毎月、課題本を決めて読書会を開いている「おもしろ本棚」が、それぞれが最近読んだおすすめ本を発表するスピンオフの集まりを開きます。今回は、会員に限らずどなたでもご参加いただけるオープンな会です。平日夜は無理だから、毎月参加はできないから、課題本は読めないからなどなどの理由で読書会には入れないと思っている方にもぜひぜひご参加いただきたく、ご案内申し上げます。日時:3月9日 土曜日 15時15分から17 . . . 本文を読む
今回ご紹介するのは3冊です。青春時代小説と翻訳物のフィクションとノンフィクション。守備範囲の広さがおもしろ本棚会員の魅力です(自画自賛)。
『青山に在り』 篠 綾子 KADOKAWA幕末の川越藩が舞台の青春小説。青山とは死所の意。全編に清新の気がみなぎっており、読後に清涼感があふれ出てくるいい作品に仕上がっている。動乱の幕末を目線を低く設定し農兵を梃に身分格差による歪み、軋轢とそれを使用しよ . . . 本文を読む