上永良神明社の大シイ 愛知県西尾市

愛知県西尾市上永良町宮東の神明社境内に、スダジイの古木があります。
根元から何本かの幹が立ち上がり、多くの枝葉を横方向にも伸ばしています。
この木の案内看板は、大きな板状の石で造られた立派なものです。
神社は田園地帯の河川脇にあり、遊具がある小公園が隣接していて、ゴミらしきものなどまったく見当たりませんでした。




（撮影年月2018.1）

玉泉寺のナギ 愛知県豊橋市

愛知県豊橋市石巻町寺前の玉泉寺境内に、ナギの巨木が立っています。
お寺の広い駐車場から、この木の半球状に大きく広がっている樹冠がよく見えます。
木の近くに行くと、一つの根元から幹が枝分かれして、枝葉が丸く広がっている様子がわかります。
地面に近い枝先に、小さな黒い実が少し付いていました。

清田の大クス 愛知県蒲郡市

愛知県蒲郡市清田町に、クスノキの巨木が立っています。
この木の見学者用駐車場が、この木の200メートルほど北にありましたので、そこから木まで歩いて行きました。
木の根元部分は大きな岩のようで、迫力ある形をしています。
現在も樹勢回復事業が継続されているようで、根元周辺の地面にすだれが敷かれ、丸太で押さえられていました。
案内看板によると、明治初期まで、この一帯がクスノキの樹海であったとのことです。

牛久保のナギ 愛知県豊川市

愛知県豊川市下長山町の熊野神社に、ナギの巨木が立っています。
ＪＲ飯田線牛久保駅の近くにあり、神社は線路で二分されていて、この木と駐車場は南側にあります。
木の幹は、褐色のような樹皮が部分的に剥がれて、やや黄色の部分が現れて、模様になっています。
線路の北側の場所にもナギの木があります。

鳳来寺の傘杉 愛知県新城市

愛知県新城市門谷鳳来寺に、スギの巨木が立っています。
参道を上って、仁王門の少し上の、趣ある石段の脇にこのスギがあります。
駐車場からこのスギを見てきた間に、誰にも会うことがありませんでした。
スギの幹は通直で、樹皮もきれいでしたので、何となく安らかな時間を過ごしました。

鳳来寺のネズノキ 愛知県新城市

愛知県新城市門谷の道路脇に、ネズ（別名：ネズミサシ）の古木が立っています。
枯れたため伐られたと思われる太い幹（枝？）が何カ所かありますが、残っている幹が立ち上がって葉を付けています。
針状の葉先に触るととても痛い木ですが、これだけ大きくなると、葉に触れることはありません。

福田寺のイヌグス 愛知県設楽町

愛知県設楽町田口に、タブノキ（別名：イヌグス）の古木が立っています。
町役場の北側を通る国道257号のさらに北側の、住宅地の高い場所にあります。
根元から2つの幹が立ち上がっていますが、樹高はあまり高くありません。
標柱の解説によると、暖地性で、海岸部に多く、山地に生育して巨木になることは珍しいとのことです。

豊邦の暗樫 愛知県設楽町

愛知県設楽町豊邦（したらちょうとよくに）の山中に、アカガシの古木が立っています。
国道420号線から、東側の林道入口にある小さな案内看板を頼りに1キロメートル弱上ると、右側の路肩に案内看板があり、山道を少し下ると、この木が見えます。
若いヒノキ林の中で、根元から何本かの幹が横方向に広がっている樹形は、この木だけが特別なものであることを表しているようです。
この木の周辺に人工物は見えませんでしたが、昔から地域の人々と関りが深かったように思われました。

有洞のサワラ 愛知県豊田市

愛知県豊田市有洞町にサワラの巨木が立っています。
国道420号から細い道路をしばらく上った谷間の集落のなかに、真っ直ぐに高く聳えています。
道路脇には最近降った雪がありましたが、木のある場所からしばらく上ったところには、きれいな小川もありました。

杉本の貞観杉 愛知県豊田市

愛知県豊田市杉本町の神明神社に、スギの巨木が立っています。
この木は、道路脇の石垣の上に立っています。
根元に大きな空洞（？）があるようで、スギの樹皮を張り付けたような大きなカバーがはめ込まれていました。
木にお化粧をしているようにも見えました。