6月も終わりに近づき。夏のお彼岸もすぐそこまで来ています。
お彼岸中、お墓参りへ出向く方も多いと思います。
お墓参りは、屋外の場合が多いので一般にはよく煙の出る杉線香を使いますね。
屋外でのお墓参りなどは、煙の量が多い杉線香を使用することが多いです。
この煙で邪気を払い清めるという意味があります。
祖先が戻ってくるときに、
普段家庭で使用している匂い線香では、煙の量も少ないですし、香りも拡散して十分に行き渡らないということもあります。
ただ、お墓参りの線香に特別に決まったルールはありません。
線香には、その香りが仏様や故人の食べ物であり、コミュニケーションの場を作るともされています。
だから、匂い線香を使うほうが、仏様や故人にいい香りを食してもらうことになります。
それに一人一人が1本1本線香を供えていくと、思いが込められますからね。
束で使わない場合の本数はどうでしょうか。
宗派で違いもありますが、一般的に3本です。
仏(お釈迦様)様に1本
法(仏の教えを説いた経典)に1本
僧(仏の教えを広めるお坊さん)に1本で3本となります。
そして、先祖の方々に1本づつ、参列者が1本づつ、という具合に供えてもそれぞれ気持ちのこもったお線香が供えられることになりますね。
お墓参りを終えると、なぜかすっきりした気持ちになります。
また線香を寝かせる場合は、自分から見て左側に火がついているようにします。
気持ちを込めて行えば、何か返ってくるものがあるような気がします。
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