富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

〈リバイバル・アーカイブス〉池底ツアー2023

2023年02月25日 | イベント

〈リバイバル・アーカイブス〉2024.1.1~1.15

原本:2023年2月25日

令和2年(2020)に初めて開催され、翌年は開催されましたが、令和4年はコロナ禍で中止になりました。ことしで3回目の開催になります。

実はこのチラシの写真は私が撮ったものです。

 

ほらね! 2020年2月1日 14:14 

今年も「とんだばやし観光会(観光ボランティア)」の応援スタッフ(写真係)として参加させていただきます。

 

行程図の通り、池の周りを周回しながら、干上がった池底を歩くツアーです。

 

2023年2月11日 8:51 もうこんなに干上がった池底。ここを歩きます。

 

池の中にある龍神社も「陸続き」になっています。

 

人工的に作られたワンド

 

11:19 スタッフの事前打ち合わせ。早い方は9時から準備されています。

 

12:05 さあ、出発!

 

参加者は197人、11のグループに分かれ出発です。北堤のむこうに北野田駅前の高層マンションが見えます。

 

最初のグループが南側の池底に到着。普段は入ることのできない池底に入れて感激!

 

各グループに分かれ説明を聞いた後、自由行動。広大な池底を巡ります。

 

北堤側は深いので、干上がることはないそうです。また全部抜いちゃうと、中の魚も移動しなければなりません。大鯉がたくさんいます。

 

人工のワンドでのひとコマ。ここは寒い朝に朝霧が出ます。

 

子供たちは元気です。

 

背後に雄大な金剛山。

 

龍神社に到着。ここも普段は立入禁止というより、池の中で入れません。

 

石垣の濃いところが普段は水面下。

 

普段堤防からしか眺めることはできませんが、ここからは龍神淵の底が見えません。

 

しかし中に入れてもらうと、龍神淵の底がよく見えます。

あらら、あるはずの水が抜けている!

 

2020年2月1日 第1回池底ツアーの時の写真。本来はここは干上がらないはずですが...

ここには雄の龍神が暮らしているのですよ。

 

実際見たわけではないけれど、月面のクレータ-みたい。

 

龍神淵に雄の龍神、祠には雌の龍神が住んでいて夫婦で仲良く暮らしています。

 

しかも雄の龍神は富田林出身なんです。

 

狭山池の龍神伝説

夫婦である2匹の龍神(大蛇という説もある)は雄が粟が池(富田林市)、雌は狭山池と夫婦別々で住んでいました。

雌の龍神が毎夜、夫のもとに通うのですが、その巨体で田畑の作物はなぎ倒され、運悪くそこに居合わせた人や牛馬を丸呑みにしながら行くので、人々は困り果てていました。

村人たちは話し合いの末、夫の龍神を狭山池に迎えて一緒に住んでもらおうということになりました。

そして、狭山池に祠を建て、粟が池の龍神をそこに導きました。

その祠が、龍神社で狭山池の雌の龍神が住み、向かい入れた粟ケ池の雄の龍神が住んでいたのは龍神淵だという伝説です。

 

龍神淵は直径27m、深さ5mもあるすり鉢状のくぼみで、安政の改修で作られ、平成の大改修でもこのように整備された人工の土孔です。平成工事でこの窪みの底に陶器の壺(高さ21cm×口径20cm)が発見されました。その中にはご神体が入っていたという事です。それ以前は、池の外の西除の滝口にあったようです。

また、この龍神淵は池干しや池さらえした時の龍神の避難所でもあるそうです。

 

北堤でポイント解説 背景は二上山

 

あべのハルカス 

 

この後、狭山池博物館で展示解説。

 

熱心な解説者と熱心な見学者

 

あそこでも、ここでも熱心な方の花盛り。

 関連記事:狭山池 池底ツアー 2020.2.5 

狭山池 博物館&池底ツアー 2021 2021.2.7

撮影:2023年2月11日

2023年2月25日 (HN:アブラコウモリH )

 

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