〈リバイバル・アーカイブス〉2021.7.12.~7.26.
原本:2015年10月20日
2015.10.19. 6:04 羽曳野市蔵之内
日の出前の二上山 きょうはここから日が昇るはず...
二上山の右側の稜線の落ち込んでいるキレットは竹内峠 ― 日本最初の官道 竹内街道(丹比道)がはしる。
6:21 だいぶん二上山の中央部が明るくなってきました。
6:23 鞍部に少し光のようなものが...ご来光か?
6:23 やはりご来光のようです。ごめんなさい、すこし右にずれてしまいました。
6:23 光が見えてきた!
6:23 どんどん昇っていきます。
6:23 快晴で空気が澄んでいて、光がまぶしい。
6:23 この間1分
これから、狛犬さんまで走ります。
2015.10.19.6:24 羽曳野市蔵之内 蔵之内日吉神社
「ご来光に喜ぶ狛犬さん!」
文字通り「日」が「吉」神社
近江国滋賀郡坂本村日吉大社の末社だそうです。
「ご来光に喜ぶ狛犬さん!」
日の出の方向(上)を向いています。
ふつうの狛犬は参拝者(下)を向いているのですが...
本当は、こいつが「 獅子 (阿形) 無角 」
6:32 日の差し始めた神社
かたわれも上を向いている。
こいつは「 ほんとうの狛犬 (吽形) 有角 」
狛犬一対は狛犬(向かって右)と獅子(向かって左)で、構成されています。
天保十五年(1844)の銘の入った鳥居(裏側) 171年前
町の中に「衝波除(しょうはよけ)」がありました。
あっ、ここにも...
ここにも...
羽曳野市は特に多いんですね。
(画面をクリックすると大きくなります。)
ざっとみたら4コありました。見落としもあるかもしれません。
これは「賽の神(さいのかみ)」かもしれませんが、少し石の材質が気になります。
どうも人工的に作られたもののように感じます。
賽の神は道路の分岐や、三叉路、町の入口などで、またお家(うち)や屋敷の角(かど)で見かけますが、地域により差があります。
(画面をクリックすると大きくなります。)
町の中には、日本の江戸後期の伝統的家屋様式で作られたおうち(お家)も、良く残っています。
長屋門、厨子(つし)二階、大和棟などの街並み...これらはやはり、街道に面した起源の古い集落だからと思います。
羽曳野市蔵之内にて
関連記事: 衝波除 2015.3.31.
賽(さい)の神 2015.3.16.
撮影:2015.10.19.
2015.10.20. (HN:アブラコウモリH )