爽やかに晴れ上がった空
初夏の心地よい風を感じながら
鶴屋八幡に向かいます
本日の曙会の席主は
石本川口軒様
朝九時前に到着しましたが
既に一席始まっていて
私は二席目に入らせていただきました
寄付きには
ご時候の「雨に杜鵑」
そして本席のお床は
益州老師筆『啓窓来清風』
「窓をひらけば清風来たる」と
お読みするそうですが
席主様が
「窓をひらけば台風・・・でなくて良かったです」と
仰った気持ち
本当によくわかります
お茶会・茶事の日程が
迫ってくると
どうしても当日の天候が気になります
「なるようになる!」という
悟りの境地に
少しでも近づきたいとは思いますが
今秋に懸釜を予定しています
我が心情は
未だその心境にはほど遠く
本日は
早朝より参集されていた
大勢のお客様に圧倒され
後ずさりしたくなるような
気持ちになってしまいました
そんな時
今から八年ほど前
私に初めて懸釜することを
すすめて下さった方々の
言葉が思い出されます
「お弟子さんの勉強になるからおやりなさい」
「ピアノの発表会と同じよ」
「来るものは拒まない!」
先人の方々の思いを
受け継ぐ使命が
少しでも与えられているなら
自分なりに
頑張らねばとは思います
とは言え
”玄庵のお茶事”
”クレモナ・コンサート”
この二つが
私がこれから70代を迎え
80代になるまで
自ら頑張って続けたいと
思っている二大イベントです
そこに
”大寄せ茶会”という行事も
機会が与えられるままに
受けていって大丈夫かしら・・・と
心揺れる今日この頃です
今回は話題がお茶会の会記から
逸れてしまいました
_(._.)_
下は先日のクレモナ・コンサートの動画です
今回は「明るく爽やかな初夏」をテーマに
オーボエと合奏しました
よろしければご視聴下さいませ(約8分)