表千家一期一会

曙会



今日は
今年初めての曙会に
社中の方々とご一緒に参りました

本日の席主は
寛澄侑子先生でした

おおらかなお人柄と
遊び心たっぷりのお道具組が印象的な
先生のお席
楽しみに伺いました


寛澄先生はお顔が大変広くて
いつも大勢のお客様で大盛会なので

比較的お人が少なくなるであろう
最後のお席を目がけて出かけたのですが

なんと本日だけで
180余名の方々がお越しだそうで

午後2時を過ぎても
待合には沢山のお客様がお待ちでした


待合には

まるでその歌の景色を絵に描いたような
美しい料紙に

「花をのみ待つらん人に山里の
雪間の草の春をみせばや」

の掛物


本席の掛物は

雪 一行

そして

節分を前にして
如月の季節を楽しむ
梅の意匠のお道具の数々


皆口釜(みなくちがま)から
立ち上る豪快な湯気も
この時季ならではのごちそうです


備前火ダスキの
大ぶりの建水も
堂々としていて釜によく合っていました


上座から次々に送られてくる
お茶碗を贅沢な気分で
一つ一つ拝見させていただいているうちに

寛澄先生のお好きなお茶碗のイメージが
何となく伝わってきました


侘びた中にも
繊細で女性らしい可愛らしさが
必ずどこかに表現されているなあと
感じました


そんなお人柄の先生とお道具の魅力が
きっと大勢のお客様を呼び寄せて
いるのだとあらためて思いました

・・・・・・・・・・・・・・・

さて曙会では
6月7日(日)に茶筅供養をされるそうです

水屋の引き出しにたまっている
古い茶筅や茶巾
柄杓なども供養していただけるそうです

4月の曙会より
供養したい物を受け付けて下さるそうなので
古い茶筅などの処分でお困りでしたら
どうぞお持ち下さいませ

とても有り難い企画だと思います
私も是非持っていかせていただきます






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