富田林百景+ 「とんだばやし」とその周辺の魅力を発信!「ええとこ富田林」

大阪の東南部に位置する人口10万ちょっとのごく普通の町、富田林。その魅力を、市民の手で発見していきます。

彼方の講

2021年03月21日 | 民俗

彼方でも江戸時代から宗教、冠婚葬祭、相互扶助、親睦、旅などを
目的とした種々の講が組織され、色々な活動がなされていたようです。
現在では廃止されたり、簡素化されたりしています。

六つの茶組(講組織)の日待ち講、夜燈講(伊勢講)、真言講、観音講
などの活動が行われていました。

日待ち講の正面飾りと掛軸(これは江戸時代の生駒宝山寺の湛海律師画の病魔を除く青面金剛不動)

寺内組の日待ち講の提灯

中茶組の日待ち講の提灯、正面飾りと掛軸

真言講と観音講(俗に言う「ババコウ」のこと?)の掛け軸

夜燈さんという伊勢講の勘定帳と繰越金

(参考)五軒家の青面金剛不動の掛け軸

(参考)佐備の役行者像と仏像の掛け軸


(参照:彼方小学校創立百周年記念誌、とんだばやし灯籠めぐり)

(by ken)

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2 コメント

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掛け軸入れの宝永六年にビックリ (アブラコウモリ)
2021-03-22 06:10:08
真言講の掛け軸入れの宝永六年(1709)にはビックリですね!
なんと312年前です。「宝」が古字の「寶」になっていないので、後に書き移されたものでしょうか?
それにしても、今に残る貴重な講の資料、ありがとうございました。
返信する
 (富田林のヴィヴィアン)
2021-03-23 20:24:07
すごいですね、此れだけの資料が残されてるのがすごいです。
是非、きちんと残しておきたいです。
ありがとうございました。
返信する

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