チョークの主成分である炭酸カルシウムは石灰岩から採取されます。地球上の豊富な天然鉱物ですから、チョークは先史時代から洞窟の絵画などに使われていたようです。その後、他の成分や顔料を混合して赤色などのチョークも作られました。芸術家たちはチョークをスケッチやドローイングに使っています。ミケランジェロによるスケッチ⇒THE MET19世紀初頭にチョークは工業化され、この頃学校の教室に黒板も登場し . . . 本文を読む
クリストとジャンヌ・クロード( Christo & Jeanne-Claude )は、夫婦であり、芸術家としての生涯のパートーナーでした。モロッコ カサブランカ生まれのジャンヌ・クロードは2009年にニューヨークで、ブルガリアのアーティスト、クリスト( Christo Vladimirov Javacheff )が昨年5月31日に死去しました。⇒Vilcek Foundation二人は1 . . . 本文を読む
お彼岸のこの時期を図ったように咲くのが彼岸花決して咲く時期を裏切らない律儀な花です。各地で彼岸花の様子が伝えられています。福岡県宮若市の犬鳴川河川公園堤防の斜面に赤が染まります⇒朝日新聞佐賀県小城市「江里山の棚田」棚田に彼岸花が似合います⇒朝日新聞
球根には毒がある。この毒はネズミやモグラなどの動物から田畑を守っているという。畔でよく見られるのは先人の知恵球根は水にさらしてお . . . 本文を読む
秋分の日お彼岸の中日(ちゅうにち)でもありますが、秋分の日は法律でこんな風に記されています。「祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ。」(⇒内閣府)お盆が過ぎて、それほど日も経っていませんが、墓参りなどにはいい機会です。この日には、秋季皇霊祭と呼ばれる歴代の天皇・皇后・皇族など、皇祖の神霊を祀る儀式が執り行われます。秋分の日は、戦前までの秋季皇霊祭に続くもので、昭和23年に秋分の日として . . . 本文を読む
雲は何を惜しむのか。満月の姿をベールで覆うように薄く広がる。月は雲のすきまを縫っては顔を出し、また隠れてしまう。雲が流れているのか、月が動いているのか常に移ろいながら、時折見せる光はよりまばゆく見える。それでも一瞬満月を見せてくれた。ずっとそのままでいるより、雲のベールの中を動いている月の姿はいつまでも見ることができる。雲に隠れた満月は不気味にも見える。日本ではその静かな風情を楽しむのが主流だが、 . . . 本文を読む
人を襲うサメとしては、ホホジロザメの名前が上がります。実際は好んで人を襲うことはないようですが、ジョーズの映画の印象やその迫力ある口や歯、姿には恐怖を覚えます。このホホジロザメに魅了された写真家もいます。アメリカのEuan Rannachanもその一人です。彼はケージに入りぎりぎりの距離でホホジロザメの写真を撮り続けます。(以下の画像 ⇒NEW YORK POST)
美しく堂々とした姿 . . . 本文を読む
荒川修作+マドリン・ギンズの住宅 「三鷹天命反転住宅 In Memory of Helen Keller」荒川修作は2010年に亡くなった。建築家の枠を超え美術塚、思想家でもある。マドリン・ギンズ( Madeline Gins )はアメリカの詩人、美術家であり荒川修作のパートナー。⇒artscape「死なないための家」、そして In Memory of Helen Keller ~ヘレン . . . 本文を読む
氷上のチェスと呼ばれるカーリング今年5月の世界選手権で来年の北京オリンピックの出場権を得ることができませんでした。12月オランダで開催される最終予選の出場チーム決定のため、ロコ・ソラーレと北海道銀行による女子代表チームの戦いが行われました。結果は、ロコ・ソラーレが2連敗の後3連勝し、代表の座を射止めました。⇒読売テレビ2勝2敗で迎えた最終5戦目は緊張感あふれる試合でした。勝利の瞬間ロコ・ . . . 本文を読む
パラリンピックがARIGATOのメッセージを最後に閉会しました。選手、スタッフ、ボランティアなどすべての人々にありがとうのメッセージです⇒産経新聞メダルに届いた選手も届かなかった選手も感動を与えてくれました。陸上男子(T52:車いす)の400mと1500mで2冠となった佐藤友祈選手⇒NHK男子400メートル決勝、残り10mでアメリカのマーティン選手を逆転したレースは圧巻でした。 . . . 本文を読む
9月は、太陽、地球、月が与えてくれる風情と祈りの行事があります。中秋の名月とお彼岸です。今年の中秋の名月は9月21日の満月の日です。秋の収穫を感謝しつつ、涼やかな秋風のなか月を見ながら風情を楽しみ、心を静める日です。傍らに、芋や栗など秋の実りを供え、ススキを稲穂に見立てて飾り、月見酒を一杯。⇒国立天文台23日の秋分は太陽が真東から昇り、真西に沈み、昼と夜の長さが同じになる日です。お彼岸の . . . 本文を読む