おもいや

線香と数珠のお店

復活したキューピッド フェルメール

2022-01-10 15:06:35 | ◇ アート
今月22日から東京都美術館で開催予定だった「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」が新型コロナ感染拡大で延期となりました。凄まじい感染力のためとはいえ残念です。会期は4月3日までとなっています。まさかそれまでにはと思いますが、まさかのまさかがあるやもしれません。⇒東京都美術館パンフレットの表紙を飾っているフェルメールの「窓辺で手紙を読む女」は最近特に話題になった作品です。2017年からこ . . . 本文を読む

今 道子 光沢の闇の世界にあるものは

2022-01-10 00:10:43 | ◇ アート
神奈川県立美術館で開催中の「フィリア―今道子」展」⇒神奈川県立美術館魚や果物などの食材と、靴や帽子といったモノを組み合わせてオブジェを作り、自然光の下で撮影し印画紙に焼き付けるたモノクロームの作品です。摩訶不思議な奇怪で幻想的、グロテスクでもあり美しくもあり作家の独自の世界光沢の闇のような・・・・キャベツがセーターを着て椅子に座っている何か言っているような・・・・・よくあるスニーカーです . . . 本文を読む

老いてますます子供 ミッフィー65歳

2021-12-14 08:30:48 | ◇ アート
1955年生まれのミッフィーは昨年65歳を迎えました。今年ミッフィーの65歳記念展が各地を巡回してきました。現在は名古屋市で開催されています。(⇒ミッフィー展)ミッフィーの父、オランダのユトレヒトで生まれた作家ディック・ブルーナさんは2017年に亡くなっています。89歳でした。⇒BBCオランダでは、このうさぎさんはミッフィーではなく、ナインチェ(nijntje)と呼ばれています . . . 本文を読む

自然界の造形 

2021-12-08 23:00:06 | ◇ アート
風が強く、湿った空気が風によって山にぶつかり、上昇気流が発生して山の上で雲が発生します。山が笠をかぶっているように見えるので「笠雲」と言われます。先日富士山でその笠雲が発生中腹からひょいと手が出て笠雲の縁をつかんで、すっと横投げでもしそうな・・・・・⇒熊本日日新聞自然の形が何かに似ていると、不思議にワクワクするプードルが二本足で立ちあがって、おねだりしている⇒ウェザーニュースじ . . . 本文を読む

街がキャンバス ウォールアート

2021-11-16 20:57:03 | ◇ アート
今は亡き藤田まことさんの歌「十三の夜」はこう始まる。♪梅田離れて なかつを過ぎりゃ 思いで捨てた十三よ ~♪大阪淀川区にある十三は阪急電鉄梅田駅から2駅目、淀川に架かる鉄橋を越えてすぐのところ。商店街、歓楽街、住宅街と雑然とはしているが活気がある街です。淀川沿いではサッカーなど運動施設が広がり夏は花火大会も開かれる。そんな街をウォールペイントでアートの街にしよう、淀川河川敷に岡本太郎を描いた壁画が . . . 本文を読む

美術館の裏側見せます ロッテルダム 

2021-11-10 22:54:44 | ◇ アート
オランダは、ゴッホ、フェルメール、レンブラントなど世界的に有名な画家を多く輩出しており、美術館も数多くあります。ロッテルダムにあるボイマンス美術館(Museum Boijmans Van Beuningen)もその一つです。従来の落ち着いた雰囲気のある美術館の外観です。⇒Museum Boijmans Van Beuningenオランダ出身ブリューゲルの「バベルの塔」がここでは収蔵されて . . . 本文を読む

オスロのムンク美術館

2021-10-30 22:58:04 | ◇ アート
ノルウェー オスロに新しいムンクの美術館が誕生しこの10月にオープンしました。3階建ての低層部と13階建てのタワーで成る大きな美術館です。⇒MUNCH上層階の傾きは、オスロに対しての敬意を表しているということです。⇒MUNCH⇒MUNCH12階のレストランからは、オスロの市街地やフィヨルドの景色を眺めながら一日中食事を楽しむことができます。心惹かれます、⇒M . . . 本文を読む

写真家大竹英洋 夢の中でオオカミに

2021-10-19 21:58:25 | ◇ アート
今年度の第40回土門拳賞は、大竹英洋『ノースウッズー生命を与える大地ー』が受賞しました。土門拳賞は、リアリズムを追求した日本を代表する写真家土門拳(1909-1990)の業績を称えて、1981年にスタートした権威ある写真賞です。⇒KOBECCO受賞作品の展覧会が、山形県酒田市飯森山公園内の、土門拳記念館で10月16日から12月22日まで開かれます。美しい自然の中、前面に池を配し、静かにた . . . 本文を読む

作家の生み出す工芸品

2021-10-03 22:00:06 | ◇ アート
第68回日本伝統工芸展が東京日本橋三越本店から始まり各地を巡回しています。現在は名古屋栄三越で開かれています。⇒名古屋栄三越毎年素晴らしい作品が生まれてきます。甲斐 幸太郎桜拭漆器「望春」(さくらふきうるしうつわ「ぼうしゅん」)刳りもの(くりもの)と呼ばれ、木材の塊をノミや小刀、彫刻刀を使い、くりぬいて作る技法は、作家曰く「もっとも原始的な方法」刳り抜かれたものに、漆を塗って完成させます . . . 本文を読む

指で描く可能性は無限

2021-09-30 22:01:06 | ◇ アート
チョークの主成分である炭酸カルシウムは石灰岩から採取されます。地球上の豊富な天然鉱物ですから、チョークは先史時代から洞窟の絵画などに使われていたようです。その後、他の成分や顔料を混合して赤色などのチョークも作られました。芸術家たちはチョークをスケッチやドローイングに使っています。ミケランジェロによるスケッチ⇒THE MET19世紀初頭にチョークは工業化され、この頃学校の教室に黒板も登場し . . . 本文を読む