子どものニーズにこたえます

ヒューマンライブラリー

2019-03-27 08:43:34 | 活動報告
おはようございます。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。

21日の木曜日に大阪狭山市で「ヒューマンライブラリー」というイベントに参加させていただきまさた。

「ヒューマンライブラリー」と言っても聞き慣れない言葉で、なんとなく意味はわかるけど、それ何なん?という方が多いかと思います。私もこの依頼を受けるまでは知らなかったわけですから(笑)

うまく伝わらないかもしれませんが、説明させてもらうと、語り手が本となり読者が好きな本(人)を借りるというシステムです。

うーん、やっぱりわからないですよね(笑)

えーっと、私を含めて数名の方が語り手になり、その語り手を本に見立てて、参加された方がこの人の話(本)を聞いてみたいとなったら、その語り手(本)を借りて話を聞くというスタイルです。

私の本は「ひきこもりが強みになった。人生はいつからでもスタートがきれる」という内容でしたが、他の方の本はまったく異なった内容でバラエティー豊かなライブラリーでした。ただ共通のテーマがありまして、そのテーマは「人生におけるターニングポイント」

講演会のように大勢の人の前で話すのではなく、4,5人の方に囲まれて話すという初めてのスタイルでしたが、これがなかなか楽しいものでした。もちろんいつものように緊張はしましたが、聞いてくださっている方々との距離が近い分、それぞれの方の表情までがしっかりと見え、何か一体感のようなものを感じることができ、ほとんどが初めてお会いする方ばかりなのに、なんだか前から知っている友人に話しているかのような、そんなあたたかい雰囲気の中で話すことができました。

みなさんが、私の話を聞いてくださった中で、気になったところを質問してくださったり、印象に残った部分を伝えてくださったりしたおかげで、私自身でも気づいていなかった自分の気持ちや考えを発見することができたりもしました。「ああ、あのとき俺はこんな気持ちやったんやな」「苦しかったから、暴れたりしてたんかな」「もしかして、あの大嫌いな兄(笑)が、俺を助けようとしてくれていたのかも。うん、少しは感謝しないとな」

また私も本を借りることができました。まったく知識がない分野の本や、興味はあるけれどもっと深く知りたい分野の本など。それぞれの本には、その人の人生が詰まっており、深くて面白いお話でした。

いろんな苦しみや悩み、だれもが生きていく中で経験することです。そして、どこかにターニングポイントがあり、1つずつ山を越え、人って強くなっていくんだなと、生きた本がそれを伝えてくれました。辛い経験や苦しかった過去のことを、今では冗談交じりに話してくれました。

まだそのターニングポイントが訪れていなくて、悩んだり苦しんだりばかりの毎日の人もたくさんいるでしょう。ですが、いつかきっとそれらを乗り越えられるときがくるはずです。今、暗闇の中でもがいている人たちにこそ、生きた本を読んでほしい、そう思いました。このようなイベントがお近くでございましたら、ぜひ勇気を持ってご参加してみてください。

今回のイベントではもう1つ大きな宝を手に入れることができました、それは、本の方々と知り合いになれたことです。以前からこのブログでも書いているように、私1人でできることってほんの少しです。すべての子どもたちをサポートすることなんて、到底できません。だからこそ、幅広いネットワークが必要になってくるのです。今回出会えた本の方々は様々なジャンルで活躍されています。苦しんでいる子どもたちや若者たちの大きな力になってくれる方ばかりです。また1歩理想の形に近づけたような気がします。

最後に、今回このヒューマンライブラリーで私の話を聞いてくださったみなさま、本当にありがとうございました。私が話しやすいような、あたたかい雰囲気をつくってくださり、とても嬉しかったです。そしてまた、こんな貴重なイベントに声をかけてくださったNPOのみなさま。いつも本当にありがとうございます。これからもイベントだけでなくミーティングにも参加させていただき、より広いネットワークを一緒に作り上げていきましょう。


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