白檀は、ビャクダン科ビャクダン属の半寄生植物です。
半寄生植物は、自身で光合成をして必要な栄養分を作りますが
他の植物の根からも寄生して養分を吸収する植物です。
地上では自立した姿を見せますが、地上の下では他の植物の根に取りついているんですね。
Root parasite:
⇒Biology Discussion
Parasite(パラサイト:寄生植物)が他の植物(Host grass)の根からも養分を取っています。
この性質から、栽培が困難で貴重なものとなっており、国際的にも輸出規制があります。
白檀の生息地は、インド、オーストラリア、ハワイ、インドネシアなど
太平洋諸島とインド洋東部の地域にわたります。
⇒木材博物館
白檀は英名で、サンダルウッド(Sandalwood).。
白檀は、香りを持つ植物です。
その成分は、サンタロールという香り成分がもとになっています。
この成分は人工的に化合物として生成するのは困難で、人工的な白檀の香りはこれに似た化合物を使って生成しています。
自然の力はやはりすごい
⇒Wikiwand
化学式を見てもよくわかりませんが、<ーOH>が付いているのでアルコールの類の一種のようです。
白檀の木は、心材と辺材がはっきりしています。
心材には精油分が含まれており、チップにして蒸留することによりオイルが精製されます。
辺材は白く、心材ほどではないですが、香りを持っています。
仏具や扇子、香木などに利用されます。
⇒An Agriculture Pedia For Farmers You can get all the details about Agriculture.
天然素材の白檀は、独特の優しく温かい気品のある甘みな香りがいいですね。
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